キャンプでおすすめな扇風機は4種類 タイプも複数存在!
昔は扇風機といえば、家庭用の昔ながらの羽根が回る扇風機しかありませんでしたが、最近ではコンセントタイプではなく、充電式のものや、ウェアラブル(身に付けられる)タイプのものまで種類が豊富。種類別にご紹介します。
卓上扇風機

著者撮影
いわゆる家庭用扇風機。一家に1台はある方が多いと思いますので、キャンプのためにわざわざ購入しなくても、自宅にあるものを持参すればいいのでお財布にも優しいです。
コンセントから電力を供給するため、キャンプ場で使うには電源付きサイトにするか、ポータブル電源が必要になります。
大きな羽で広範囲に風が行き渡りますが、家族が多いと「こっちに風が来ない~!」問題が勃発することも。さらに大きくてかさばるので、車によってはキャンプ道具とともに積み込みに苦労することもあります。

充電式卓上扇風機

筆者撮影
続いては、充電式の小型扇風機。キャンプ前に自宅で充電しておけば、電源なしサイトでも使えるのが強みです。
小型でかさばらないので、車載も楽々。小型であるがゆえ家族分用意すれば、自分専用のマイ扇風機になります。これで風が来ないとは言わせません。
テーブルの上に置くのはもちろん、クリップ式のタイプであれば、ポールにくっつけたりすることも可能。また、底部分にフックが付いているタイプもあります。フックがあると、テントやタープの天井にも引っかけれてとても便利です。

個人的には、今回紹介する扇風機の中でもこの卓上式がキャンプでの利用率はナンバーワン。ぜひ1台はキャンプ場に用意しておくことをおすすめします。

❉彡【コンパクトサイズ&静音】扇風機本体の高さは約19㎝、重さは約476gと軽量コンパクトサイズ、持ち運びがとても楽です。小さなボディでもパワフル、遠くまでしっかり風を届けます。3枚羽根で強力な風量を確保しつつ、回転音が気にならない超静音設計です。睡眠中や作業中でも音が気にならず、生活の妨げになりません。
❉彡【高品質充電バ...
充電式首掛け扇風機(ネックファン)
最近人気なのが首掛けタイプ。ネックファンと呼ばれることもあります。去年までは、ヘッドホンのように先端に小さな扇風機が付いているタイプが主流でしたが、今年はこのようにファンがぐるっとネック部分に付いているタイプがAmazonでは主流のようです。

著者撮影
試しにAmazonで買ってみたのがこちらのネックファン。従来のタイプは髪が扇風機にからまることがあるとのことでしたが、このような形状だと引っ掛かりにくいです。
実際に使ってみると、風が首周辺にぶわ~っと出てきます。顔に直接当たらないと涼しくないのでは?と思っていましたが、血管が集まる首筋が冷えることで、不思議と暑さが和らぎます。
デザインもシンプルでおしゃれなものが多いので、キャンプ以外にも街中でも使いやすいのもうれしいですね。
難点は、そこまで充電容量がないということ。卓上扇風機と違い、あまり重くすると肩こりの原因にもなりますので、大きな容量の充電池を搭載するのが難しいのでしょうか。とはいえ、キャンプ中ずっと使うわけではなければ問題ないかと思います。

【羽なし & 70個送風口で超強風力】羽なし首かけ扇風機 は、羽根がないブレードレス方式(Bladeless Fan) にすることで、髪が引っ掛かったり、異物を...
空調ウェア
少し前までは珍しかった空調ウェア。今年はいろいろなメーカーから空調ウェアが発売されています。作業服で有名なワークマンはもちろん、「くろがねや」や「ビバホーム」といったホームセンター各社からも発売されています。
私はワークマンアンバサダーをしていることもあり、ワークマンの空調ウェア「ウィンドコア」を所有しています。

著者撮影
ジャケットまたはベストの腰部分に、2か所ファンを取り付ける箇所があります。電池は専用の充電池です。風の強さは弱から強まで数段階で調節可能です。
電源オンにしてみると、風が体の内部全体に行き渡り膨らみます。首筋や脇のあたりから風が抜けていき、涼しさを感じます。
全身が涼しいと感じられること、設営時など動きながらでも使えるのが空調ウェアの良さです。
気になる点としては、長時間対応の充電池のおかげで、他の扇風機に比べて少し値段も高めです(各社、ウェアと充電池セットで1万円前後のものが多いです)。
※ ワークマンのシェルベストなどはオンラインの販売はなく、店舗のみの販売となります。


