みなさんこんにちは、のざるです。みなさんのテントにスカートはついていますか?今回は、テントスカートの必要性について解説します。また、テントスカートを材料費1,000円以内で自作した方法も解説しますので「テントにスカートって必要なの?」「スカートがついていないテントを使っている」という方はぜひ参考にしてくださいね。
テントスカートとは? フライシート下部の隙間を埋めてくれるパーツ

筆者撮影
今回自作していくテントスカートとは、テントのフライシート下部に取り付けられている、ヒラヒラとした部分のことです。
スカートが付いていない構造のテントも少なくないため、「テントスカートって必要なの?」と感じる方も多いでしょう。
結論、快適にキャンプを楽しみたいなら、テントスカートはあったほうがいいです。
まずはテントスカートのメリット・デメリットをチェックしていきましょう。
メリット:テント内を快適に保てる
テントスカートがついていると、テント下部の隙間から吹き込む冷気を防いで、テント内を暖かく保つことができます。
室内でもすき間風を防ぐためにカーテンを長めにしたり、すき間風防止用のグッズを取り付けたりすることがありますが、テントスカートは同じ役割を果たしてくれます。
夏場でも、雨や虫や土埃などが入りにくくなったり、インナーテントが直接風を受けなくなったりするというメリットがあります。
デメリット:値段や汚れが気になるかも
テントスカートそのものにデメリットはないように思えますが、スカート付きのテントはついていないものに比べると少し値段が高い場合があります。
また、地面への接地面が多くなるので汚れやすくなり、濡れてしまうと乾かすのが少々大変です。
「スカートを自作すればお気に入りテントで冬キャンできるかも!?」という思いから始まったDIY

筆者撮影
筆者は現在、スノーピークのアメニティドームMサイズとDODのカマボコテント2を所持しています。
カマボコテント2にはテントスカートがついています。
寒い時期はカマボコテント2をメインにキャンプしていますが、室内が広いので温めるのが大変です。
さらにテント本体が大きいため、結露や雨で濡れた場合に本体やスカート部分を乾かすのに苦労していました。

筆者撮影
その反面、アメニティドームなら設営撤収も早く、カマボコテント2に比べて乾きも早いんです。
ただしスカートがついておらず裾の隙間も多いため冷気の侵入が多く、冬場には向いていません。
スカート付きのコンパクトなテントを購入しようかとも考えましたが、アメニティドームはお気に入りなので、使いたいのです。
なにより、テントを増やしては自宅での収納場所にも困ります。
それならばアメニティドームにスカートを取りつければ、テント内も暖かくできて設営撤収も楽になるんじゃないかと考えました。
そこで、アメニティドームに取り付けるスカートを自作することを決意しました!
アメニティドームに自作スカートを設置! その効果はどうだった?

筆者撮影
まず結論から申し上げますと、「自作スカートでも十分防寒対策ができる!」と感じました。
写真が、自作スカートを取り付けた完成形です。
受付で見た時の温度計は6℃。しかも雨が降っていたので体感気温はかなり寒かったです。

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取り付け前はかなり隙間が空いています。この隙間から冷気がガンガン侵入してきますし、テント内もかなり寒かったです。
隙間があると、地面からの水ハネが中に入ってインナーテントにかかってしまったりすることも。
そして家族からは「寒い!!」とお叱りの声が……。
スカートを装着すると、風の侵入が軽減され、それだけでもかなり寒さが軽減されたようです。
もちろんセラミックファンヒーターをインナーテント内に設置したり、ダウンジャケットを着るなどの防寒対策は行っていますので、結果としては昼夜問わずに暖かく過ごすことができました。
室温計を忘れてしまったので正確な温度は計れませんでしたが、スカートがあるおかげで冷気の侵入を防ぎ、普段よりも暖房効果はかなり良かったと感じました。
材料費1,000円以内でテントスカート自作にチャレンジ! 制作から取り付けまでの工程を詳しく紹介
実際に筆者が試した自作テントスカートですが、その制作から取り付け工程までを詳しく紹介していきます。
材料代は1,000円以内でおさまる

筆者撮影
自作スカートに必要な材料は、シートとクリップの2つのみです。
まず用意したのは、ユタカのODグリーンシート1.8×2.7mサイズです。
いわゆるブルーシートならばなんでもよいのですが、100円ショップで売っているものはかなり薄く破れやすいのでおすすめしません。
色味も、シルバーやブラックなど様々なカラーが販売されていますが、個人的にはアウトドアにマッチする落ち着いた色味のグリーンシートがおすすめ。お値段も手ごろだったので、このカラーをチョイスしました。
オシャレなものは値段が高くなってしまいますが、テントや好みにあわせて選ぶとよいでしょう。

筆者撮影
シートを挟むために用意したのは、100円ショップで購入できるクリップです。
クリップは小さすぎると力が弱いので、口幅寸法が32mmサイズのものを購入しました。
Amazonなどでも販売されていますが、100円ショップのものでも十分かと思います。

