【オクラの夏レシピ3】鶏肉にシーフード、たくさんの野菜を煮込んだスープ料理「ガンボ」
コンゴでは「オクラ」を意味する「ガンボ」。オクラのネバネバでとろみをつけるニューオリンズの郷土料理「クレオール料理」の代名詞ともいえる一品です。そのままスープとして食べてもいいですし、ご飯にかけて食べることもできます。
お好みでエビ・イカ・アサリなどのシーフードを入れたり、辛い味がお好みの方は、生の青唐辛子を刻んで入れるなど、いろいろとアレンジも楽しめます。今回は冷蔵庫にあったエビとイカを入れてみました。
ケイジャンスパイスミックスがない時はパプリカパウダーやオレガノ、ガーリックパウダーなどをブレンドして作ることもできます。タイムやカイエンペッパー、クミンパウダーは少量から入れて味を調えると良いです。
〈材料〉(2人分)
- オクラ…10本(ていねいな下処理+板ずり)
- 鶏もも肉(または鶏胸肉)…1枚
- ソーセージ(燻製のものか、チョリソーがおすすめ)…50g
- トマト…1個
- セロリ…1本
- ピーマン…2個
- 赤パプリカ…1/2個
- 玉ねぎ…1/2個
- にんにく…2片
- オリーブ油…大さじ1
- チキンスープ…1.5~2カップ
- ケイジャンスパイスミックス…小さじ2
- ウスターソース…小さじ2
- 塩…適量
- 胡椒…適量
- レッドペッパーorカイエンペッパー(お好みで)
〈作り方〉
1.トマトはざく切り、セロリ・ピーマン・赤パプリカ・玉ねぎはさいの目切りに、にんにくはみじん切りにします。
チョリソーは斜め薄切りに、オクラは水気をよく拭き取り、小口切りにします。
2.鶏肉を一口大にカットし、少量の塩・胡椒とケイジャンスパイス(小さじ1)を振って下味をつけます。
3.お鍋に油を引いて中火で2を炒め、火が通ったら玉ねぎとにんにくを加えて炒めます。
4.玉ねぎが透き通ったらセロリを入れ、セロリに火が通ったらピーマンとパプリカを加えて炒めます。
5.チョリソーを加え、油が出始めたらケイジャンスパイス(小さじ1/2)を入れます。
6.スープを加えて強火にし、沸騰したらアクをとります。
7.トマトを加えたら弱火で10~15分ほど煮込みます。
8.オクラを入れてさらに弱火で15~20分ほど煮ます。
途中でアクが出てきたら取りましょう。シーフードを入れる場合はここで投入します。軽く炒めてから入れるとよりおいしくなります!
9.仕上げにウスターソース・ケイジャンスパイス(小さじ1/2)・塩胡椒で味を調えたらできあがりです。
旬の夏に食べたい栄養満点なオクラ キャンプごはんにもたっぷり取り入れて夏も元気に!
夏が旬のオクラは、ネバネバ野菜の代表格。食感も楽しいので、好きな方も多いと思います。実は栄養価が高く、ベータカロテンや各種ビタミン、食物繊維を豊富に含んでいます。ネバネバは食物繊維の一種「ペクチン」で、便秘の改善や血糖値の上昇を抑える効果もあるんですよ。
また、オクラには疲労回復や滋養強壮の作用もあるので、体力が奪われやすい夏こそオクラパワーで乗り切りたいですね。