こんにちは。イタリア在住のゆきのです。日本では秋の味覚として「松茸」が人気ですが、こちらでは多くの方々が山に入って「ポルチーニ狩り」を楽しみ、フレッシュなまま調理したり乾燥させて保存したり、身近な食材として人気です。そこで今回、筆者が実際に体験しているポルチーニ狩りを参考に、「一般的なきのこ狩りにおける持ち物と心得」、「ポルチーニを使ったレシピ3選」をお届けします。キャンプ料理にも活用できて美味しい食材ですよ。

【ポルチーニレシピ③】『ポルチーニのリゾット』 乾燥ポルチーニを使ってお店の味を再現できる!

画像: 筆者撮影 ポルチーニのリゾット

筆者撮影 ポルチーニのリゾット

【材料】ポルチーニの香りを生かすため野菜のブイヨンを使うのがおすすめ

〈4人分〉
・乾燥ポルチーニ 40g
・ぬるま湯 600ml
・ニンニク 1~2片
・米 320g
・白ワイン 150ml(料理酒でも代用可)
・バター 30g
・固形コンソメ 1個
・粉チーズ 40g
・パセリ お好みで
・オリーブオイル 適量
・塩 適量
・熱湯 適宜

画像4: 筆者撮影

筆者撮影

【作り方】わずか30分ほどの調理で本格リゾットの完成

画像: 手順②③:オリーブオイルとニンニクを熱した鍋に、水気を絞った乾燥ポルチーニを入れる

手順②③:オリーブオイルとニンニクを熱した鍋に、水気を絞った乾燥ポルチーニを入れる

手順①:下準備として、ポタージュ同様、乾燥ポルチーニをぬるま湯で戻しておきましょう。(20分程度)さらに、お湯を1リットルほど沸かしておいてください。

手順②:鍋にオリーブオイルを敷き、刻んだニンニクを入れて中火にかけます。

手順③:ニンニクの風味が出てきたら、戻した乾燥ポルチーニの水気を絞って入れてください。

画像: 手順④:米は洗わずに入れ、炒るように混ぜる

手順④:米は洗わずに入れ、炒るように混ぜる

手順④:3分程度待ってから、米も投入します。

画像: 手順⑥:白ワインを加えて乾いてきたら、乾燥ポルチーニの戻し汁を入れる (筆者撮影)

手順⑥:白ワインを加えて乾いてきたら、乾燥ポルチーニの戻し汁を入れる

(筆者撮影)

手順⑤:米を4分ほど炒った後、白ワインを加えましょう。

手順⑥:白ワインが飛んだ頃、ポルチーニの戻し汁を全て入れてください。

手順⑦:鍋の中が乾き始めたら、固形コンソメと沸かしたお湯をひたひたに入れます。水分が減ってきたら、適宜、熱湯を追加しましょう。

手順⑧:調理時間は、白ワインを入れてから18分前後が目安。味見をして、米の硬さを確かめてください(芯が少し残る程度がちょうど良い硬さ)

画像: 手順⑨:仕上げにバターと粉チーズを加える

手順⑨:仕上げにバターと粉チーズを加える

手順⑨:仕上げにバターと粉チーズを混ぜ、塩加減を調節したら完成です。

※パセリを添えると緑色が映えますよ。

画像: 筆者撮影 パセリでトッピングして完成!

筆者撮影 パセリでトッピングして完成!

キノコ狩りで秋の味覚を満喫しよう! キノコを見つける嬉しさと食べたときの感動を味わえる

画像5: 筆者撮影

筆者撮影

キノコ狩りでお目当てのキノコを見つけたときの嬉しさ、食べた時の美味しさは感動ものです。しかし、初心者がむやみに森に入っても、簡単に見つけられるものではありません。むしろ、滑ったり迷ったりするリスクや毒キノコとの判別がつかないといった危険も伴います。まずは経験者に従い、安全をきっちり確保できる範囲で楽しみましょう。

また、乾燥ポルチーニなら年中売られていますので、独特の香りをポタージュやリゾットで満喫することもできます。キャンプの食材として…自宅でのひと品として味わってみてくださいね。

他にもキノコを使った料理を紹介中! キャンプやアウトドアでも色々なキノコを味わおう

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