マカロニチーズはスキレットで作って焼き上げると作りやすい!
マカロニチーズのようなグラタン系メニューは、家庭だと「耐熱皿に入れてオーブンで焼き上げる」という工程になります。
こうしたメニューをキャンプ場で作る場合、耐熱皿よりも手軽で使いやすいのが「スキレット」です。
鉄製の極厚なフライパンであるスキレットは、キャンパーが日常的に使う調理器具ですが、熱の回り方もよく、割れたりしませんので、手軽に使えるというわけです。
しかもスキレットなら、焼き上げる前の下ごしらえにもそのまま使えます。
結論として、調理から食事までが1つのスキレットで済むわけで、意外と利便性の高い料理だといえます。
焼くほうのオーブンはダッチオーブンを使うか、今の季節であればキャンプ用のピザ窯も使えます。
この組み合わせであれば、市販のワンパックになっているタイプのグラタンの素などでも簡単に作れます。
今回はマカロニを別鍋で茹でるといったやや面倒な工程もありましたが、市販のグラタンの素ならば、完全にスキレット1つとオーブンで行けますので、むしろ冬のソロキャンプにはおすすめな料理じゃないかと思います。
マカロニチーズの食材と作り方
マカロニチーズの食材(2人前)
- マカロニ …150g
- バター …40g
- 牛乳 …200ml
- チェダーチーズ(ピザ用) …120g
- 生パン粉 …40g程度
- 中力粉(準強力粉) …20g
- タマネギ …1/2個
- 粒マスタード …5g
- 黒瀬スパイス …少々
2人前としましたが、たぶん2人でこれだけ食べるのは結構大変な量になると思います。
スキレット1つで作るわけなので、何人かでシェアできるようなイメージで作るとよいと思います。
さほど変わった食材はありませんが、小麦粉が「中力粉(準強力粉)」になるので注意してください。
たいがいのスーパーでは「うどん用」として売られています。
ない場合は強力粉で代用してください。薄力粉よりは粘りが出ると思います。
黒瀬スパイスがない場合は、塩胡椒で代用してください。
マカロニチーズの調理に必要な道具
- スキレット
- ダッチオーブン、もしくはピザ窯(上記のスキレットが入る大きさ)
- マカロニを茹でる鍋
スキレットはダッチオーブンやピザ窯に入る大きさであることが重要です。
取っ手のないものであれば20cmぐらいのものでも入ります。
取っ手のある場合、小さいものを複数使って焼くなど、多少工夫がいりますね。
焼き上げるのは、ダッチオーブンかピザ窯を使います。
尾上のピザオーブンなら、薪ストーブなどの上の乗せるだけでも焼けるので手軽です。
別鍋はマカロニをゆでるための目的です。
ワンパックのグラタンの素なら、マカロニをゆでる必要がないので、この部分が省略できます。