全身全霊でキャンプを楽しむキャンパーたちのアタマの中にはブレないテーマがある!
キャンプ場で自分達と同じフィールドにいて、特別な遊びをしているわけでもない。それなのに、ひときわ目立つほどに外遊びをエンジョイしている人を見かけることがありますよね。
どうしてあれほどまでに幸せオーラが滲み出ているのか、気になるところ。
彼らのキャンプに対する想いやこだわりを紐解いていくことで、その答えが見つかるのではないかと考え、取材しました!
何度も取材を重ねた末に見えてきたのは、みなさんそれぞれに目指しているテーマがあるということ。そのテーマを中心に必要な要素を肉付けしていくことで、その人の生き方や哲学が色濃く反映されたキャンプスタイルが確立されていたのです!
インテリアスタイリスト遠藤氏に聞く! 車が中心のこだわりキャンプとは
インテリアスタイリストとして活動している遠藤慎也さんに、キャンプを楽しむ上でアタマの中で考えていることについてお伺いしました。
仕事柄、たくさんの業種の人と出会うことがある遠藤さん。気の合う仲間と家族ぐるみでグループキャンプを楽しむのだそう。
キャンプで目指しているテーマは「人と自然の多様を楽しむ」で、大人数でも楽しめる場所を選ぶようにしているとのこと。2泊3日が基本で、「毎回異なるメンバーでキャンプを楽しむので、いつもワクワクした気持ちになる」と語ってくれました。
遠藤さんのキャンプのメインギアにもなるのが、クルマ。クルマの上にセットしたルーフトップテントで寝泊まりするため、車を横付けできるオートキャンプ場を選ぶのがマスト。
子どもがいるファミリーでも楽しめるよう、「子どもたちが飽きないような遊びができるキャンプ場を選ぶのも大事」と話してくれました。
こだわりキャンパーの脳内をパパラッチ! 「人と自然の多様性を楽しむCAMP」とは
ここからは、先ほどご紹介したインテリアスタイリストの遠藤さんが目指しているテーマ「人と自然の多様を楽しむ」について、実際にキャンプを取材させてもらいながら、深く掘り下げていきます!
仲間:さまざまな職種の人たちが集結!
シェフやデザイナー、木工職人、モデル、フォトグラファーなどなど。さまざまな職種のメンバーが集まるキャンプでは、会話の内容はもちろん、道具選びのツボも違うため、マンネリ化することなく常に刺激がもらえるのだとか。
場所:フリーサイト&なるべく自然が多いキャンプ場を!
有名なキャンプ場や高規格のサイトは選ばずに、穴場的なキャンプ場やゆったり過ごすことのできるフリーサイトをよく利用するそう。
グループキャンプになると人数や荷物が多くなるので、開放的な広い場所が◎!
料理:プロにキャンプ料理をお任せする!
キャンプ料理は、実際に飲食店で働いているシェフにお任せしているという遠藤さん。キャンプ場近くにあるお店で新鮮な食材を入手し、プロがその場でささっと調理。自分にはできない分野のプロがいれば、食事の時間が一層盛り上がります。
空間:心地良くなる音楽を流す!
Bluetooth対応のスピーカーを持って行き、それぞれ好きな音楽を流すようにするのも遠藤さんのキャンプスタイル。ジャンル問わず好きな音楽をBGMとして楽しめる反面、気づいたらスピーカーの争奪戦になっていることも(笑)
アクティビティ:子どもが満喫できる遊びをする!
キャンプ仲間には子どもを連れて参加するメンバーが多いため、毎回子どもが飽きないような遊びを考えていくのだとか。もちろん大人も混ざって楽しめるサッカーをしたり、スラックラインやハンモックで特別ルールを決めて遊こともあるのだそう。
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クルマ:旧車を楽しむ!
宿泊の際は、旧車をリビルドしてキャンピングカー仕様にしたクルマで寝泊まりするそう。海外の自由なロードトリップスタイルに感動し憧れたことから、遠藤さん自身もやっているのだとか。
仕事:資料になりそうな写真の撮影!
インスピレーションを源にする仕事柄、キャンプ中は写真を撮ることも。自然の中で、その日ごとにヒト・モノ・コトが変わるため色々な気づきがあるとのこと。撮った写真は仕事用の資料として使用することもあるそうです。
愛用のカメラはSONYのミラーレス一眼。
写真:キャンプ仲間との集合写真は必ず撮る!
キャンプの最終日には必ずみんなで集合写真を撮ります。
毎回メンバーが異なるため、そのときに楽しんだメンバーで写真を撮って思い出に……。サプライズ動画で使うこともあるようで、欠かせない決まりごとになっているそう!