キャンプだけでなく、人との接触が少なく旅行ができる方法としても、ますます注目を集める車中泊。今回は、車中泊キャンパーである筆者が考える「車中泊に最適な車の選び方」について解説していきます。車中泊で使う車を選ぶときのポイントや、筆者おすすめの車種など、これから車中泊を始める人にとって参考になる内容となっています。すでに車中泊をしている人も、ご自身の愛車の特徴と比べて楽しみながら読んでみてくださいね。

筆者が選ぶ車中泊におすすめの車8選! それぞれの車種の特徴も解説

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ここからは、車中泊におすすめの車種を8台ご紹介。ここまでに解説した車中泊の車の選び方のポイントを踏まえ、筆者が厳選しました!

※紹介している荷室長などはグレードによって多少異なる可能性があります。購入を検討する際には、公式サイトの情報もご確認ください。

車中泊におすすめの車種【1】トヨタ『ハイエース』

車中泊におすすめの車種1つ目は、トヨタの『ハイエース』です。ハイエースは、バンライフでもおなじみの車種ですね!

ハイエースの荷室は、長さ3,000mm×幅1,520mmと、2人での車中泊も可能な広さ。

また、荷室高は1,320mmもあるため、座って過ごしても頭が天井にぶつかることなく、快適に過ごせます。

また、アウトドアでの人気も高く、ハイエースをベースとしたキャンピングカーを作成しているメーカーもあるほど。さらに、純正品・社外品ともに、サンシェードやベッドキットなど、カスタム製品も充実しています。

ハイエースの気になる点としては、車体の大きさです。大きな車の運転経験がない人だと、少し不安があるかもしれません。

また、車体の上にキャリアやルーフテントを積むことを考えている場合は注意が必要。ショッピングモールなどの立体駐車場は、高さ制限が2.1m~2.3mとなっている場合が多いため、キャリアやルーフテントを積んだ状態だと高さ制限に引っかかってしまう可能性が考えられます。

これらの気になる点を許容できる人であれば、ハイエースは車中泊にピッタリの車となることでしょう!

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車中泊におすすめの車種【2】日産『NV350キャラバン』

車中泊におすすめの車種、続いて紹介するのは日産の『NV350キャラバン』です。NV350キャラバンもバンライフで人気の車種となっています。

NV350キャラバンの荷室は、長さ3,050mm×幅1,520mm×高さ1,325mmと、ハイエースよりやや大きめ。ハイエースと同様に、2人での車中泊も快適に過ごせそうな広さです。

また、日産の公式サイトでは、車中泊関連の写真も充実。純正の車中泊向け・キャンプ向けオプションも紹介されており、アウトドア好きならば、ワクワクしながら楽しめる内容となっています。

ただし、NV350キャラバンは、ハイエースと同様に車体の大きさが気になるポイント。

大きな車での車中泊やバンライフを想定している人であれば、ハイエースかキャラバンのどちらかが有力候補となりますね!

車中泊におすすめの車種【3】日産『NV200バネット』

車中泊におすすめの車種、3つ目にご紹介するのは日産の『NV200バネット』です。NV200バネットは、同じ日産の『キャラバン』よりも少し小型の商用バンとなります。

NV200バネットは、2人乗りのグレード(DX2人乗り)であれば、荷室長2,040mm×幅1,500mm×高さ1,315mmと、車中泊にバッチリの広さ。

また、ハイエースやキャラバンと比べると、少しだけ車体が小さくなるため、大きな車の運転に不安がある人でも安心です。

さらに、NV200バネットには、マルチベッド(純正のベッドキット)を搭載したグレードも。マルチベッドを搭載したグレードであれば、ツートンカラーの可愛らしいデザインを選ぶことも可能となっています。

ただ、残念ながらマルチベッドの長さは1,720mmと、体格によって制限が出てしまう可能性がある点に注意してください。

1,720mmでも問題ない小柄な体格の人や、ボディカラーや車内での快適さにもこだわりたい人にとっては、かなり魅力的なオプションになりますよ。

車中泊におすすめの車種【4】スズキ『ハスラー』

続いてご紹介するのは、スズキの『ハスラー』。2019年12月24日のフルモデルチェンジで室内空間が広くなり、車中泊でより使いやすくなりました。

ハスラーの最大の魅力は高いデザイン性。カラーバリエーションが豊富なことに加え、ツートンカラーも選べるため、見た目にこだわりたい人にピッタリです。

可愛い見た目とは裏腹に、グレードによってはターボエンジンや4WDなどの走行性能もバッチリ。走行性能の高さから、アウトドアでも安心して使用できる軽自動車です。

車中泊におすすめの車種【5】スズキ『ジムニー』

画像: 車中泊におすすめの車種【5】スズキ『ジムニー』

フルモデルチェンジ以降、大人気が続いている車種です。

ジムニーの魅力は、本格的な4WD車で高い走破性が備わっていること。四角く無骨さを感じるデザインも相まって、車中泊キャンプではもっとも映える軽自動車といっても過言ではありません!

