そら豆は鮮度が命! 旬の4月から6月は時期によっても味が変化
そら豆はさやの先っぽを上にして、空に向かって伸びていることから『空豆』という名前がついています。
そら豆は鮮度が命!収穫したら早く食べよう
収穫してから3日を過ぎると一気に味が落ちていくので、買ったらその日のうちに食べる、もしくは茹でておくのがおすすめです。さやから出たものは鮮度がどんどん落ちるので、なるべくさや入りのものを選んでいただくのが良いといわれています。
そら豆の旬は4月から6月
4月の”走りの時期”と6月の”名残の時期”では全然味が異なります。4月ごろの豆は若くて水分が多いのが特徴。茹でるだけでもおいしく食べられます!
一方6月の名残の時期になると皮が厚くなり、水分も減ってきて、豆らしい濃厚な風味、ほっくり感が増してきます。この時期は茹でたそら豆を潰してミキサーにかけてスープにしたり、クリーム系と合わせた料理もおすすめです。
同じそら豆でも、時期によって味わいが異なってくるので、違いを比べながら楽しんでみてください!
そら豆の選び方のポイントは覚えておこう!
皆さんはそら豆を買う時には、どこをチェックして購入していますか?
袋入りのものを選ぶのはちょっと難しいのですが、ばら売りで自分で選んで買えるお店があれば、以下の事に気を付けて選んでみてください!
そら豆を選ぶときのポイントはこちら!
そら豆を選ぶ際のポイント
・先のなり口がしっかりしていて、豆のふくらみが均一のもの。
・さやに張りのあるもの。
・筋が茶色くなったりしていないもの。
※さやに出ている黒い斑点(タンニン)は、露地栽培などで風に当たると生じるものなので、質には影響しないといわれています。
そら豆の茹で方とむき方のコツを知って料理に生かそう!
続いては、おいしいそら豆の茹で方をご紹介させていただきます。色鮮やかにホックリ仕上がる茹で方です。茹でた後に、ツルッとむきやすくするポイントなども合わせてお伝えさせていただきます。
そらまめの茹で方
【1】さやから出し、豆のくぼみに切り込みを入れます。
これをすると豆にしわが寄らず、皮をむく時にも楽にむけます!
【2】鍋に湯を沸かし、沸騰したら火を弱めて1の豆を入れ、煮立たせずに静かに茹でます。
【3】豆が膨らみ、緑色が鮮やかになったらOK。ゆで時間は4~5分くらいが目安です。
【4】ザルに上げて全体に塩を振り、うちわであおいで冷まします。
【5】料理に使う場合には、茹で上がったらすぐに薄皮をむくときれいな色が保てます。
※薄皮をつけたままだと蒸れて色が悪くなるので、火傷に気を付けて素早くむいてください!
そら豆のむき方
【1】茹でる前に切り込みを入れた部分に親指をひっかけます。
【2】ひっかけた皮を下にひっぱると皮がむけてきます。
【3】両側から押すとそら豆がピヨっと綺麗に出てきます。
形が綺麗に残った状態でむけます。形を残したいお料理に使うときなどにはおすすめです。むいた空豆がいつもボロボロになってしまう。という方はぜひお試しください!