外出自粛で”おうち時間”が増えている今だから、親子でおやつを作りを楽しみませんか?お家で練習して、アレンジやトッピングを相談しておけば、キャンプの時にはお買い物から一緒に楽しめますよ。アウトドアで調理する時の工夫などもご紹介します。
アウトドアでは洗い物少なく&持ち運びやすい食材でおやつを作ろう!
おやつ作りでは、バターやチョコレートなどの油分が多い材料を使うことが多々あります。
汚れを拭き取ってから炊事場に行ったり、キャンプ場で小麦粉やホットケーキミックスを使った後のボールを洗うのは、いつも以上に大変ですので、簡単に作れるものから始めてください。
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お子さんは、外で遊んで手も服も汚れていたりします。調理前に手洗いをするのはもちろんのこと、なるべく直に”手で捏ねる”といった工程は避けたいですね。
あらかじめ基本的な作業は大人がしておき、お子さんはトッピングや飾り付けを楽しむのも、1つの方法だと思います。
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キャンプでは、ご飯の量やタイミングが家とは違います。お腹にたまるおやつが必要な時もあれば、逆に予定していたおやつが入らないほど満腹な時もあります。材料が無駄になってしまうことのないよう、なるべく常温で持ち運べる材料を基本にして、おやつのメニューを考えておくと便利です。
アウトドアイベントで子どもに大好評! おやつメニュー2つをご紹介
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(一社)日本オートキャンプ協会のコーディネーターを務める筆者は、4年前からアウトドアデイジャパン東京で”おやつワークショップを開催。キャンプギアを実際に使用してもらうことで、リアルにアウトドアを体験してもらう試みで、毎年大好評です。(※ 2020年4月のアウトドアデイジャパンは中止となりました)
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今日は過去のレシピの中から、幼児でも一緒に作れるものを2つご紹介します!
アレンジ自在で大人もワクワク♪ 餃子の皮でバナナパイ
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詳しいレシピはスクロールしてご覧ください♪
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材料/15個分 バナナ3本、餃子の皮15枚、バター20g程度、トッピング(ピスタチオ、マシュマロ、ミントチョコ、ルマンド)
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1:バナナの皮をむき、ジッパー式袋に入れます。
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2、手で揉んで潰します。
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3、好きな味にトッピング!甘味を足すのがポイントです。(写真はピスタチオ&マシュマロ)
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4、袋に穴を開け、餃子の皮に絞り出します。(バナナ1本で5〜6個分)
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5、皮の端に水をつけ、軽く押さえて閉じます。
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お子さんが作業する場合には、中身は少なめにしてあげると綺麗に作れます。
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トッピングにチョコレートなどの液体(?)を入れた場合、トロッとするので厚みは出ません。
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6、フライパンにバターを溶かし、両面を焼いて完成!!(皮に火が通ればOKです。)
バナナパイの材料
- バナナ
- 餃子の皮
- 加塩バター
- シナモン
- コーヒーシュガー(グラニュー糖)
- ロッテ ルマンド
- ピスタチオ
- マシュマロ
- ミントチョコ
バナナにチョコをミックスしたり、ナッツやクッキーを砕いでみたり、マシュマロを入れたり…お好みでアレンジは無限大です。私のオススメは、バナナ&ルマンドのシンプルな味付け。少し甘みを足した方が美味しいので、バナナにハチミツを加えて作っても美味しいですよ♪
材料2つで栄養満点! お豆腐チュロス
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詳しいレシピはスクロールしてご覧ください♪
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材料:8cmのチュロス約15本分 絹ごし豆腐160g、ホットケーキミックス150g
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1、ジッパー袋にホットケーキミックスとお豆腐を入れる。水分も全部入れてくださいね。
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2、粉っぽさがなくなるまで、モミモミして混ぜ合わせます。
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3、袋の端を小さめに切り、クッキングシートの上に絞り出します。
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モミモミが楽しいからといって、やりすぎると大変なことに!グルテンで硬くなり、うまく絞れません。
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4、油を熱し、クッキングシートごと揚げて完成!!シートは、途中で自然と外れてきます。
チュロスの材料
- 絹ごし豆腐
- ホットケーキミックス
- きび糖
※ お豆腐とホットケーキミックスは同じ分量を使います
アウトドアで揚げ物をする際には、温度管理と急な雨などに気をつけてくださいね。絞り出す際に製菓用の絞り口金を使うと、売り物のようなギザギザした形にも作れますよ♪
優しい甘さのチュロスですので、小さなお子さんにも安心。甘みを足したい場合には、砂糖をふったり、溶かしたチョコレートをつけたりして楽しんでみてください。
シェラカップでマシュマロとチョコレートを溶かし、ディップして食べても美味しいですよ♪
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最近は、どこのスーパーでも、小麦粉やホットケーキミックスが品薄状態。ネット通販でも手に入りにくくなっているようです。食べたい時に作れるように、見かけたら1袋購入しておくといいかもしれませんね。
みんなで食べたい! キャンプのお手軽おやつをお家でも楽しもう
お友達家族とキャンプに行った時、おやつもみんなで同じものをワイワイ食べたいですよね。ですが、今は食物アレルギーを持つお子さんがとても多い時代。市販のおやつを食べられない子もたくさんいます。
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そんな時、手作りのおやつなら、使う食材も器具も自分で選ぶことができますよね。みんなで一緒に作ったおやつ。みんなと一緒のおやつ。たったそれだけですが、幸せを感じてくれるお子さんがいることを覚えておいていただけたら嬉しいです。
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私の周りには、お子さんのアレルギーをきっかけにキャンプを始めた方が多くいらっしゃいます。キャンプなら、親が子どもの食ベ物の安全を管理してあげることができるし、みんなと同じものを食べて、一緒に楽しむ場を作ってあげることができる。
そんな話もしながら、お友達みんなで楽しめるレシピを考えていただけたら嬉しいです。
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