食材も現地調達! 夕食に使用する山菜採り
ここまでで竹鍋、チャークロスを自作しましたが、次は食材の現地調達を行います。
ロケ場所である北恵那キャンプ場には、たくさんの山菜が自生しているとのこと。

photographer 吉田達史
ただ、キャンプ場のどこにどんな山菜があるかわかりません。そこで、キャンプ場のオーナーさんに助っ人をお願いすることになりました!

阿諏訪さん
このキャンプ場ではどんな山菜が採れるんですか?

オーナーさん
タラの芽、コシアブラ、イワタバコ、葉ワサビなどが採れますよ。おすすめはクレソンですね。
聞いたことある山菜から、聞いたことの無い山菜まで盛りだくさんです。これは楽しみだー♪

photographer 吉田達史
オーナーさん先導のもと、阿諏訪さんとMamikoさんが山菜採りに向かいます。
あれ?おぎやはぎのお二人の姿が見えませんね。

小木さん、矢作さん
おれたちYouTubeの撮影があるんだよね。だから山菜は任せた!

阿諏訪さん
仕事のダブルブッキングやめてもらっていいですか!?
阿諏訪さんはちょっと不満げでしたが、ハピキャンには公式YouTubeチャンネルもありますからね。
YouTubeの撮影も大切なお仕事です!

photographer 吉田達史
オーナーさんに連れられて川沿いを歩くと、大量のクレソンが自生していました!採るときに川に落ちないように気をつけてください〜。
それにしても、こんなに群集しているのを見たのは初めてです。

オーナーさん
花が咲いていなくて、太めのものがおすすめです。採れたてをぜひ食べてみてください。

photographer 吉田達史
採れたてのクレソンが食べられるってなかなか無いですよね!どんな味がするんでしょう?

阿諏訪さん
すっごいシャキシャキ!後半には辛味もでてきて美味しい〜。

オーナーさん
クレソンは茹でても美味しいですよ。クセがなくなります。

photographer 吉田達史
ほかにもオーナーさんに山菜がある場所を教えてもらい、採取を続けます。
ちょっと険しめな場所でも、ガンガン採りに行く阿諏訪さん。さすがブッシュクラフトの達人、現地調達はお手のものですね!

photographer 吉田達史
立派なフキも発見しました!フキってこんなに大きくなるんですね〜。

阿諏訪さん
おぎやはぎの2人は山菜を食べてくれるかな?

Mamikoさん
小木さんはわからないけど、矢作さんなら食べてくれそうですね。
阿諏訪さんとMamikoさんが苦労して採ったので、食べてくれることを祈りましょう!

photographer 吉田達史
採った大量の山菜を携えてキャンプ場に戻った阿諏訪さんとMamikoさん。

小木さん
なんかでっけぇもの持ってるなー!

矢作さん
これって食べられるものなの?
矢作さんからは、ある意味予想通りの反応が。

阿諏訪さん
食べられます!あとでご飯を炊く時に使いましょう。
「山菜の炊き込みご飯」って響きだけでも素敵。どんな味になるか楽しみですね!
山菜採りのご協力をいただいたオーナーさんありがとうございました!
☝️山菜採りなど、キャンプ場のものをいただく際には、あらかじめキャンプ場や管理人さんの許可を得てから行うようにしましょう。
チャークロスと火打ち石を使って火起こしに挑戦!

photographer 吉田達史
食材の調達も終え、時刻は夕方に差し掛かってきました。
各々、焚火台をセッティングして夕食の準備にとりかかります。

阿諏訪さん
チャークロスを使って、火打ち石着火をしましょう!

矢作さん
火打ち石って全然火がつかないんだよなぁ。
スパルタな阿諏訪さんは、ライターや着火剤を使っての着火を許してくれません。
矢作さんの言うとおり、火打ち石での着火ってほんとに大変なんだよなぁ〜。
阿諏訪さんによる火起こしの実演!大切なのは“神の使いポーズ”!?

photographer 吉田達史
まずは阿諏訪さんが見本を見せてくれることに。阿諏訪さんはプライベートのキャンプでも、火打ち石で着火を行っているそうです。
筋金入りのブッシュクラフターですね!

阿諏訪さん
コツは火打ち石を振り抜くことです!
石の上にチャークロスを乗せて、リズム良く火打ち石を振り抜いていきます。

photographer 吉田達史
チャークロスの赤い部分に火がついています。
しばらく行っていると、飛んだ火花がチャークロスに引火しました。
この間わずか2分ほど!さすが手慣れていますね。

photographer 吉田達史
チャークロスに火がついたら、多めの杉の葉でつつみ

photographer 吉田達史
阿諏訪さんの必殺技“神の使いポーズ”で息を吹きかけます!

矢作さん
でた!天に祈るポーズのやつだ!

photographer 吉田達史
杉の葉に火が十分に広がったら、焚火台の中にいれます。これで火起こしは完了!

Mamikoさん
すごくかっこいい!
筆者やスタッフも撮影中に思わず「すげー!」と唸ってしまうほど、鮮やかな着火でした
目の前で華麗に着火されたら、男女問わずときめいてしまいそうです。

小木さん、矢作さん、Mamikoさんの中で火起こしに成功したのは?
阿諏訪さんの華麗なお手本を見たところで、小木さん、矢作さん、Mamikoさんも挑戦!

photographer 吉田達史
誰1人として声を発さず、火打ち石の「カンカンカン」という音が鳴り響き続けています。
普段のロケにはあまりないピリッとした緊張感が漂っていました。

photographer 吉田達史

Mamikoさん
めちゃくちゃ難しい!!

矢作さん
こんな過酷なことキャンプ場でしてる奴なんていないよ!
次第にみなさんから火が着かないことに対してのクレームが入ります。
そして、無常にもハピキャンスタッフから「タイムリミットまであと3分」というカンペが!
みなさんにも少しずつ疲れが見え始め、諦めムードが漂いはじめたところで…

photographer 吉田達史

矢作さん
いやっったぁぁぁぁぁぁぁ!!!
なんと、矢作さんが火起こしに成功しました!一番乗りです。
よほど火がついたのが嬉しかったのか、ずーっと喜びの言葉を連呼していました。こんな矢作さんを見れるのなかなかにレアなのではないでしょうか?

photographer 吉田達史

Mamikoさん
お、ついた。
はしゃぐ矢作さんの横で、あっさりとMamikoさんも着火成功!矢作さんと比べかなりクールなのが印象的。
こうなると気になるのは小木さんの状況ですが

photographer 吉田達史

小木さん
俺はもうマッチでいいや。
粘ることなくあっさりとマッチ型の着火剤を使用していました。なんていうか、小木さんらしいですね(笑)
過程はともあれ、みなさんの焚火台に火が着いたので、おまちかねの夕食作りが始まります!