【ダッチオープン】で本格的な「鶏の唐揚げ」が作れる! 水とサイダーでジューシーに!
【1】
まず、モモ肉を水に浸けます。水道水で構いません。これだけで驚くほど唐揚げがジューシーになります!
なお、生の鶏肉に付着している雑菌が飛び散らないように、こんな感じでパックに穴を開けて水を流し込むのがいいと思います。10分後、水を良く切って、モモ肉をボウルに移します。
【2】
次に黒瀬スパイスで下味をつけます。画像ぐらいの密度でまんべんなく振りかけます。
ちょうどいい塩梅を出すのは少し難しいのですが、心配な場合は少なめの方がいいでしょう。揚げた後での調整が効くからです。
【3】
サイダー、醤油、紹興酒、中華料理の素、ごま油、ニンニク、ショウガ、ネギを加えます。ネギは青い部分をすりおろして使います。
ポイントは砂糖の代わりに入れるサイダーです。炭酸が肉を柔らかくしてくれるのです。
【4】
全部の調味料を入れたら、よく肉を揉みます。手を汚したくない場合、ジップロックなどに肉と調味料を入れて揉んでいくと簡単です。
【5】
下処理の終わった状態がこちら。このまま冷蔵庫で1時間ほど寝かせます。キャンプで作る場合、ここまでやってからクーラーボックスに入れてキャンプ場に持参してもいいと思います。
【6】
1時間以上経過して味が浸みこんだ肉に、溶き卵を混ぜます。別皿で卵を溶いてから混ぜるようにしましょう。
【7】
小麦粉、上新粉を1:1の割合で混ぜていきます。上新粉は米粉のことですが、カリっと仕上げるには一番よいです。
【8】
揚げていきます。揚げ物のコツはこちらの記事を参考にしてください。
唐揚げの場合、160度で2分ほど揚げてから加熱を加え、180度まで上げながらトータル6~7分という感じです(2度揚げでも構いません)。最初の2分は触らないようにします。蓋をして揚げますが、温度を途中で上げだしたところでひっくり返してムラなく熱が通るようにします。
【9】
最後の1~2分は蓋を取って様子を見ながら揚げましょう。時間に注視するというより、焦げる前に引き上げること。引き上げたらよく油を切れば完成です。
食べる際、少し味が薄いと感じたら、追加で黒瀬スパイスや塩を振りかけると調整ができます。
【鶏の唐揚げ】プロの味を「ダッチオーブン」で再現 コツを生かしつつ本格的な唐揚げを作ろう★
いかがでしたか?最初に水に浸け、炭酸を使うことでジューシーさはアップします。そして上新粉でカリカリにする。
あれこれ試してみましたが、私の到達点はこんな感じです。
唐揚げを作らない家庭はほとんどないと思いますが、その作り方は本当に奥が深いです。
味付けも、あえて調味料はシンプルにして完成後タレを絡めて食べたり、あるいは和風の調味料を使ったりと、方法はたくさんあります。
今回のレシピ通りに作れば「プロっぽい唐揚げ」を楽しめますが、それが皆さんの口に合うかどうかわかりません。コツを生かしつつ、家庭ごとの最適解を導き出してくだされば幸いです。