コツを抑えれば簡単!美味しい! 手作りポテトチップスの作り方を詳しく写真で紹介します
今回は「ポテトチップス」ですが、私の記事としては初めてお菓子作りのレシピ紹介になりますね(まあ、つまみになるやつですけど)。
家庭で作るポテトチップスはかなり市販のものと味が違います。ジャガイモそのものの味がしっかりとしており、出来立てならではの美味しさもあります。これをキャンプ場でハイボールを飲みながら食べたら最高だろうと思います。
作り方はジャガイモを切って、揚げるだけ、なので簡単です。とはいえ、いくつかコツがあって、そこをしっかり押さえないと割と失敗しやすいレシピでもあります。
ですので、今回は「コツ」を中心に紹介をしていこうと思います。
【ポテトチップスの作り方①】スキレットなどの道具・食材を揃えよう! じゃがいもは大きめがおすすめ
ポテトチップスの食材(2人前)
・ジャガイモ …2~3個
・黒瀬スパイス …適量
・塩 …適量
ジャガイモはメークインより男爵がよいです。大きめのものを使いましょう。
味付けは塩や青のり、バターなどを使ってもいいのですが、ここではキャンパーらしいフレーバーとして「黒瀬スパイス」味にします。
またかよ、と思う方もいるかと思いますが、スパイシーかつ塩味もしっかりつくので、黒瀬スパイスはポテトチップスには本当によく合います。ただ、ちょっと辛味があるので、あまり小さなお子さんには食べられない可能性もありますので、その点はご注意ください。
ポテトチップスの調理に必要な道具
・大きめのスキレット、フライパン、ダッチオーブンなど
・あればスライサー
揚げるための道具は、薄くてもいいので広さがあるスキレットなどがおすすめです。
ジャガイモはナイフだけでも切れますが、なるべく薄く均一に切りたいので、スライサーがあると簡単です。
なお、上記以外ではナイフ、まな板、ピーラー、バーナー、揚げたチップスを置くためのバットやキッチンペーパーなども用意しましょう。
【ポテトチップスの作り方②】美味しく作るコツを掴もう! 味付けはキャンプで重宝する黒瀬スパイスで
【1】
ジャガイモの皮を剥いていきます。ピーラーがあればあっという間に剥き終りますね。
【2】
ジャガイモをスライスしていきます。コツとして、なるべく薄く切ること、均一の厚みで切ることを意識しましょう。
どちらもカラっと揚げるためには重要なポイントです。画像では包丁で切ってしまっていますが、スライサーを使って切った方がよいです。
【3】
切り終わったジャガイモに塩を一振りし、水に浸け込みます。軽く揉むように洗っていきましょう。
すると水が白く濁ります。この濁りはジャガイモのでんぷんによるものなのですが、このでんぷんが揚げる際には邪魔になります。なのでコツの2つめとして、水が透明になるまで2~3回ジャガイモを洗うことを行います。
【4】
洗い終わったジャガイモの水気を切ります。おすすめは冷蔵庫で1時間ぐらい風乾する方法です。
【5】
ジャガイモを揚げていきます。油温は160度~170度ぐらいのやや低め。水分が残っているか確認しながら揚げていきます。
コツの3つめですが、もし水分が残っている場合は、キッチンペーパーで拭きながら揚げていくです。
【6】
揚がったかどうかの目安ですが、トングでジャガイモを曲げてみて、まだふにゃっとした感触が残っているようなら揚がっていません。パキッとした硬さが感じられたら焦げる前に引き上げましょう。
【7】
熱いうちに黒瀬スパイスを振ります。この後少し乾かし、油を切れば完成です。
この時、大量に揚げても構わないのですが、コツとして揚がったポテトチップスは重ねないように乾かすようにしましょう。重ねるとパリっとした食感が損なわれることがあります(冷めてから重ねるのはOKです)。
工夫次第な手作りポテトチップスの味付け シンプルに塩・コンソメ・バターも美味しく食べられる!
あっという間に揚がるので、結構量産ができますね。
食べてみるとわかりますが、市販のものよりくどさがなく、ジャガイモ本来の味が楽しめるポテトチップスになります。なので塩味だけでも結構美味しいです。
フレーバーを工夫するなら、粉末のコンソメをまぶすとか、熱して溶かしたバターをかけ回すというのもオススメです。いろいろな味が作れると思うので、是非あなたの家のオリジナルポテトチップスを作ってみてください!