料理を楽しむのはキャンプの醍醐味のひとつ。キャンプ料理で大活躍するのが、冷凍・熱湯OKの万能ポリ袋「アイラップ」です。防災にも役立つアイラップの魅力とおすすめレシピをご紹介します。

【アイラップレシピ1】ポリ袋で炊飯可能! 時間がかかるためガスの用意は十分にしよう

アイラップの基本情報についてご紹介したところで、おすすめのレシピをご紹介していきたいと思います。

まずアイラップの基本レシピとして、白米を炊いてみます。

キャンプシーンではもちろん、災害に備えるためにも覚えておくと安心ですね。

<準備するもの>

  • アイラップ
  • 白米(60g)
  • 水(90ml)※白米:水の割合は1:1.5

<作り方>

ポリ袋を使った炊飯では、たくさんの量を入れない方が良いとされているので、今回はおにぎり1個分の分量で作ります。

キャンプではあらかじめ米の量を計量して持参すると便利です。

無洗米ではないですが、防災時のことを考え、あえて米を研がずに水を投入しました。

30分吸水させたら、湯を沸かした鍋で30分加熱し、10分ほど蒸らして出来上がりです。

作る時のポイント

加熱時は、アイラップが鍋肌につかないよう、鍋の底に耐熱容器を置きます。

画像3: 筆者撮影

筆者撮影

加熱中に水が蒸発して量が減るので、水の量は多めが良いです。

炊飯時の水の対流がないせいか、炊飯器で炊いた時のようなふっくらさは再現できませんでしたが、食べることはできました。

画像4: 筆者撮影

筆者撮影

上手に炊くには練習が必要かもしれません。

時間がかかるのがネックなので、カセットボンベやOD缶など、ガスボンベは十分な量を用意しておきましょう。

【アイラップレシピ2】ジューシーで美味しい「鶏ハム」 加熱たったの3分で誰でも簡単に作れる!

続いて2つ目の基本レシピとして、鶏ハムを作ってみます。

<準備するもの>

画像5: 筆者撮影

筆者撮影

  • 鶏むね肉 1枚
  • 砂糖 大さじ1
  • 塩 大さじ1

<作り方>

1.鶏むね肉をフォークで刺して穴を開け、砂糖と塩をすり込み、アイラップに入れて時間をおいて寝かせます。

ここまでは自宅でやっておくのがおすすめです。できれば前日に行って冷蔵庫に入れておくか、時間がなければ当日の朝でも大丈夫です。

今回は調味料として砂糖・塩を使いましたが、この他にもハーブやマジックソルト、塩麴などお好みで楽しめます。

2.鍋にお湯を沸かし、弱火にしてから、アイラップに入れた鶏むね肉を耐熱皿に乗せて入れます。

画像6: 筆者撮影

筆者撮影

3.3分加熱したら火を止め、鍋にフタをして3時間放置します。

ジューシーで美味しい鶏ハムが完成しました。

画像7: 筆者撮影

筆者撮影

炊飯した白米と合わせて、野菜を添えれば、一品出来上がりです。

画像8: 筆者撮影

筆者撮影

白米の炊飯よりも、ガス火を使った加熱時間が短いのは嬉しいですね。

個人的には炊飯よりも鶏ハムの方が失敗が少ないと思います。

アイラップを活用方法はこちらも参考に! うまく利用してラーメンや豚汁も作れちゃう

こちらでは、アイラップを活用した口コミを紹介します。

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スープや具材を一緒にアイラップ に入れて湯煎することで、ラーメンも作れるようです!

湯煎の際には鍋底に一枚お皿を敷く等、アイラップが鍋底に直接触れないように対策して下さい。

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アイラップはレンジにかけることも可能です!事前に家で準備してから、キャンプ場へ持っていくことで現場での負担も解消できますね。

万能ポリ袋「アイラップ」でキャンプ料理をもっと楽しもう! 防災時にも使えて活用の幅は無限大! 

冷凍・熱湯OKの万能ポリ袋・アイラップがあれば、キャンプの料理の幅がさらに広がります。

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さらにアイラップは防災にも役立ちます。

地震などの災害により電気もガスも止まってしまったという場合、カセットコンロとアイラップがあれば鍋で調理することができます。

白米の炊飯もでき、他のおかずなど複数の食材をまとめて調理することができるので、水とガスを節約することができます。

また匂いを閉じ込める効果があることから、工夫次第で断水してしまった場合のトイレにも活用できそうです。

さらに病気やけがの時に氷で冷やすための氷嚢(ひょうのう)や、手袋代わりなど、工夫次第で用途が広がります。

自宅のキッチン、キャンプ用のボックス、防災用ボックスなど、必要に応じて複数のアイラップを常備しておくと安心ですね。

持っておくと安心なアイラップを活用して、キャンプをさらに楽しんでくださいね!

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