今の子ども達には馴染みが薄くなってきた「ぬか漬け」。管理の手間から敬遠されがちですが、よく考えてみると、お米の糟(ぬか)が発酵して食材の味を変えていくアノ感じは、とっても不思議じゃないですか?野菜だけでなく、肉も魚もアレコレ漬け込んで実験すれば、新しい味に出会えること間違いなし♪ 夏休みの自由研究課題にもなるので、一石二鳥な研究です。

【ぬか漬けを味わう編】ウィンナーやブリカマ 味の奥行きは見通せないくらい深くなったのか

ウインナーの味でいえば、味の奥行き…というか、酸味とジュワーと滲み出る水分の深みは、確実に増しています。塩分がさらにプラスされているので、ご飯やお酒が進む味に。

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鶏肉の場合は、お肉をヨーグルト味噌に漬け込んで焼くことがありますが、味としてはどちらで作ったのか判断がつかないほど似たような感じに出来上がりました。ヨーグルト味噌よりも塩分があるからか、肉の水分が抜け酸味も香りも強いです。

魚はぬか漬け感薄めで、お子様にもオススメ!

ブリカマやタラなどの魚は、ふわっとして少し香ばしく焼けるようになるぐらいで、ぬかの香りはあまり感じられませんでした。

魚の旨みはしっかりあるので、お魚が苦手な子にも、実は食べやすくなる方法かもしれません。(長期漬け込めば酸味が出るかもしれませんので、ご注意を。)

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ご飯のおかずにするならば、エビをぬか漬けにして、玉ねぎやキャベツなどの甘みのある野菜と一緒に炒めるのもオススメです。乳酸菌発酵したエビの酸味と、野菜の甘みと、プリプリ食感が最高です。

野菜のぬか漬けは定番の味に

野菜はどれもぬかの匂いが移り…いわゆる「ぬか漬け」という味でした。強いて言えば、ミニトマトのぬか漬けは、ジューシーなトマトの味の後ろから、遅れてぬかの香りがやってくる、新感覚のぬか漬けでした。

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アボカドのぬか漬けは、いまだに何が正解かわかりません。皮のまま身が熟していないものを漬け込むそうですが、何度やっても「美味しい!」と思えないのです。たくさんの方がレシピをシェアしていたりするので、きっと美味しいぬか漬けになるポテンシャルはあるのだと思います。

最初の肉類にオススメは、ちくわとウインナー♪

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最初から生肉や生魚を漬け込むのは、抵抗があると思うので、ちくわやウインナー、魚肉ソーセージなどから始めてみるといいと思います。

加工食品はすでに塩分があるので、そのまま漬け込んでOK。野菜や生肉などには、軽く塩を振るのがぬか漬けの基本ルールです。

漬物乳酸菌でオナラやウ●チが臭くなくなる!?

ぬか漬けの持つ乳酸菌は植物由来の乳酸菌なので、動物由来のもの(ヨーグルトやチーズ)などよりも強い乳酸菌ができるそうです。

ですので、生きて胃腸まで届き、悪玉菌を退治してくれるのだとか。そしてこの悪玉菌が、実はオナラやウ●チのニオイの元。

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フジッコの乳酸菌ラボによると「肉中心の偏った食生活をしている方は、腸内が悪玉菌優勢になっている可能性が大きい」そうですよ。漬物を食べることによって、悪玉菌が減少することも確認されているそうですので、ぬか漬けを食べれば匂いを元からブロックでるという研究報告もあります。東海漬物研究所の論文より

肉(動物性タンパク質)の摂取が増えがちなキャンプにこそ、ぬか漬けパワーもうまく取り入れるといいですね!糠(ぬか)に興味のもてないお子さんには、こんなあたりから話をすると興味を持ってもらえるかもしれません(笑)。

夏野菜を使ったレシピはこちらの記事も参考に!

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