材料費1,000円以内でテントスカート自作にチャレンジ! 制作から取り付けまでの工程を詳しく紹介
実際に筆者が試した自作テントスカートですが、その制作から取り付け工程までを詳しく紹介していきます。
材料代は1,000円以内でおさまる
自作スカートに必要な材料は、シートとクリップの2つのみです。
まず用意したのは、ユタカのODグリーンシート1.8×2.7mサイズです。
いわゆるブルーシートならばなんでもよいのですが、100円ショップで売っているものはかなり薄く破れやすいのでおすすめしません。
色味も、シルバーやブラックなど様々なカラーが販売されていますが、個人的にはアウトドアにマッチする落ち着いた色味のグリーンシートがおすすめ。お値段も手ごろだったので、このカラーをチョイスしました。
オシャレなものは値段が高くなってしまいますが、テントや好みにあわせて選ぶとよいでしょう。
シートを挟むために用意したのは、100円ショップで購入できるクリップです。
クリップは小さすぎると力が弱いので、口幅寸法が32mmサイズのものを購入しました。
Amazonなどでも販売されていますが、100円ショップのものでも十分かと思います。
クリップはジッパー付きバッグにひとまとめにしておきました。
結果として材料費は、シートが554円、クリップが440円の合計994円(税込み)と1,000円以内で収まりました。
新しくテントを購入することを考えれば安いものです。
シートを縦長にカット! ハサミで簡単に切断できる
シートをそのまま使うことはできないので、ほどよい長さに切断していきます。
手書きですが、アメニティドームMサイズの場合の切断サイズはこんな感じです。
180cm側を5等分にし、36cm×270cmサイズのシートを5枚作成していきます。
シートのサイズは誤差があるので、正確でなくとも大丈夫です。
サイズを測り、五つ折りにしました。この折り目に沿ってハサミをいれると、簡単に切断できます。
この時クリップで固定しておくとズレにくくなり、切りやすくなります。
うまく切断できれば、かなり長めのシートが5枚できあがります。
たったこれだけでスカートの完成です! 製作時間はおよそ15分、めちゃくちゃ簡単でした。
切断面は特にほつれたりする様子はなかったので、このまま使っても問題ないでしょう。
スカートをクリップで取り付けていく
スカートの設置は現地で行います。
テントを設営したら、早速このシートをフライシートの裾に取り付けていきましょう。
取りつけ開始位置に決まりはありませんが、出入口のファスナーがきちんと開けられるように取り付け位置を調整しておけば問題ありません。
とにかくすき間が減るように取り付けられればいいので、正しい挟み方と言えるかわかりませんが、筆者のやり方をご紹介していきます。
テントの裾をシートで挟むようにしてつまみます。
挟み込むシート部分を長くとりすぎると地面から浮いてしまう可能性があるので注意してください。
あとはクリップでガっと挟み込めば完成です。
こんな感じの作業を、テント周囲ぐるっと行っていきます。
ポイントは、スカートがきちんと地面につくことです。
浮いて隙間ができてしまうと、せっかくのスカートの効果が得られなくなってしまいます。
クリップはガッチリと挟んでくれるので、簡単に外れてしまう心配はありません。
角の部分は折り返しがちょっと難しかったです。
うまく折り込めない場合は、テントのポールに挟んでクリップしてもよいでしょう。
また、最初からキレイに取り付けようと神経質になる必要もないと思います。
とりあえず仮でざっと周囲に取り付け、あとで位置をずらしたりクリップを増やして調整すればよいのです。
初めての挑戦ということもあり、筆者も何度か微調整を繰り返しました。とは言え、挟むだけの作業なので難しいことはありません。
用意したシート5枚すべて使えば、テントを取り囲むようにぐるっと設置できます。
今回は出入口部分には取り付けなかったので、用意した5枚のシートの内4枚のみ使用しました。また、クリップは30個ほど使い、これでも十分隙間を減らすことができました。