使い心地が抜群! ワークマンの2022年新製品『フュージョンダウンシュラフ』はこんな人におすすめ
ワークマンのフュージョンダウンシュラフがどんな人におすすめなのか。また、どんな使い方に向いているのかをまとめてご紹介します。
コンパクトで暖かい寝袋を探している人
やはりコンパクトで冬にも使える寝袋を探している人には、フュージョンダウンシュラフをおすすめしたいです。
4℃くらいまでなら、服装を調整するだけで快適に寝られます。マミー型なので少し狭くはなりますが、中に毛布を入れて使えば0℃付近でも眠ることができました。
収納袋に入れることで、長さ35センチほどと超コンパクトになるので「できるだけコンパクトな寝袋がほしい」と考えている人にはぴったりです。
鞄に入れられるサイズで冬でも使える寝袋は多くないですからね。ただ、北海道のような寒冷地だと冬に使用するのは厳しく、寒冷地で使用する場合は春秋用の寝袋になると思います。
こまめに洗濯できる寝袋を探している人
フュージョンダウンシュラフは「寝袋はこまめに洗いたい」という人にもおすすめです。
私は頻繁に洗うタイプではありませんが、それでもできればワンシーズンに数回は洗いたいです。とはいえ、コインランドリーに持っていくのは手間ですし、クリーニングに出すにはお金がかかります。
その点、ワークマンのフュージョンダウンシュラフは自宅で洗濯でき、ハードな使い方ですぐに汚してしまう人やこまめに洗濯したい人には本当におすすめです。
公式では手洗いや弱いウェットクリーニングが推奨されていますが、実は筆者は自宅の洗濯機で丸洗いしています。
洗濯機での洗濯はワークマンが推奨している方法ではないので、性能が落ちてしまう可能性があります。手洗いモードやドライモードだとしても、洗濯機での丸洗いは自己責任で試すようにしてください。
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軽いダウンの寝袋が欲しいと思っている人
化繊の寝袋とダウンの寝袋、どっちもメリットデメリットがあります。一概にどちらがいいとは言い切れませんが、同じ暖かさであればダウンのほうが軽くてコンパクトになります。
しかし、ダウンの寝袋は化繊の寝袋よりも高価なので悩ましいところ。
フュージョンダウンはダウンに近い使用感でありながらも、コストが多少抑えられています。まったくダウンと同じとはいえませんが、ダウンの寝袋を探している人にとっては選択肢の一つになると思います。
高性能だけど万能じゃない! ワークマン『フュージョンダウンシュラフ』の気になるポイント
ワークマンのフュージョンダウンシュラフはとても高性能で魅力的な製品ですが、万能ではありません。
苦手なシーンや向いてない使い方など、気になるポイントを紹介していきます。
お手頃価格だけど圧倒的に安いわけじゃない
フュージョンダウンシュラフは7,800円(税込)と、同等性能の寝袋の中では比較的お手頃な価格です。しかし、フュージョンダウンシュラフよりも安い寝袋もあるため、「これ以上安い寝袋はない!」というわけではありません。
価格を最優先に考えている場合には、フュージョンダウンシュラフ以外の選択肢もあると思います。化繊のタイプだと5,000円以下でも探せますからね。
「とにかく価格重視で寝袋を選びたい」という人は、他の安い製品もチェックしてみるようにしましょう。
▼安い寝袋がほしい人はこちらをチェック!
マミー型なので人によっては窮屈に感じるかも
寝袋の好みは人によって違います。特に形状については、マミー型と封筒型で好みが大きく分かれるところではないでしょうか。
フュージョンダウンシュラフはマミー型なので、動きやすい封筒型が好きだという人には向いてないです。
やはり足下は少し狭いですし、寝返りもややうちにくいので、足元まで広く使いたい場合は他の寝袋を検討した方が良いと思います。
▼他の寝袋も検討したい人はこちらもチェック!
寒冷地の冬を単体で乗り越えるのは難しい
フュージョンダウンシュラフはいくら暖かいとはいえ、快適温度は4℃と、極寒を耐えられるほどの暖かさではありません。
4℃を下回る気温のなかでは、服を着込むか毛布を使わないと一晩ぐっすり眠れないケースもあると思います。
私が実際使ってみた感想も「4℃〜15℃くらいの気温で快適に使える」という印象でした。
0℃付近になると中にもこもこのフリースを着込むか毛布が必要で、-5℃を下回るような場合は電気毛布でも使わなければ厳しそうです。
氷点下を下回るような寒さの場合には、より低い気温に耐えられる寝袋の検討をおすすめします。
▼寒冷地の冬用寝袋を探したい人はこちらもチェック!
軽くてコンパクトなのに暖かい寝袋!自宅で洗えるのも魅力のワークマン『フュージョンダウンシュラフ』
今回のワークマンのフュージョンダウンシュラフは、-20℃の極寒の地で使えるわけではないですし、価格だけみれば特別安いというわけではありません。
しかし、軽くてコンパクトなうえに寒冷地以外なら冬でも使える性能。同性能の製品に比べて比較的お手頃な価格なので、コスパは非常に高いと感じます。
北海道では、雪の降る真冬にはフュージョンダウンシュラフだけで一晩眠るのはさすがに厳しいものの、春や秋なら単体でも問題なく使えそうです。
水をはじき汚れにくく、もし汚れても丸洗いが可能なので、アウトドアでハードに使える点も魅力的。私もキャンプや車中泊で今後も使っていきたい、おすすめの寝袋です。
フュージョンダウンシュラフは2022年2月22日の発売以降、非常に人気で品薄です。しかし、ワークマンの発表会で聞いた話によると、随時オンラインストアに追加されるようなので、売り切れでもこまめにオンラインストアをチェックすると手に入るかもしれませんよ。