みなさんこんにちは、のざるです。みなさんのテントにスカートはついていますか?スカートがついていると、テント内への風や外気の侵入を防ぎ、防寒、防風、雨除け効果を高めることができ、朝夕の寒暖差に悩みがちな春先や秋口のキャンプにもおすすめです。今回は、スカートのついていないテントでキャンプを試したくてスカートを自作してみることにした筆者の感想とその方法をご紹介していきたいと思います。

材料費1,000円以内でテントスカート自作にチャレンジ! 制作から取り付けまでの工程を詳しく紹介

実際に筆者が試した自作テントスカートですが、その制作から取り付け工程までを詳しく紹介していきます。

材料代は1,000円以内でおさまる

画像6: 筆者撮影

筆者撮影

自作スカートに必要な材料は、シートとクリップの2つのみです。

まず用意したのは、ユタカのODグリーンシート1.8×2.7mサイズです。

画像2: 【テントスカートの自作】1,000円以内で簡単DIY&切って挟むだけで完成! 防風・雨除け・朝夕の寒暖差対策にも便利
ユタカ #3000ODグリーンシート 1.8mx2.7m OGS02
●山間部や緑地地帯で使用の際に周囲の景観のよいODグリーンシートです。
●緑地地帯工事の養生や資材カバー。
●ハトメ数(個):10●ハトメピッチ(cm):90●幅×長さ(m):1.8×2.7●質量(kg):0.8
●色:ODグリーン●厚み:0.22mm●引張強度:縦683N/5cm、横600N/5cm●耐久期間:約1年●引裂強度:縦140N、横90N
●ポリエチレン(PE)●ハトメ:アルミ(内径:12mm)
原産国:中国
¥554
2022-03-31 14:26

いわゆるブルーシートならばなんでもよいのですが、100円ショップで売っているものはかなり薄く破れやすいのでおすすめしません。

色味も、シルバーやブラックなど様々なカラーが販売されていますが、個人的にはアウトドアにマッチする落ち着いた色味のグリーンシートがおすすめ。お値段も手ごろだったので、このカラーをチョイスしました。

オシャレなものは値段が高くなってしまいますが、テントや好みにあわせて選ぶとよいでしょう。

画像7: 筆者撮影

筆者撮影

シートを挟むために用意したのは、100円ショップで購入できるクリップです。

クリップは小さすぎると力が弱いので、口幅寸法が32mmサイズのものを購入しました。

画像3: 【テントスカートの自作】1,000円以内で簡単DIY&切って挟むだけで完成! 防風・雨除け・朝夕の寒暖差対策にも便利
コクヨ クリップ ダブルクリップ Scel-bo 個箱タイプ 大サイズ 口幅32mm 10個 黒 クリ-J33D
種類/大
口幅寸法/32
¥264
2022-03-31 14:35

Amazonなどでも販売されていますが、100円ショップのものでも十分かと思います。

画像8: 筆者撮影

筆者撮影

クリップはジッパー付きバッグにひとまとめにしておきました。

結果として材料費は、シートが554円、クリップが440円の合計994円(税込み)と1,000円以内で収まりました。

新しくテントを購入することを考えれば安いものです。

シートを縦長にカット! ハサミで簡単に切断できる

画像9: 筆者撮影

筆者撮影

シートをそのまま使うことはできないので、ほどよい長さに切断していきます。

画像10: 筆者撮影

筆者撮影

手書きですが、アメニティドームMサイズの場合の切断サイズはこんな感じです。

180cm側を5等分にし、36cm×270cmサイズのシートを5枚作成していきます。

画像11: 筆者撮影

筆者撮影

シートのサイズは誤差があるので、正確でなくとも大丈夫です。

画像12: 筆者撮影

筆者撮影

サイズを測り、五つ折りにしました。この折り目に沿ってハサミをいれると、簡単に切断できます。

画像13: 筆者撮影

筆者撮影

この時クリップで固定しておくとズレにくくなり、切りやすくなります。

画像14: 筆者撮影

筆者撮影

うまく切断できれば、かなり長めのシートが5枚できあがります。

たったこれだけでスカートの完成です! 製作時間はおよそ15分、めちゃくちゃ簡単でした

切断面は特にほつれたりする様子はなかったので、このまま使っても問題ないでしょう。

スカートをクリップで取り付けていく

画像15: 筆者撮影

筆者撮影

スカートの設置は現地で行います。

テントを設営したら、早速このシートをフライシートの裾に取り付けていきましょう。

取りつけ開始位置に決まりはありませんが、出入口のファスナーがきちんと開けられるように取り付け位置を調整しておけば問題ありません

とにかくすき間が減るように取り付けられればいいので、正しい挟み方と言えるかわかりませんが、筆者のやり方をご紹介していきます。

画像16: 筆者撮影

筆者撮影

テントの裾をシートで挟むようにしてつまみます。

挟み込むシート部分を長くとりすぎると地面から浮いてしまう可能性があるので注意してください。

画像17: 筆者撮影

筆者撮影

あとはクリップでガっと挟み込めば完成です。

画像18: 筆者撮影

筆者撮影

こんな感じの作業を、テント周囲ぐるっと行っていきます。

画像19: 筆者撮影

筆者撮影

ポイントは、スカートがきちんと地面につくことです。

浮いて隙間ができてしまうと、せっかくのスカートの効果が得られなくなってしまいます。

クリップはガッチリと挟んでくれるので、簡単に外れてしまう心配はありません。

画像: スカートをクリップで取り付けていく

角の部分は折り返しがちょっと難しかったです。

うまく折り込めない場合は、テントのポールに挟んでクリップしてもよいでしょう。

画像20: 筆者撮影

筆者撮影

また、最初からキレイに取り付けようと神経質になる必要もないと思います。

とりあえず仮でざっと周囲に取り付け、あとで位置をずらしたりクリップを増やして調整すればよいのです。

画像21: 筆者撮影

筆者撮影

初めての挑戦ということもあり、筆者も何度か微調整を繰り返しました。とは言え、挟むだけの作業なので難しいことはありません。

用意したシート5枚すべて使えば、テントを取り囲むようにぐるっと設置できます。

今回は出入口部分には取り付けなかったので、用意した5枚のシートの内4枚のみ使用しました。また、クリップは30個ほど使い、これでも十分隙間を減らすことができました。

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