キャンプやアウトドア空間を彩るタープは日除け&雨除け&紫外線防止にも役立ち、快適にアウトドアライフを楽しむには必須アイテムです。ただし、タープ生地の素材によってキャンプスタイルにも影響が出てくるので、どういった素材を選ぶかが重要になってきます。そこで今回はキャンプ歴10年以上の筆者が、タープの素材別の選び方などを分かりやすく解説していきます!

【タープ素材選びのポイント4】重さ

自分も初心者の時に苦労したのはタープの設営です。

今では、1人で10分もあればどんなタープも張れますが、初心者当時は家族にポールを持ってもらいながら急いで張っていたような覚えがあります。

そしてタープ設営で重要になってくるのはタープサイズと素材からくる「重さ」なので、自分が使い易いサイズや重量のタープを選ぶのが最良です。

特に一番軽い素材のポリエステルから、一番重いコットン素材だと2倍近い重量差があり、雨などが降れば更に重くなるので女性などはこの重さも考えてタープを選んだ方が良いですね。

画像7: 【筆者撮影】

【筆者撮影】

また、我が家も多いのですが、上記のようにイキナリの突風時にポールやペグに想像以上の負荷が掛かりペグが抜けポールが折れたりしたときに、力が弱い女性でも対応出来るような重量の物を選ぶのが大事だと思います。

【タープ素材選びのポイント5】撤収の手軽さ

自分は設営&撤収は苦ではないのですが、中には撤収に関して面倒くさいと思う人も多いのではないでしょうか?

そして、一般的に撤収の最後に片付ける事になるのは日陰を作ったり、降雨時に助かるタープです。

ただ、コットンやTC素材の場合は結露や夜露で濡れる事は少ないですが、透湿性の低いポリエステル素材では濡れる事がしばしば見受けられます。

しかし撤収最後に片付けるタープですから、片付ける前にサッと拭いておけば結露や夜露で濡れていてもそこまで問題にはなりません。

むしろ問題なのは、コットン素材やTC素材のタープを十分に乾かせない場合です。

乾かすのに時間もかかり、キチンと乾かさずに片付けるとカビの原因に繋がってしまうので十分に注意しましょう。

タープ素材は自分のキャンプのスキルやスタイルで決めるべき!

画像8: 【筆者撮影】

【筆者撮影】

今回はタープの素材について説明しましたが、どのタープ素材がキャンプに対して一番優れているという事はありません。

それよりも、自分の使っているテント素材や色合いに合わせてチョイスする方が個人的には大事で、キャンプスキルを高めていけば、どの素材のタープでも問題なく使用出来ると思います。

そして、焚き火にこだわる方はTC素材やコットン素材がベストなのかもしれませんが、個人的には夏場で夕立があるような季節にはポリエステル素材の方が乾燥が早く、撤収時の事を考えると使い易いです。

その為、タープ素材も重要ではありますが、薪の使い方&火力調整ができるキャンプスキルがあれば個人的には難燃素材ではなくとも快適にキャンプライフを送る事ができますよ。

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