【ヘルメットは自転車の必須アイテム】スピードの出るロードバイクは要注意 命を守るためヘルメット着用必須!
いつ誰が事故に遭うかわかりません。自転車に乗る時には安全のためヘルメットを着用しましょう。
警察庁のデータ(※1)によると、ヘルメットを着用しない方の致死率は着用していた方に比べ、約2.4倍高いと言われ、自転車事故死のおよそ6割は頭部の致命傷が原因です。
特にスピードの出やすいロードバイク等のスポーツバイクはその危険性も高まります。スポーツバイクに乗る時はもちろん必須のヘルメットですが、普通のいわゆるママチャリなどの自転車でも着用をおすすめします。
〈参考 ※1〉警察庁公式HP 自転車を利用する方〜ヘルメットの着用〜
【ヘルメット選び方のポイント】サイズとフィット感が重要 日本人はアジアンフィットモデルを選ぼう
ここでは「ヘルメットを選ぶ際に考慮するポイント」について説明します。単純に「頭のサイズが合えばOK」と、購入してしまうと後から後悔することもありますので1つずつ確認していきます。
サイズやフィット感がまず大事!
ヘルメットは頭を守る大切なアイテム!しっかりと安全性を確保し、快適な着け心地となるようにサイズとフィット感がポイントです。
サイズは頭囲の長さを図り、各メーカーが提示するサイズにあったものを選べば問題ありませんが…さらにもう一つ重要なのが「頭の形」です。
一般的に、日本人をはじめとしたアジア人は上から見て丸い形が多く、欧米人は楕円形と言われています。
そこでヘルメットも同様に、欧米メーカー製造の商品はほぼ楕円形なので注意が必要です。頭の形が丸い方は、「アジアンフィット」と記載のある国内やアジアメーカー製造の商品をチェックしましょう。
ご自身の頭の形を知るには、実際に店舗でアジアンフィットモデルと欧米モデルを試着してみて、どっちがしっくりくるか確認するのが一番です。
軽さや通気性が良いと快適
長時間付けることも多いヘルメットにはなるべく、軽くて蒸れにくい通気性の良いものがいいですよね。
一般に、軽量ヘルメットは200g~300g程度が基準となり、通気性に関しては通気孔の数が多いほど蒸れにくい傾向はあります。(しかし、通気孔の数が多い=蒸れないとは言い切れず、デザインや形状によっても差は出てきます)
レースにも参加したい場合はどうする?
レースへの参加の予定がある場合には、JCF公認のヘルメット着用が必要となります。JCFとは日本自転車競技連盟(JAPAN CYCLING FEDERATION ※2)のことです。
この認定を受けているヘルメットは競技用として安全性、品質において安心と言えます。もちろん、認定を受けていないヘルメットでも競技ではない普段使いであれば安全性に問題はありません。
〈参考 ※2〉日本自転車競技連盟公式HP