【ジンギスカンの肉】安いものでも美味しい! 面倒なら味付き冷凍肉がオススメ!
焼肉やステーキだと、「高い肉=うまい肉」というのが一般論ですが、ジンギスカンの場合、肉の質や価格は、牛や豚、鶏ほどは味に影響しません。安い肉を買って来ても、結構美味しく食べられます。
ジンギスカン用の肉は、冷凍の味付けされた肉や、生のラムロールなど、さまざまな種類が売られています。基本的には何を選んでもよいですが、一般的にはマトンよりラムのほうが万人受けはすると思います。
生の場合、焼肉のようにジンギスカン用のタレに焼いた肉をつけて食べてもいいし、自分で下味をつけてから焼いても構いません。
手っ取り早いのは味付けされた冷凍肉です。「運河焼肉」「松尾ジンギスカン」などが有名です。
解凍してから焼きますが、冷凍のままクーラーボックスに入れておけば道中の保冷剤になりますし、夏場なら1~2時間もあれば自然解凍できるので使いやすいです。味も本格的で、お子様が苦手なくさみも少なめです。
生肉をそのまま焼く場合は、スーパーの焼肉のタレコーナーにあるジンギスカンのタレを買っておきましょう。
定番は「ベルのたれ」です。フルーティで酸味とコクにあるこの味わいは独特で、普通に焼肉に使ってもおいしいです。
生肉を自分で下味をつける場合、以下のレシピを参考にしてみてください。牛乳を入れることで、羊肉特有の臭みを消しています。
【漬け込み用ダレ ラム400g~600g=2~3人前】
- 牛乳 …100ml
- 赤ワイン …100ml
- 醤油 …大さじ3
- ウスターソース …大さじ3
- すりおろしリンゴ …1/2個
- すりおろしタマネギ …1/2個
- 砂糖 …大さじ1/2
- はちみつ …大さじ1/2
- チューブニンニク …3cm程度
- チューブショウガ …3cm程度
こちらに1時間~1晩ぐらい羊肉を漬け込んでおいてみてください。ジップロックなどに入れて漬け込んでおき、そのままキャンプ場まで持っていけば、あとは焼くだけ。これも簡単ですね。
もちろん味付けはいろいろと工夫をしてみても構いません。ジンギスカンって結構懐の広い料理だと思いませんか?
【ジンギスカンの用意】カット野菜があると簡単! 炭火で作るとより美味しい!
ジンギスカン鍋とお好みの羊肉を用意したら、あとは野菜と火を入れるための熱源ですね。
野菜はスーパーならどこでも売っているカット野菜が簡単です。もやし、キャベツ、ニンジン、ピーマン、タマネギなどが入っている「焼きそば用」あるいは「バーベキュー用」がベスト。とはいえ、この辺はお好みで構いません。
コストを抑えたいならもやしだけでも構いませんし、我が家の場合は子供の好きなカボチャ、あとはパックのゆでトウモロコシなども用意していきます。
トウモロコシは既に加熱済みなので、表面に焼き色を付けて、醤油やジンギスカンのタレをつければ簡単に美味しく食べられます。
熱源はガスコンロでも構わないのですが、バーベキューグリルで炭火を起こすと遠赤外線効果でより美味しく食べられます。
我が家の場合はおなじみのユニフレーム「ファイアグリル」にヘビーロストルを乗せて、の上にジンギスカン鍋を置いて使用します。
ジンギスカン鍋の底はくぼみがあって、グリルによっては不安定な置き方になり、危険です。しっかり安定することを確認してから使用するようにしましょう。
その他、必要なものとしては、牛脂などの脂があります。
私の場合はラードを使用します。間違ってこぼれたりするトラブルがなく、必要な量だけ出して使えるので、炒め物や炒飯など、ちょっとした量の油が欲しい時はラードは便利です(昔、山男はよく愛用していたようですね)。
それと、お子様がジンギスカンを受け付けない場合のことを考えて、フランクフルトなどもあるといいでしょう。
シメは冷凍うどんがオススメです。こちらも肉類と併せて解凍をしておきましょう。