【レビュー】ユニフレーム「ネイチャーストーブ」は着火が簡単!ソロキャンプ初心者にもおすすめ
ユニフレーム「ネイチャーストーブ」は、エントツ効果を生み出す構造で、燃焼効率の良さがポイント。
簡単な着火方法や、気になる燃費について筆者なりに解説します!
着火材不要!ティッシュ1枚で簡単着火!
ネイチャーストーブの特徴は、化石燃料(石油・石炭・ガスなど)を使わずに着火が容易なこと。
公式推薦の方法に習って私も着火を試みてみました。
まず着火前に、焚き付けや燃料をネイチャーストーブ内に入れます。
着火口(炉の下部に丸い穴があいています)からライターで火をつけると...
すぐに煙が上がり、火が焚き付けに移りました!
一度着火すると、エントツ効果で生まれた上昇気流によりと何もしなくてもドンドン小枝が燃えていきます。
なんと!めちゃくちゃ簡単に火が着きました!
これはいつも薪への着火で苦心する筆者、衝撃でした。
私のように薪への着火が苦手な人や、焚き火初心者の人に使ってみて欲しい!!
ゴトク付きで調理にも対応
ユニフレーム 「ネイチャーストーブ」は“火遊び道具”としてだけでなく、付属のゴトクで調理も可能!
調理に使用するクッカーのサイズ感は、ネイチャーストーブが14cm角サイズなので、同程度か少し大きいくらいの感の物を使用すると安定しそうです。
筆者は直径14cmのクッカーで調理を試みました。
ゴトクに鍋は置ける...ものの、燃えすぎる火の調節に苦戦しました。
調理をする場合は、すぐ燃え尽きてしまう小枝よりも、炭を使って安定した炎にした方が良いかもしれません。
網焼き料理を楽しみたい人は、別売りで専用の網も販売されています。
気になる燃焼時間は?実験してみた!
着火が容易な分、一度火がつくとどんどん燃えるネイチャーストーブ。
筆者の使用前のイメージは「燃えすぎて燃費が悪い」でした。
そこで、実際の燃費を測るために、どのくらいの小枝で火を灯し続けられるか、試してみました!
まずは燃料となる小枝を集めます。
薪は購入できることが多いけど、小枝は自力で集める労力が必要です。
キャンプ場周辺で採取した小枝がこちら。
お、思ったより集まった...
小枝や落ち葉の集めやすさは、キャンプ場のサイト状況にかなり左右されます。
今回は林間サイトなので比較的容易に収集できましたが、芝生サイトだとまた状況が違ってきそうですね。
実験は17時10分ごろに点火してスタートです。
この小枝が何分もつか、予想しながら読んでみてください!
着火後は、どんどん小枝を投入していきます。
通常サイズの焚き火台だと、一度大きい薪に火がつけば安定し、ある程度放置しても鎮火することはほぼないですが、ネイチャーストーブは気をぬくとすぐ火が小さくなってしまいます!
点火からおよそ1時間後、6時過ぎにうっかり火を消してしまいそうになりました。
慌てて燃料を追加し、なんとかセーフ。。。
炎の勢いが強いので、火の面倒見がいい人は楽しいかも。私はちょっと落ち着きませんでした(笑)。
そして燃やし続けること約2時間。
最後の小枝も投入し終わりしばらくすると...
19時30分頃に熾火の状態に。
結果は、17時10分から19時30分まで、約2時間20分!
筆者は当初「もって1時間くらいかな〜」と想像していたのですが、予想を大きく超えて燃え続けてくれました。
もっと燃費が悪いイメージでしたが、「薪代も節約できるし、意外と楽しめたな!」という印象です。
夕方に小枝を集めて、暗くなるまでに夕飯を作ったり暖をとったり...ソロならこれ1つで足りるかも!
小枝の木の種類や天候など、条件によって多少燃費は変化すると思いますが、薪の代わりに小枝で楽しむ”エコフレンドリーな焚き火台”としては、立派な活躍ぶりと感じました!