FORCLAZ (フォルクラ)「TREK500 5°」シュラフの魅力を徹底レビュー!
「TREK500 5°」はどんなシュラフなのか?その魅力を4つ、紹介していきましょう。
魅力1:収納サイズがコンパクト! 人数が多いほど意味が出てくるサイズ感!
「TREK500 5°」は登山向けを意識しており、収納サイズは極力小さくしています。
ダウンシュラフには敵わないまでも、化学繊維シュラフとしてはかなり小さな収納サイズだと思います。
非常に小さくはなるのですが、収納の方法はむしろ簡単で、丁寧にクルクル巻いていくのではなく、ダウンシュラフがそうであるように、端から収納バッグにどんどん詰めていく感じです。さらにコンプレッション用のベルトが3本あり、これを締め上げることでグッと圧縮できます。
シュラフというのは意外に積載問題に影響しがちな荷物で、特に封筒型の夏用シュラフは、思った以上に収納サイズが大きいのですが、「TREK500 5°」ならその点安心です。
小さくなるのはこのコンプレッション用ベルトに拠るところが大きく、元々の収納バッグのサイズ自体がそこまで小さいわけではありません。ですので、シュラフの片付けに慣れていない方や、力のない方でも、「どうしてもしまうことができない」というトラブルに見舞われるリスクも小さくなっています。
ご家族で3つとか4つのシュラフを揃えたとき、そのサイズ感の恩恵を感じやすいと思います。
魅力2:左右2か所にファスナーがあるので2つのシュラフを連結可能!
「TREK500 5°」はマミー型としては珍しい、左右に二つのファスナーを設けた構造です。
2か所ともファスナーを全開にすると、最初の画像のような開き方ができますが、これは同時に開けられるのがよい、というより、左右どちらが利き手でも開閉しやすいのがメリットに感じます。
2つの「TREK500 5°」がある場合、ファスナー同士を組み合わせることで、動画のようにシュラフ同士の連結ができます。
こうすることで、お子様との一緒のシュラフで寝ることができるなど、特にファミリーキャンプで役立つ場面が出てきます。
魅力3:足元も開くタイプのファスナー採用! 暑いときは熱を逃がすのに便利な構造!
「TREK500 5°」は左右2ヵ所のファスナーがいずれも、画像のようなダブルファスナーになっています。(ダブルファスナーが2ヵ所なのはちょっとややこしいですね)
ダブルファスナーは上からも下からも開けられるので、夏場などは足元を開けて涼しい風を入れて眠ることができます。
また、湯たんぽを入れたいときなども足元から入れれば簡単ですので、ダブルファスナーのメリットはかなり大きいですね。
魅力4:肌ざわり良し、洗濯もできてぐっすり眠れる快適素材!
「TREK500 5°」の材質は100%ポリエステルということですが、内側はあまりゴワゴワとした感じがなく、かといって妙な繊維感もなく、柔らかで気持ちの良い肌ざわりです。個人的な感想にはなってしまいますが、シュラフとしての寝心地が単純にかなりよく、ぐっすりと快眠することができました。
肌ざわりの好みは個人差があるのですが、ただこのシュラフは洗濯機での丸洗いが可能です。汗を吸ってそのままのシュラフは、乾いた後もベタっとした肌ざわりでなんとも寝苦しいのですが、定期的に洗濯をすればその点は解消できます。
使用後は洗濯機で洗ってよく天日で乾燥させましょう。それだけで眠りがまるで違いますよ。
FORCLAZ (フォルクラ)「TREK500 5°」がオススメな方
シュラフ「TREK500 5°」はこんな人にオススメです。
これからファミリーキャンプを始めたい方!
「TREK500 5°」は冬以外の3シーズン(春、夏、秋)使え、収納サイズは小さく、収納も簡単。しかもお値段もお求めやすいので、これからファミリーキャンプを始めたい人にとってはかなりおすすめできると思います。
初心者にとって、テントなどは好みの問題もありますが、寝具に関しては性能と金額のバランス感こそ大きいですし、ほとんどの要素で「TREK500 5°」は初心者が満足できるシュラフになっています。
二つのシュラフを連結できる点も魅力です。小さなお子様はシュラフで寝るのが苦手なことが多いのですが、二つを繋げることで内部が広くなり、また、お母さんと同じシュラフで眠れるという安心感も出てきます。
積載量と常に相談をしながらキャンプをしている方
シュラフはダウンシュラフならともかく、化学繊維のものは収納時のサイズがかなりかさばりがちで、積載量に与える影響が大きい存在です。
毎度荷物を必死に詰め込んでいる、というような方には「TREK500 5°」がおすすめです。
特に夏場は一般的な封筒型シュラフよりもかなりスペースが稼げます。たかがシュラフといっても、3つも4つも持っていくとなるとこの差はかなり大きいので、特に大家族で積載に悩んでいる人には、「TREK500 5°」への切り替えも検討していいのではと思います。