日本の都道府県はほとんどの地域が海に面しているので、手軽に海釣りが楽しめます。釣り初心者が気軽にチャレンジできる『海釣り』ですが、海釣りで比較的釣れやすい魚を、事前に知っておくのがおすすめ。 釣ってから持ち帰り、晩ごはんの食材にできる魚が多いので、初心者でも海釣りで釣れる魚の種類と、魚の調理法をあわせてご紹介します。これから海釣りへ出かける予定のある人は、ぜひご参考にしてくださいね。

サビキ釣りでたくさん釣れる『アジ・サバ・イワシ』 刺身や煮付けが簡単でおすすめ!

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まったくの海釣り初心者でも、大漁に釣れるのがアジ・サバ・イワシです。これらの魚は群れで行動していることが多く、時期や時間帯などが良いときに当たれば、50~100匹ほど釣れます。

また、アジやサバ、イワシは、新鮮な状態で持ち帰ることで刺身や煮付けなど晩ごはんの食材にもピッタリ! 簡単にさばけるのも魅力です。

【レシピ】魚の丸ごと煮付けが手軽で簡単! アジ・サバ・イワシ共通煮付けのタレおすすめレシピ

サビキ釣りで釣れるアジやサバ、イワシは、市場で売っているようなサイズではなく、少し小さいことが多いです。

刺身にするには手間がかかってめんどうと感じる方は、魚を丸ごと煮付けにするのがおすすめ。

【煮付けのタレ材料】
◆釣った魚
◆生姜・・・一片
◆水・・・50ml
◆醤油・・・大さじ1~2(濃い味が好きな人は大さじ2)
◆みりん・・・大さじ2
◆酒・・・大さじ3
◆砂糖・・・大さじ1(お好みで入れる)

【レシピ】
1.生姜を千切りにする
2.全ての材料を鍋に入れる
3.水気を切った魚を投入
4.落とし蓋をして弱火で5分ほど煮る
5.アクを丁寧に取り除き、中火にしてさらに5分煮る
6.皿に盛り付けて完成

『アイナメ』はテトラポットや岩の陰に潜んでいる! 刺身でもから揚げでも美味しい

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アイナメは根魚の一種で、テトラポットや岩の陰に潜んでいます。

またアイナメは驚くほど必死に泳ぐ魚なので、かかった瞬間から吊り上げるまで、釣りの楽しさを感じられる魚のひとつ。グングン引っ張りますが、釣り糸が切れるほどの強くもないので、初心者でも簡単に釣り上げられますよ。

【レシピ】アイナメの刺身はひと手間加えると極上の刺身になる! から揚げは水分を切って揚げるだけ

アイナメを刺身にするときは、その日の内にコリコリの状態で食べてから、残りは昆布〆にするのがおすすめですよ。一匹で二度違った美味しさを味わえるのが魅力です。

また、1~2日置いたアイナメをから揚げにするものおすすめ。大漁に釣れたときは、刺身とから揚げの両方を味わってみてください。

【材料】
◆アイナメ・・・1匹
◆調理用吸水シート・・・1〜2枚
◆塩・・・少々
◆胡椒・・・少々
◆片栗粉・・・アイナメにまぶせる量

【レシピ】
1.アイナメを捌き、調理用吸水シートで挟む
2.冷蔵庫で1~2日、魚の水分をとる
 ※水分をとらないと、揚げたときにビチャビチャになるので注意。
3.アイナメを食べやすいサイズにカットする
4.塩・胡椒で味をつけて、片栗粉をまぶす
5.180℃に熱した油でキツネ色になるまで揚げる
6.油を切って、お皿に盛りつけたら完成

動きがないけど釣竿が重いときは『ソイ』がかかっている可能性が! 刺身やあら汁にするのがおすすめ

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「魚がかかった!」と思ってリールを撒いても、動きがない・暴れないときは、『ソイ』の可能性があります。

ソイにはシマゾイやクロゾイなど種類がたくさんあります。また、秋から春にかけての寒い季節に釣れるソイは、脂がのっていて美味しい時期。

刺身はもちろん、あら汁にしても美味しいソイが釣れたら、筆者は晩ごはんが楽しみになるほど!

【レシピ】ソイの刺身はコリッコリだけどアニサキスには気を付けて! あら汁は鍋に入れるだけで手軽に作れる

ソイの刺身は当日に食べると、驚くほどコリコリ。アイナメよりもコリコリさが感じられます。さらに昆布〆を1~2日間すると旨味が凝縮し、当日に食べる刺身とまた違った食感や味わいが楽しめますよ。

また、あら汁は大雑把に作っても美味しくできあがるのでおすすめです!

【材料】
◆ソイ・・・1匹
◆水・・・1L
◆お好きな野菜・・・お好みの量
(大根やニンジン、じゃがいもなど)
◆塩・・・少々
◆醤油・・・小さじ2

【レシピ】
1.ソイは食べやすいサイズにぶつ切りにする
2.鍋にソイと水、お好きな根野菜を入れる
3.アクが出てくるので、丁寧に取り除く
4.他に野菜を入れるときは、このタイミングで入れる
5.野菜に火が通ったら、塩を入れて味を調整
※大さじ1を入れてから、少しずつ足していくと簡単に味が調節できます。
6.仕上げに醤油をと入れて完成。

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