ファミリーキャンプサポーターの安井直子です。テント=家だと思えば、キャンプでも「家事」と呼べる新たな子供との時間が見えてきませんか?キャンプとは、アウトドア(いつもと違う環境)で「衣・食・住」を楽しむ、シンプルな行いです。普段よりもゆったりと時間が取れるキャンプだから、お子さんの「やってみたい!」に寄り添って、親子で一緒に家事をしてみるのはいかがでしょうか。

「イヤイヤ!」させないための、キャンプ家事の下準備とは

画像1: 筆者撮影

筆者撮影

掃除機をかけたがったり、洗い物をしたがったり、料理の手伝いをしたがったり…なんでもやってみたがる家事の「最初の時期」は、いわゆるイヤイヤ期の頃と重なります。「やってみたいけれど上手くいかない」とか、やりたい事が危ない事だったりだとか、イヤイヤスイッチが入るきっかけは無数にありますよね。下準備で回避できるスイッチは、なるべく取り除いておきましょう!

①包丁やハサミなど危険な刃物は離れた場所で

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木の棒で「たたきキュウリ」にしたり、葉物野菜をちぎってもらったり、ジッパー式袋でモミモミしたり…包丁を使わない調理をしてもらいましょう。満足してきた頃にお子さんを預け、炊事場でコソッと包丁調理してくればOKです。焦るとイラっとしちゃうので、のんびり行きましょ!

②とにかく何かお手伝いしたい

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筆者撮影

野菜洗いも調理もまだできない月齢の時には、テーブルを拭いたり、ゴミ捨てを任せたりするだけでも喜んでくれました。それさえも出来ないヨチヨチ歩きの赤ちゃんの頃は、味見係に任命してハイチェアに座っていてもらうのもお手伝い。調理途中の生の人参をかじったり、茹でただけの野菜を食べさせたり…今では懐かしい思い出です(笑)

③ちょっとだけでも立派なお手伝いを任命

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テント設営の時、ポールを組み立てたりペグ打ちしたりするだけではテントは立ちませんよね?風が強いからシートの端をちょっと抑えてて欲しいのに手が足りない…。そんな時には、子どもが端に座ってくれるだけで本当にありがたいんです。

状況にもよりますが、キャンプ場ならば、お手伝いをさせてあげられる事がたくさんあります。なにせ、時間はタップリありますから!

多少失敗しても怪我さえしなければ大丈夫。不慣れな場所での調理は、大人でも失敗したりしますので…子どもも大人もオールOK! 一緒にできる事を探しながら、楽しく家事できるといいですよね。

キャンプで下の子を「任せる」ということ

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長女のキャンプデビューは1年生の時。普段から次男(0歳)のお世話が大好きだった長女は、テントデビューしてアタフタする大人たちに代わり、下の子達のお世話をしてくれていました。

その後、次男の側にいるのは長男(4歳)の担当になりましたが、石や草を食べないように見守り、時には水やお茶お飲ませたり、一緒におやつを食べたり、弟を守る役目を任されていた兄は、少しずつ頼れる兄に成長して行きました。

一見すると弟と遊んでいるだけですが、それだけでも、大人達は安心して作業ができるので、とっても助かるお手伝いでした。「年齢や状況に合わせて、できる人ができる事をする」それが家事の基本ですよね。

次男は未だに楽してる!?

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物心ついた時から、キャンプの時には、ずっと見守られている存在だった次男。もうじき6歳になるというのに、邪魔にならないように過ごしている事=自分の仕事だと思っています。木陰で静かに遊んでいたり、おやつを食べていたり…。流石に最近は、長女・長男からチラホラ不満が聞こえてきています。

最近は、ペグ係、洗い物付き添い、ゴミ捨て、水汲みなど、なるべく手伝ってもらうようにしているのですが、私以上に上の子達がイライラしてしまって、待ってあげる事ができないのです(笑)

注意されてばかりの次男はやる気をなくす悪循環。なんとかして、一緒に(平等に)家事する方法を見つけなければ!と、私も模索中です。

喧嘩もたくさんしたけれど…

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テント内の物の置き場所や荷物の詰め方がパターン化されて慣れるまでは、子供たちからの「ママー、あれはどこー?」が一日中続き、イライラしていることもありました。使ったものの片付け場所が決まっていないから、テントの中もグチャグチャになるし、次に使う人がどこに何があるのか見つからずに更にイライラ。

これって、家でも同じですよね?

ところが、キャンプで家族のルールを決め、自然と役割分担も出来るようになってくると…、不思議と家に帰ってからも、そのルールが家族間で明確になっていきました。

画像8: 筆者撮影

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キャンプでは、「みんなで衣・食・住しよう!」と思うことができて、子どもがご飯を作ったり、パパがテントの中を整えたり…、言わなくても自然と協力できる空気感があります。

「住:テントを建ててサイトを作り」「食:食事を作り、食べ、片付け」「衣:お風呂に入ったり着替えたり、上着で体温調節したり」それらをワンオペで熟そうとすると、きっとお子さんに影響が出てしまいますよね。

自宅では、お互いに、言われてから動くことも多いけれど、それでもキャンプ同様に、誰か一人が大変な思いをするのではなく、みんなで一緒に動いて、みんなで一緒に楽しむ空気感が出来たので、私はいつも助けられています♪

家族がお互いに「ありがとう」を忘れずに! 「ありがとう」の一言だけでニコニコ頑張ってくれる時期は、今だけかもしれませんよ。

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