ビンテージキャンプギア好きのアメリカ在住ライター舟津です。レトロブームで昭和に流行った商品に注目が集まっていますが、キャンプギアもレトロなモノを取り入れるキャンパーが増えつつあります。そんな「アンティーク」なものが再評価されていますが、冬キャンに活躍する石油ストーブもレトロスタイルが人気に!今回はビンテージアラジンブルーフレームヒーターをレビュー。昔のモノは使いやすいのか?使用感や扱い方をレポートします。
ビンテージ物はレストアが必須
ビンテージアラジンブルーフレームは、昔から日本で販売されていたこともあり、現在も日本でビンテージのモノを手に入れることができます。
▼ビンテージアラジンブルーフレーム
ただし、ビンテージキャンプギアには古いものは1960年代と50年以上前のモノもあり、レストア(使えるよう整備すること)が必要。
ハゲや錆でペイントが取れているモノも多く、再ペイントをする人もいますが、我が家はレトロ感をそのままにしたかったため、再ペイントせず、外見は錆をとって磨くのみ。
このビンテージアラジンブルーフレームヒーターは作りが単純なので、夫がYouTubeを見ながら、レストア。
中からトカゲの干からびたミイラが出てきてびっくりしましたが、そんな年季が入っているモノをまた使えるようにすることはエコであり、昔のギアは素人でもレストアしやすいところも魅力です。
アラジン石油ストーブ「ブルーフレーム」の消耗品
レストアをしていく中で、消耗品を買い換えることが必要になることも。
アラジンブルーフレームの消耗品は以下の2つになります。
消耗品その1・ストーブの「芯」
アラジンのブルーフレームヒーターは作りが単純なため、古いものでも手入れをすれば長く使えますが、芯は消耗品。
ただし、型によって芯が異なります。ただし、芯は3000円前後と決して安くはなく、また、実店舗で販売されているところは少なく、我が家はネットで購入。
値段は結構高いですが、丁寧に使えば数年使うことができます。(使用頻度により異なります)
消耗品その2・のぞき窓(窓雲母)
また、火の状態が外から見られるのぞき窓(窓雲母)も、古いものは破れたり、曇っていたりしているので取り換えが必要な場合があります。