「もつ煮込み」という存在は、都市部では居酒屋のメニューで見かける程度かもしれません。しかし、群馬県では違います。もつ煮込み専門の店があり、また定食屋に入れば必ずといっていいほどもつ煮込み定食があります。そんなもつ煮込み大国群馬県でもつ煮込みを食べ続けてきた筆者が、もつ煮込み好きが満足することはもちろん、もつ煮込み嫌いでも食べられる絶品レシピをご紹介します。
もつ煮レシピの基本!どのもつを選べばいいの?そんな疑問に答えます!

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そもそも「もつ」ってなんなんだ!いろいろ種類があるけれどどれを買えばいいのかわからない!そう思った人もいるかと思いますので解説します。
「もつ」とは臓物(内蔵)のことです。臓物の総称を「もつ」と呼びますが、一般的には量の多い大腸、小腸のことを指すことが多いようです。ちなみに、ホルモンは「捨てるもの(ほおるもん)」からホルモンと呼ぶようになったとか。
あと、特殊な話ですが、一部地域では昼飯のことを「スコップ洗い」と呼ぶ年配者もいます。大昔の工事現場で、スコップを鉄板代わりに使ってホルモンを焼いて食べていたことから「スコップ洗い」と呼んでいるそうです。
臓物関係でいろんな隠語があって面白いですね。
話を戻すと、もつ煮込みに使用するもつは、一般的には豚の白もつ(大腸、小腸)を使用することが多いです。
豚の白もつに比べると手に入りにくいですが、牛のもつ(大腸、小腸)を使ってもつ煮込みを作ると、豚より臭みが少なく美味しく作ることができます。是非、牛のもつが手に入った時はチャレンジしてみてください。
