【有野実苑オートキャンプ場ソロキャンプ専用サイトの魅力②】野性味溢れるロケーション! 直火カマドもついている!
有野実苑オートキャンプ場のソロサイトには、あらかじめ直火での焚火が楽しめる石組カマドが据え付けられています。
このため、カマドに薪を放り込めば、それだけですぐにワイルドな焚火が楽しめます。
サイト全体が谷底に位置し、風が遮られやすい構造でもあるので、焚火の大敵である風もあまり気になりません。
さまざまな薪の組み方を試し、思い切り焚火を楽しみましょう。
コンパクトな焚火台とはまた一味違う「火をいじり、火を大きくする」楽しさに気づけると思います。
もちろんこのカマドは調理にも使えます。
豪快な焚火調理も可能ですし、炭火でじっくりと本格調理をすることもできるので、画像のようなゴトクを持っていくといいでしょう。
あるいは焚火ハンガーを持参すると一気に雰囲気も高まりますね。
なお、直火ができるキャンプ場は他にもありますが、「あらかじめカマドが組んである」というキャンプ場は極めて少ないです。
このメリットは非常に大きく、
- 自分で石組みをする必要がない。
- 灰を含めて後始末をする必要がない。
という2点が挙げられます。
「原状回復が大変だから直火はやりたくない」
というキャンパーさんも多いのですが、ここでは後の人が同じようにカマドを使うだけなので、特に現状回復は不要です(キャンプ場のスタッフさんに確認済み)。
もちろん、あまりに大きい薪やたくさんの薪をそのままカマドに残すことはマナー違反ですが、多少の燃えさしを残しても特に問題はありません(私は燃えさしを見つけた時「薪が増えてラッキー」ぐらいに思っていますよ)。
有野実苑オートキャンプ場のソロサイトの魅力は、直火カマドだけでなく、まさに「野営」を思い起こさせるロケーションにもあります。
元は雑木林だったと思われる手付かずの自然を極力そのまま残しており、樹木も豊富にあります。
このためハンモックを張っているキャンパーさんも最近は多いですね。
ハンモック、タープ泊、直火。
いわゆる「ソロキャンプ」の世界がこんなに手軽に楽しめるキャンプ場はなかなかないと思います。
なお、ソロサイトの広さはやや小ぶりな5m×5m程度。
正方形ではありませんが、それでもなんとかテンマクデザインのサーカスを張って、直火カマドを幕外で使うぐらいの広さはあります。
また、一帯は土そのままですが、テントを張るスペース辺りには小砂利が敷き詰められており、水はけもよいです。
ロケーションを壊さぬ程度に快適さを提供してくれるあたりは、さすが人気の高い有野実苑オートキャンプ場だと感心します。
【有野実苑オートキャンプ場ソロキャンプ専用サイトの魅力③】 崖を上がれば高規格キャンプ場! お風呂などでも大満足のソロキャンプ!
有野実苑オートキャンプ場は本来「高規格キャンプ場」と呼ばれる、ホスピタリティが充実したキャンプ場です。
センターハウスから遠く離れた谷底のソロサイトにいるとそれをつい忘れがちですが、大浴場などはとても立派。
この大浴場は開いてさえいればチェックイン時の予約(500円別払い)で利用できるので、是非活用させて頂きましょう。
※平日など、お客の少ない場合はクローズしていることもあります。その場合はシャワー室が使えます。
薪についてはよく乾燥した杉の木の薪が、このぐらいいっぱいの量入ったコンテナ1つで1,000円です。
直火カマドは薪の消費量が激しいですが、それでも一晩でコンテナ1つはともかく、2つ使い切るのはなかなか大変な量です。
また、枝ぶりそのままの無料薪が置いてある場合もあるので、気になる人はスタッフに聞いてみてください。
量が限られており、季節によってはなかったりするのですが、薪を切って割ってというブッシュクラフト感覚の焚火が楽しめます。
トイレや炊事場は、最低限のものがソロサイト近くにも設置されています。
最低限といっても決して使いにくいようなものではなく、よく手入れはされています。
洗浄器つきのトイレなどはファミリー向けサイトにあるので、そちらを使わせてもらってもいいでしょう。
ところで、ソロサイトはバイクであれば横づけができますが、自動車ではできません。
このため、自動車の場合は、専用の駐車場から1~2分の距離をこちらの猫車を使って荷物を運ぶことになります。
猫車は2台しかなく、さほど運搬能力に優れているわけではないので、自分でカートを持っていくのもおすすめです。
それでも必然的に荷物は少なめになるため、それがまた野営感を出してくれます。
また、このキャンプ場を選ぶメリットは、首都圏からのアクセスが非常によいこともあげられます。
横浜辺りからでも1時間半程度で来れるので、「平日休みが不意に取れた」なんて時も電話一本で当日予約をし、そのままソロキャンプができるのは大変な贅沢だと言えるでしょう。
なお、有野実苑オートキャンプ場の中でもこのソロサイトは冬季(1~3月)は大変な冷え込みになるため、休業になります。
年内の営業はあとわずかですが、是非このソロサイトで、特別なソロキャンプを楽しんでみてください!
「有野実苑オートキャンプ場」施設概要
施設名: 有野実苑オートキャンプ場
Webサイト: https://arinomi.co.jp/
住所: 千葉県山武市板中新田224
アクセス
車の場合:
「東関東自動車道 酒々井IC」から約12km。30分ほど。
「東関東自動車道 富里IC」から約14km 。40分ほど。
※大型車の方 「東金有料道路 松尾IC」から約9km。20分
電車の場合:
最寄り駅「JR 八街駅」 から タクシーで約8km。20分ほど。料金は3,000円前後。