【炊き込みご飯レシピの基礎】ダッチオーブンでご飯を炊くのって難しくないの?と心配している方もこれで安心!
「お米は、電気炊飯器でしか炊いたことがない」と心配な方も少なくないと思いますが、筆者(53歳のおじさん)でも簡単にできましたので安心してください。
早速、筆者の持っているニトダッチ(ニトリのダッチオーブン)を使って、実際にお米を炊く方法を紹介していきましょう。
「ダッチオーブンで白米を炊く」時のポイントは、たったの二つ!
(1)炊飯ポイントその1: お米を事前に水に浸しておく
大体、30分くらいは浸しておきましょう。(夏なら20分、冬なら40分以上が良いでしょう)
お米を浸しておかないと、ふっくらとした炊き上がりになりませんので、必ず実施してください。
(2)炊飯ポイントその2: 自分のダッチオーブンの沸騰までの時間をあらかじめ知る
お米を炊くときは、水が沸騰するまでは強火にし、沸騰したら弱火にします。
ダッチオーブンは蓋が重くて蒸気が外に出にくいため、沸騰しているのかがちょっとわかりづらい場合があります。
そこで、あらかじめ家でお米と水を入れて炊飯を試し、沸騰するまでの時間を知っておくと、キャンプでも安心してお米を炊くことができます。
筆者の使っている「ニトダッチ(ニトリのダッチオーブン)19cm」は、2分で沸騰するので、いつも2分間強火でそのあとは弱火にします。
▼ニトリのダッチオーブンはこちらの記事でレビューしています
実際に炊いてみよう! 好みの炊き上がり具合に調節するのがおすすめ
水は、2合で440ccです。
(注記)
お米の炊き上がりは、個人の好みで「しゃっきりが好き」「もっちりが好き」が分かれます。ご自分の好みの水分量を多少調整してください。
多くのレシピに、米1合に水200ccと書いてありましたが、筆者が二トダッチでご飯を炊くときには、それでは硬いと感じます。(あくまでも、個人的見解ですが…)
【炊飯手順】
- ダッチオーブンにお米と440ccの水を入れて30分放置します。
- 30分経ったら、ダッチオーブンの蓋をして2分間強火にかけます。
- 2分経ったら、弱火にしてさらに12分炊きます。
- 12分経過したら火を止めて、蓋を開けて水分の状況を確認し、べちゃべちゃしていなければ、再び蓋をして8分蒸らします。
もし、4で少し水分が気になるなら、蓋を開けたまま火にかけて水分を飛ばすと良いでしょう。
今回は「ふっくら」と炊きあがりました。
【ダッチオーブン炊き込みご飯レシピ1】「キノコいっぱいの鶏五目炊き込みご飯」 キノコの美味しさが引き立つ
定番中の定番ですが、鶏五目炊き込みご飯には安定の美味しさがあります。キノコ多めが筆者のおすすめです。
「キノコいっぱいの鶏五目炊き込みご飯」の材料
【材料】
- お米 2合
- 鶏むね肉 100g(鶏もも肉でもOK)
- しめじ 2パック
- 油揚げ 1枚
- ゴボウ 10cmくらい
- 人参 1/2本
- 水 420cc(★のだし汁が入るので少し少なめです)
- ★醤油 大さじ2
- ★お酒 大さじ2
- ★かつおダシ(顆粒)大さじ1
【「キノコいっぱいの鶏五目炊き込みご飯」の作り方】
(1)お米と水420ccをダッチオーブンに入れ30分つけておく。
(2)鶏むね肉を食べやすい大きさ、油揚げを5mmくらいの短冊に切って、★の材料と混ぜておく(ビニール袋を活用すると洗い物が減ります)。
(3)しめじを石突きからはずし、手でバラバラにする。ゴボウは、泥をよく落としてから千切りする。人参は、3cm×3mmくらいの細切りにする。
(4)米を水に入れて30分が経過したら、(2)と(3)の材料をダッチオーブンに入れ、蓋をして2分間強火にかける。
しめじが溢れそうで心配ですが、ダッチオーブンの蓋が閉まれば問題ありません。
(5)2分経過したら弱火にし、更に12分炊いていく。(この間、蓋は開けない)
(6)12分経過したら火を止め、蓋を開けて中の状態を確認し、ざっくりと混ぜたら再度蓋をして8分間蒸らす。
(7)食べるときに、青のり(分量外)を添えれば、彩が綺麗になります。
【ダッチオーブン炊き込みご飯レシピ2】「鮭と舞茸の秋の炊き込みご飯」 お酒にも合う♪
鮭の旨味が口いっぱいに広がる炊き込みご飯です。
筆者の個人的感想ですが、こんにゃくが、名脇役ぶりを発揮してくれました。
「鮭と舞茸の秋の炊き込みご飯」材料
【材料】
- お米 2合
- 塩鮭 2切れ
- 舞茸 1パック
- 生姜 1かけ(25g~40g)
- 糸こんにゃく 100g(好きなだけ)
- 三つ葉 1株
- 水 410cc(★のだし汁と合わせるて450ccくらいが良いです)
- ★白だし 大さじ2
- ★醤油 大さじ3
- ★お酒 大さじ1
- ★みりん 大さじ1
- ★塩 少々
【「鮭と舞茸の秋の炊き込みご飯」作り方】
(1)お米と水410ccをダッチオーブンに入れ30分つけておく。
(2)舞茸を食べやすい大きさにちぎり、生姜は針生姜にする。
(3)米を水に入れて30分が経過したら、塩鮭と糸こんにゃく、(2)の材料と★をダッチオーブンに入れ、蓋をして2分間強火にかける。
またまた、具材が溢れそうですが、蓋が閉まれば大丈夫です。
(4)2分経過したら弱火にし、更に12分炊いていく。(この間、蓋は開けない)
(5)12分経過したら火を止め、蓋を開けて中の状態を確認し、水分が飛んでいたら塩鮭を一旦取り出す。
(6)ご飯は、再び蓋をして8分蒸らす。蒸らしている間に、鮭をほぐし、骨を取り除いてください。
(7)8分後にほぐした鮭をご飯に戻し、よく混ぜる。
(8)三つ葉を散らせば、三つ葉の香りと鮭の旨味がマッチして、更に美味しくいただけます。
今回は、鍋に三つ葉をいれてしまいましたが、お茶碗によそってからでOKです。