筆者撮影
クリップはジッパー付きバッグにひとまとめにしておきました。
結果として材料費は、シートが554円、クリップが440円の合計994円(税込み)と1,000円以内で収まりました。
新しくテントを購入することを考えれば安いものです。
シートを縦長にカット! ハサミで簡単に切断できる

筆者撮影
シートをそのまま使うことはできないので、ほどよい長さに切断していきます。

筆者撮影
手書きですが、アメニティドームMサイズの場合の切断サイズはこんな感じです。
180cm側を5等分にし、36cm×270cmサイズのシートを5枚作成していきます。

筆者撮影
シートのサイズは誤差があるので、正確でなくとも大丈夫です。

筆者撮影
サイズを測り、五つ折りにしました。この折り目に沿ってハサミをいれると、簡単に切断できます。

筆者撮影
この時クリップで固定しておくとズレにくくなり、切りやすくなります。

筆者撮影
うまく切断できれば、かなり長めのシートが5枚できあがります。
たったこれだけでスカートの完成です! 製作時間はおよそ15分、めちゃくちゃ簡単でした。
切断面は特にほつれたりする様子はなかったので、このまま使っても問題ないでしょう。
スカートをクリップで取り付けていく

筆者撮影
スカートの設置は現地で行います。
テントを設営したら、早速このシートをフライシートの裾に取り付けていきましょう。
取りつけ開始位置に決まりはありませんが、出入口のファスナーがきちんと開けられるように取り付け位置を調整しておけば問題ありません。
とにかくすき間が減るように取り付けられればいいので、正しい挟み方と言えるかわかりませんが、筆者のやり方をご紹介していきます。

筆者撮影
テントの裾をシートで挟むようにしてつまみます。
挟み込むシート部分を長くとりすぎると地面から浮いてしまう可能性があるので注意してください。

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あとはクリップでガっと挟み込めば完成です。

筆者撮影
こんな感じの作業を、テント周囲ぐるっと行っていきます。

筆者撮影
ポイントは、スカートがきちんと地面につくことです。
浮いて隙間ができてしまうと、せっかくのスカートの効果が得られなくなってしまいます。
クリップはガッチリと挟んでくれるので、簡単に外れてしまう心配はありません。

角の部分は折り返しがちょっと難しかったです。
うまく折り込めない場合は、テントのポールに挟んでクリップしてもよいでしょう。

筆者撮影
また、最初からキレイに取り付けようと神経質になる必要もないと思います。
とりあえず仮でざっと周囲に取り付け、あとで位置をずらしたりクリップを増やして調整すればよいのです。

筆者撮影
初めての挑戦ということもあり、筆者も何度か微調整を繰り返しました。とは言え、挟むだけの作業なので難しいことはありません。
用意したシート5枚すべて使えば、テントを取り囲むようにぐるっと設置できます。
今回は出入口部分には取り付けなかったので、用意した5枚のシートの内4枚のみ使用しました。また、クリップは30個ほど使い、これでも十分隙間を減らすことができました。
自作スカートを使って感じたメリット・デメリット
かなりの低予算で簡単に制作できる自作スカート。チャレンジしてみて感じたメリットとデメリットを紹介します。
メリット
- 低予算で作れる
- 着脱できるため乾かしやすい
- 着脱できるため朝夕の気温差が激しい春先や秋口にも有効
- 必要のない夏は外しておける
最も大きなメリットは、やはりなにより低予算で制作できるということです。スカート付きのテントに買い替えるよりもかなり安く済みます。
また、クリップで装着するので、着脱が簡単です。汚れたり濡れたりしても、取り外せばテントとは別で乾かしやすいのがかなり良かったです。
また、朝夕の温暖差が激しい春先や秋口にも有効です。日中は取り付けず、夜だけ取り付けても良いと思います。
スカートを必要としない夏は外しておけるのも嬉しいポイントです。
デメリット
- 密閉はできない
- 見た目が良くない
- ペグダウンはできない
あくまでもクリップで挟むだけなので、もともとスカートの付いているテントと比べると密閉率が下がるのがデメリット。
テントと色違いのシートを取り付けるので、デザインを損ねる可能性もあります。テントデザインを損ねたくない場合はおすすめできません。
今回はグリーンを使いましたが、ベージュカラーのシートを使えばアメニティドームも少し見た目が良くなるかもしれませんね。

クリップはガッチリついているので風で外れてしまう心配はありませんでしたが、シートは一部にハトメがあるものの全体にはないので、ペグダウンはできません。
どうしてもペグダウンしたい場合は、自分でハトメを取りつけるか、見た目を気にせず直接ペグを打つしかないですね。
自作テントスカートの効果は高い! 気になる方は試してみて

筆者撮影
キャンプに慣れてくると、ちょっと寒い時期でもキャンプに行きたくなってきます。
もちろん暖房器具やダウンジャケットなどの防寒対策は必須ですが、テントへの冷気侵入を防ぐだけでもかなり体感温度は変わってきます。
スカート付きのテントを買うか迷っている方や、朝夕の寒暖差に悩んでいる方に少しでも参考になれば幸いです。
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