ランタンスタンドはテントサイト全体を照らす重要アイテム!単にランタンを吊るす以外の使い方も多数

ランタンスタンドとはその名の通り、ランタンを吊るしておく棒状のスタンドです。シンプルなようですが、キャンプにおいてその果たす役割は重要です。
まずはどのような使い方ができるのか!おさらいしましょう。
高い位置に吊るすことができる
強い光でテントサイトを照らすランタンですが、サイト全体を照らすにはどうしても高さが必要となります。
ランタンスタンドの多くは地上から1m~2m程度に調節でき、高い位置にランタンを吊るしてサイト全体を隈なく照らしてくれます。
また、ランタンにはガソリン、ガス、オイルなど子供が触れると危険な場合もあるため、手の届かない高い位置にあると安心ですね。
虫を引き寄せてくれる
アウトドアで光を灯すとどうしても寄ってくるのが「虫」ですね。特にキャンプシーズンの夏場は虫も多く、苦手な方もいるはず。
そこで、光量の大きいメインランタンをテントから少し離してランタンスタンドに吊るしておくことで、そちらに虫を引き寄せる効果が期待できます。

ランタン以外も吊るせて便利
ランタンを使うのは夕方以降ですが、ランタンスタンドをあえて昼間から設置してみるのもアリです。
ランタンを引っ掛けるフックに虫除けや食器を乾かすドライネットなど、様々なキャンプアイテムを吊るしておくこともできます。(その際、必ず耐荷重を守ってご使用下さい)
ランタンスタンドはランタンを吊るすという役割だけでも重要ですが、少し離れたところに虫を集めたり、物を吊るしておくなど、キャンプを快適にしてくれるマストアイテムと言っても過言ではありません。是非、1つ手元に置いておくことをおすすめします!
ランタンスタンドの脚の形状と素材から見る「筆者おすすめの組み合わせ」をご紹介!
ランタンスタンドは脚の形状として1本脚と3本脚の2種類が存在します。素材も大きく分けてスチール・アルミ・ステンレスの3種類があります。
それぞれの特徴とメリット・デメリットを解説していきます。
脚の形状(1本脚タイプ)
〈特徴〉
1本脚タイプは地面に打ち込んで固定するタイプ。足元が広がらないためスッキリとしており、足を引っ掛けて転ぶなどのリスクも少ない。
〈メリット〉
多少の傾斜があっても地面にしっかりと打ち込めば使用可能。
〈デメリット〉
地面に打ち込む手間が多少かかります。

