大人気コールマン286Aのランタンケースの作り方! メンテナンスセットも入って持ち運びが楽!
コールマンでおそらくいちばんスタンダードで人気の286Aタイプのランタンにぴったりとハマる木製ケースを自分でDIY、寸法を測って作成しました。
<材料はこれ>
●厚さ5mmのベニヤ(背板用)
●厚さ13㎜のホワイトウッド
●上部の大きめの取っ手
●扉の丁字フックと蝶つがいが2セット
●ネジ(取っ手と扉のフックと蝶つがい部分)28本程度
●釘 24本程度
材料はすべてホームセンターで購入。細かいパーツごとに購入すると値が張るので、サーフボードサイズの大きい板を購入し、鉛筆で線を引いてホームセンターで部品サイズにカットしてもらいました。
<製作上のポイント>
難しかったのは、ランタンをぴったりケースに収めるため、ランタンの直径+5mm(ゆとり)の幅を考慮して寸法を測ったことです。見てください、ランタンの底の部分は5mmのゆとり、その上部のガラス管の部分は指が入れられるよう両側に板1枚分(約10mmずつ)の隙間を作っております。
また、材木をカットしてもらった後に各部品をしっかりとヤスリ掛けし、ツヤだしと防水のための塗料を塗りました(見た目では分かりませんが塗って乾かしてを3回繰り返しております)。
組み立ててからの塗装は、はけでも塗料が届かない隙間が発生するので、材料をカットした時点でやってくださいね。
後は自分の寸法設計を信じて組み立てていくだけ。ヤスリ掛けなどでどうしても各パーツに誤差が出てしまうことは仕方がないですが、これもまあDIYならではの愛嬌ということで、何とか完成いたしました。
<ただのケースでは無いのです!>
こだわった点は、収納しても中身が少し見えるように、少し隙間を開けて2段扉にしたこと、扉の中に、ランタンのメンテナンスセット(リュブリカントとレンチ、ランタンのマントルなど)を入れておくスペースを作ったこと、そして取っ手の部分をワザとくぼませたこと。
なぜだかわかります?これはキャンプの際このケース自体が椅子として使えるようカスタマイズしたのです。(全く同じサイズの板を2枚用意し、上部の1枚は取っ手が設置できるサイズにくり抜いております。)
コールマンのランタンケースは既製品が販売されていますが、これはソフトケースのため、軽いというメリットはありますが、このような部品置き場がある、椅子にもなるような機能は持っておりません。せっかく作るなら、ということでここは特にこだわりました。
また、小さなこだわりとして背板のベニヤも通気をよくするために、最初から等間隔で穴が開いている材料を選んでおります。
少し重みがありますが、使ってみたい、開けたり閉めたりしてみたいという(自画自賛的な?)高揚感を感じるランタンケースはキャンプでの私の大切なパートナーです。
おすすめランタン&ギア&ランタンケースDIYに便利なグッズ やっぱりコールマン286Aは外せない
これからランタンを買うという方におすすめしたいグッズをご紹介します。
▼ランタンのおすすめはやはりコールマンのスタンダード 286A
▼ランタンメンテナンスに必要な潤滑油・リュブリカント
▼コールマンランタンの専用工具はスーパーレンチ
既製品であるランタンケースをあえて作ってみる! DIYでキャンプをもっと楽しんじゃおう!
何でも買えちゃう時代になったからこそ、改めて手作り品に価値を感じるようになりました。特に自分で作ったものは格別です。今回紹介したランタンケースはもしかしたらすでに作ったことがある、私よりも上手に作ったよという人もいらっしゃるような気がしますが、きっと役立っていることと思います。
DIYで手掛ける作品は、既製品を買うよりも高いコストになってしまうこともあります。しかしながら、自分で考え工夫を凝らして仕上げた作品は末永くキャンプのお供として、自分のアウトドアライフを盛り上げてくれること間違い無し。
キャンプで見つけた生活の不便さを解消する楽しさもDIYの魅力です。アウトドアが好きなみなさんには、オフシーズンのDIYもぜひお勧めします。