スズキの公式ホームページでは、ジムニーでの車中泊スタイルを提案しているページもあります。カッコ良い車中泊を目指している人は、まずはジムニーを検討してみてはいかがでしょうか?

車中泊におすすめの車種【6】スズキ『エブリイワゴン』

車中泊におすすめの車種、6つ目にご紹介するのは、スズキの『エブリイワゴン』です。

エブリイワゴンは軽自動車ですが、室内長2,240mm×幅1,355mm×高さ1,420mm(ハイルーフ車)と、1人での車中泊には十分な広さ。フルフラットになるので、足を伸ばしてゆっくりとくつろげるのも魅力です。

また、エブリイワゴンのアクセサリーカタログを確認すると、驚くほど車中泊グッズが充実。サンシェードやカーテン、床に敷くクッションや二段ベッドまで、エブリイワゴンの空間を最大限生かせる内容となっています。

また、人気アウトドアブランドのogawaとコラボした『カータープ』も用意されています。車中泊キャンプを楽しんでいる人は、ぜひチェックしてみてくださいね。

エブリイワゴンの気になる点としては、床が完全なフラットにはならないこと。人によっては、倒したシートの段差が気になってしまうかもしれません。

シートの段差が気になる人は、同じくスズキの商用車である『エブリイ』を選択するのもおすすめ。エブリィは商用車であるため、内装・外装はシンプルなつくりですが、荷室は広々と作られています。

エブリイの荷室は、2名乗車時でも長さ1,910mm×幅1,385mm×高さ1,240mmと十分な広さ。また、助手席を倒せば荷室長は2,640mmまでアップします。

さらに、荷室の床はフラットであるため、段差を気にせずに眠れるのがポイント。

エブリイワゴンとエブリイは維持費が安く抑えやすいというメリットもあり、車中泊を検討している人には、かなりおすすめできる車種です。

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車中泊におすすめの車種【7】ダイハツ『ハイゼットカーゴ』

車中泊におすすめの車種、7つ目にご紹介するのは、ダイハツの『ハイゼットカーゴ』。

ハイゼットカーゴは、先ほどご紹介したスズキのエブリイと同様に軽自動車かつ商用車であり、維持費を安く抑えられるのが嬉しい車種です。

荷室は長さ1,860mm×幅1,315mm×高さ1,235mm(ハイルーフ車、2名乗車時)と、これまでにご紹介した車種に比べるとやや狭いですが、1人での車中泊には十分な広さです。

また、ハイゼットカーゴの荷室は床がフラットになるので、段差を気にせずに眠ることができます。

気になる点としては、内装・外装ともにシンプルであるため、車の見た目も重要視したい人にとっては物足りなさを感じるかもしれません。

そのぶん、内装をDIYで自分好みにしたいという人にとっては、作業し甲斐のある車かもしれませんね!

車中泊におすすめの車種【8】ホンダ『Nバン』

車中泊におすすめの車種、8つ目にご紹介するのは、ホンダの『Nバン』。Nバンも軽自動車かつ商用車であり、維持費を抑えたい人にはぴったりの車種です。

Nバンの荷室は、長さ1,510mm×幅1,390mm×高さ1,365mmと、広さはあるものの長さが小さめ。

ただ、助手席を倒すことで、最大の長さが2,635mmと大幅にアップ!1人の車中泊には十分な広さを確保することができます。

また、Nバンの公式サイトには「Nバンを使いこなそう」と題したページも。

車中泊の実例や、キャンプグッズとの組み合わせ方などが紹介されているので、これから車中泊を始める人がイメージを抱きやすい内容になっています。

さらにNバンは、「+STYLE FUN」というグレードにすると、豊富なボディカラーの中からお気に入りのカラーを選ぶことが可能。

ポップな見た目が可愛らしいデザインとなっており、商用車特有のシンプルな外装が苦手という人にもおすすめできる車種となっています。

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