1本脚タイプのランタンスタンド
(Photographer吉田 達史)
脚の形状(3本脚タイプ)
〈特徴〉
3本脚タイプは脚を広げて地面に置くだけで使用可能。
〈メリット〉
土に埋める必要がなく簡単設営が魅力。
地面が平坦であれば安定感は抜群。
〈デメリット〉
傾斜には弱く不安定になりがち。(傾斜地で使用する場合はペグで固定できるタイプがおすすめ)
3本の脚を広げるため、足を引っ掛けてしまうことも…。
素材(ステンレス・アルミ・スチール)
〈スチール〉
丈夫で重量感があり、その分安定性は高いですが…サビには弱い。
〈アルミ〉
サビにくく、軽量で持ち運びに便利ですが、耐久性と安定性は他に比べ多少劣る。
〈ステンレス〉
スチール同様に重量がありますが、安定性と耐久性は高く、サビにも強いため気軽に使用可能。
☆筆者おすすめはステンレスです!
形状と素材に応じて様々なタイプのあるランタンスタンドですが、筆者おすすめの組み合わせはズバリ「1本脚」&「ステンレス」です。
1本脚タイプは傾斜地でも設置出来ますし、見た目もスマートで洗練されたイメージになります。
筆者愛用のおすすめ『UJack ハンマーランタンスタンド』とは? その特徴を詳しく解説!
UJack(ユージャック)ハンマーランタンスタンド ダブルフリー
実際に筆者が愛用するおすすめランタンスタンド「UJack ハンマーランタンスタンド」をご紹介します。
まずは前項でもおすすめした「形状が1本脚」かつ「素材がステンレス」というベストな組み合わせを合わせ持っている点がポイントですね。
地面に打ち込み式ではありますが、ハンマーなどほかのアイテムは一切不要です。
ポールを上下にストン、ストンと落とすように動かすだけで打ち込み完了です。本体自体に重量もあるため、さほど力もかけずに楽に打ち込めますよ。
ちなみにこのハンマーランタンスタンドには「シングル」「ダブル」「フリー」「ダブルフリー」という4種類のタイプがありますが、おすすめは「ダブルフリー」です。
「シングル」はフックが一つ、「ダブル」はフックが二つあり、「フリー」はフックが無しのタイプです。
フック一つではランタンを吊るして終わりなので、プラスαのアイテムを吊るすなら「ダブル」がおすすめです。「フリー」はもともとランタンハンガーなどを持っており、ただ地面に打ち込む棒だけ欲しいという方のためのタイプでしょう。
「ダブルフリー」はダブルなのでフックは2つですが、収納時はフリーのように本体にフックを収納できるタイプです。
「シングル」と「ダブル」はフックを折りたたむだけなので、どうしても収納時に大きさが気になるところ。そこで、フックが2つで本体内に収納できてコンパクトになる「ダブルフリー」が完成形と言えるでしょう。
筆者が〝UJack ハンマーランタンスタンド〟を実際に使ってレビュー!嬉しいポイントと使用手順を紹介!
それでは実際に筆者が愛用するUJackのハンマーランタンスタンドをレビューします。
専用の収納ケースが付属

付属のケースに収納した状態

ケースから取り出した本体
まずは専用の収納ケースが別売りではなく付属している点が嬉しいポイントですね。形が長細く代用できるケースがなかなか無いため選ぶ上での重要なポイントです。
吊り下げフックが収納可能&打ち込む先端部分は保護キャップ付き

収納された2つの吊り下げフック

打ち込む先端には保護キャップ付き
写真上(左)のように吊り下げフックが収納できるタイプなので非常にすっきりとしたシルエットで場所を取りません。
写真上(右)のように、打ち込む先端はやや尖っているため、ちゃんと保護キャップも付属しており、安心して保管できます。
使用方法(設置方法)

使用手順①:下を緩めて上を閉める ※2段階に高さを調節できる調節ネジ
使用手順①:先端の保護キャップを外し、2つの調節ネジの下を緩めて上を閉めます。

地面に打ち込むために上部の筒身を上に振り上げた様子

筒身を振り下ろした様子
使用手順②:筒身の上部を握って写真のように「振り上げて落とす!」作業を繰り返し行えば地面に刺さって固定されます。
ハンマーなどの道具が一切不要で、しゃがまず立った状態で楽々設置できるのが魅力です。
筆者の場合は設営にかかった時間はほんの1~2分程度でした。なにかと準備に時間のかかるキャンプではスピーディでありがたいです。

設置完了後の様子

2つのフックを有効活用しよう
使用手順③:地面への設置が終わったら、2つの調節ネジを好みの高さに固定し、上部のフックを筒身から取り出して完了!
シンプルで無駄のないシルエットがおしゃれですね。2つのフックもランタンとドライネットをかけるなど、多様な活用方法があります。
スリムなシルエットで簡単&スピーディに設置できる「UJackのハンマーランタンスタンド」!初心者でも扱いやすいので誰にでもおすすめ出来るランタンスタンドです。
〈ネットの口コミ〉
●値段の割に堅牢で設置がとても簡単。
●日中は屋外用虫よけ線香、夜はランタン用と用途は幅広く、ダブルフリーの収納型のアームはすっかり姿が見えなくなるのでスマート。
●このスタンドだけで地面に打ち込めるようになっているため、道具を使う必要がなくとても便利…但し、重い。
●自重のおかげもあって地面に打ち込みやすいのですが重いし長い…
等々の評判があります。