ベータカロテンや各種ビタミン、食物繊維が豊富な「オクラ」は栄養満点な夏野菜です。今回はみんな大好き!「肉巻き」をはじめ、アメリカ料理の「ガンボ」スープなど、体力の落ちやすいこの季節に持ってこいな夏レシピをご紹介します。

【オクラの夏レシピ3】鶏肉にシーフード、たくさんの野菜を煮込んだスープ料理「ガンボ」

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コンゴでは「オクラ」を意味する「ガンボ」。オクラのネバネバでとろみをつけるニューオリンズの郷土料理「クレオール料理」の代名詞ともいえる一品です。そのままスープとして食べてもいいですし、ご飯にかけて食べることもできます。

お好みでエビ・イカ・アサリなどのシーフードを入れたり、辛い味がお好みの方は、生の青唐辛子を刻んで入れるなど、いろいろとアレンジも楽しめます。今回は冷蔵庫にあったエビとイカを入れてみました。

ケイジャンスパイスミックスがない時はパプリカパウダーやオレガノ、ガーリックパウダーなどをブレンドして作ることもできます。タイムやカイエンペッパー、クミンパウダーは少量から入れて味を調えると良いです。

〈材料〉(2人分)

  • オクラ…10本(ていねいな下処理+板ずり)
  • 鶏もも肉(または鶏胸肉)…1枚
  • ソーセージ(燻製のものか、チョリソーがおすすめ)…50g
  • トマト…1個
  • セロリ…1本
  • ピーマン…2個
  • 赤パプリカ…1/2個
  • 玉ねぎ…1/2個
  • にんにく…2片
  • オリーブ油…大さじ1
  • チキンスープ…1.5~2カップ
  • ケイジャンスパイスミックス…小さじ2
  • ウスターソース…小さじ2
  • 塩…適量
  • 胡椒…適量
  • レッドペッパーorカイエンペッパー(お好みで)

〈作り方〉

1.トマトはざく切り、セロリ・ピーマン・赤パプリカ・玉ねぎはさいの目切りに、にんにくはみじん切りにします。

チョリソーは斜め薄切りに、オクラは水気をよく拭き取り、小口切りにします。

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2.鶏肉を一口大にカットし、少量の塩・胡椒とケイジャンスパイス(小さじ1)を振って下味をつけます。

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3.お鍋に油を引いて中火で2を炒め、火が通ったら玉ねぎとにんにくを加えて炒めます。

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4.玉ねぎが透き通ったらセロリを入れ、セロリに火が通ったらピーマンとパプリカを加えて炒めます。

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5.チョリソーを加え、油が出始めたらケイジャンスパイス(小さじ1/2)を入れます。

6.スープを加えて強火にし、沸騰したらアクをとります。

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7.トマトを加えたら弱火で10~15分ほど煮込みます。

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8.オクラを入れてさらに弱火で15~20分ほど煮ます。

途中でアクが出てきたら取りましょう。シーフードを入れる場合はここで投入します。軽く炒めてから入れるとよりおいしくなります!

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9.仕上げにウスターソース・ケイジャンスパイス(小さじ1/2)・塩胡椒で味を調えたらできあがりです。

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旬の夏に食べたい栄養満点なオクラ キャンプごはんにもたっぷり取り入れて夏も元気に!

夏が旬のオクラは、ネバネバ野菜の代表格。食感も楽しいので、好きな方も多いと思います。実は栄養価が高く、ベータカロテンや各種ビタミン、食物繊維を豊富に含んでいます。ネバネバは食物繊維の一種「ペクチン」で、便秘の改善や血糖値の上昇を抑える効果もあるんですよ。

また、オクラには疲労回復や滋養強壮の作用もあるので、体力が奪われやすい夏こそオクラパワーで乗り切りたいですね。

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