【タープの説明&選び方】日差しや雨をしのいでキャンプの快適度が上がる! 落ち着くプライベート空間に
タープとは、キャンプで日差しや雨をよけるために使う広い布のことで、周囲からの視線をさえぎりプライベート空間を確保することもできます。
タープは必ずしもキャンプに必須というわけではなく、タープなしでキャンプしている人もいます。
そのため「タープを買った方がいいのかどうか分からない」という人もいるのではないでしょうか。
テントの外で広々とキャンプを楽しみたい人にはタープがおすすめ。寝室不要なデイキャンプにも◎
筆者がタープを購入した経緯についてお伝えすると、筆者は2年前にキャンプを始めましたが、タープを購入したのは半年前です。
キャンプを始めた当初は、コールマンの2ルームテントを購入し、テントのリビング部分をタープ代わりにして使っていました。
しかし実際にはテントの外にテーブルやイスを出して開放感を楽しむことが多く、日差しや急な雨をさえぎるためのタープの必要性を感じるようになりました。
またデイキャンプの機会も多かったのですが、寝室が不要になるデイキャンプでは、大きな2ルームテントを建てるのが面倒だったので、タープがあると便利だとも考えるようになりました。
タープの選び方
しかしいざタープを買おうと思っても、いろいろな種類があってどれを選べば良いのか迷ってしまいました。
<素材>
まず素材については当初、焚き火の粉が飛んでも穴が開きにくい「ポリコットン製」のタープを検討していたのですが、実際に店舗で素材を触ってみて「水を吸ったらかなり重くなりそう」と感じたため、軽量で手入れが簡単な「ポリエステル製」のタープを購入することにしました。
<形>
次にタープの形については、キャンプ場でキャンパーの皆さんの様子を観察していると、特に風の強い日などは、設営時にポールを立ててバランスを取るのが難しそうに見えました。
そこでポールを立てやすく設営が簡単なコールマン「XPヘキサタープ/MDX」を購入することにしたのです。
▼「おぎやはぎのハピキャン」のシーズン15「おもてなしキャンプ」でもコールマン「XPヘキサタープ/MDX」が使われていました!
【コールマン「XPヘキサタープ/MDX」の魅力】アレンジ性が高く、設営が簡単なヘキサタープ
アレンジ性が高い
タープには布地が正方形の「スクエアタープ」、ひし形で小型の「ウィングタープ」など様々な種類がありますが、コールマン「XPヘキサタープ/MDX」は、6角形の布地の「ヘキサタープ」です。
ヘキサタープは、ロープの張り方を変えることで、日陰の面積を増やしたり減らしたりすることができ、アレンジ性の高さが魅力です。
スクエアタープより面積は狭いものの、使用するポールの数が少なく設営・撤収が簡単なので初心者でも扱いやすくなっています。
クロスポールで安定感がある
特にコールマン「XPヘキサタープ/MDX」の最大の魅力といえるのが、簡単に設営ができる「クロスポール」です。
多くのタープは、タープの重さを支える「メインポール」1本につき、2本のロープを張ることでポールを固定させます。
一方「クロスポール」は、メインポールとして2本のポールがX字状につなげられており、1本のロープで張ることができます。
1本ポールよりもクロスポールの方が自立しやすく安定感があり、ロープをペグで固定する箇所も少なく済むので、設営が簡単になるのです。
さらにクロスポールを広げたり閉じたりすることで、高さ調整も簡単にできます。
コールマン『XPヘキサタープ/MDX』スペック | ||
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耐水圧 | 約1,500mm | |
タープサイズ | 約460×435×230(h)cm | |
収納時サイズ | 約φ18×74cm | |
重量 | 約7.6kg | |
材質 | タープ/75Dポリエステルタフタ(UVPRO、PU防水、シームシール) | |
ポール/(メイン)スチール約φ19mm×2 (サイド)スチール約φ19mm×2 長さ約180cm | ||
付属品 | サイドポール×2、ペグ、ロープ、ハンマー、キャリーバッグ |
【コールマン「XPヘキサタープ/MDX」の設営方法】一人でも設営簡単なクロスポール
ここからは、コールマン「XPヘキサタープ/MDX」の設営方法を、写真を交えながら説明していきます。
この設営は全て一人で行っています。一人でも簡単に設営することができますよ。
まずタープ一式が収納ケースに入っているので、中身を広げていきます。
タープを広げて、だいたいの配置を決めたら、ロープをポールの長さほどに伸ばした2か所に、ペグを打っていきます。ペグには伸ばしたロープの先端をかけておきます。
タープの端のリングをクロスポールの先端にかけ、ポールを立てていきます。
もう片方のポールも立てていきます。
ロープを調整してタープを固定し、クロスポールの脚部を広げて、高さを調節します。
タープの4隅にロープを結び、ロープを引いてペグで固定すれば、完成!
クロスポールとロープだけで立てた状態は、タープの中が見えにくく、プライベート感ばっちりです。
さらに付属のサイドポールを活用すれば、居住空間を自在にアレンジすることができます。
サイトの形状に合わせて、タープをクローズしたりオープンにしたり、好みに合わせて変形させることができます。