【尾瀬の魅力】ありのままの自然が残された貴重な国立公園!広大な湿地に咲く美しい高山植物にも注目
日本の自然保護の原点!尾瀬国立公園とは
新潟県、福島県、群馬県、栃木県の4 県にまたがっている尾瀬国立公園は、国立公園特別保護区、国の特別天然記念物、ラムサール条約湿地にも指定されており、今回ご紹介する「尾瀬ヶ原」などを含む貴重な自然が残されているエリアです。
また、過去に何度も開発の危機がありながら、人々の努力により今日までありのままの自然が保たれていることから、日本の「自然保護の原点」とも呼ばれています。
広大な面積を誇る尾瀬ヶ原!あの名曲の歌詞にある花も!
本州最大(約760ha)の高層湿原である尾瀬ヶ原は南北2km、東西6kmにもおよぶ広大な面積を誇ります。
その湿地では名曲「夏の思い出」に歌われたミズバショウやニッコウキスゲなどの美しい高山植物が楽しめます。
尾瀬ヶ原を最大限に満喫する秘訣!初心者でも安心なお手軽ハイキングコース&目的別のベストシーズン
お手軽ハイキングにおすすめ!「鳩待峠(はとまちとうげ)から尾瀬ヶ原周遊コース」
尾瀬ヶ原の広大な湿原を十分に堪能できるおすすめルートです。
ほとんどの道が整備された平坦な木道ですので、とても歩きやすくサクサク進んでいけます。また、食事やトイレのある山小屋も多く、安心してハイキングできます。
天候の悪化や体力的にキツイ場合には、牛首(うしくび)分岐などの途中で折り返して、コース短縮をすることも出来る柔軟なコースです。
1.鳩待峠~山の鼻 (約1時間)ビジターセンターにて食事可能、トイレ有。
2.山の鼻~牛首分岐(三又)(約1時間)尾瀬の湿原の景色を楽しみながら木道の上を歩くハイキング。
3.牛首分岐(三又)~竜宮十字路~ヨッピ吊橋(約1時間30分)竜宮十字路の山小屋で食事可能、トイレ有。
4.ヨッピ吊橋~牛首分岐(三又)(約50分)
5.牛首分岐(三又)~山の鼻(約55分)
6.山の鼻~鳩待峠(約1時間20分)
※合計所要時間:約6時間30分
※総移動距離:約17km
鳩待峠へのアクセスは車の場合、マイカー規制もあるため、途中からはバスやタクシーで向かいましょう。詳しくは片品村観光協会の公式サイトをチェック。
おすすめシーズン
四季折々の様々な表情を見せる尾瀬ですが、その中でもおすすめシーズンがあります。例年、5月中旬から下旬ごろに雪解けで山開きとなります。
有名なミズバショウを見るなら5月下旬~6月上旬、ニッコウキスゲならば7月中旬~8月中旬が見頃です。紅葉を楽しみたい方は9月下旬~10月中旬がおすすめです。
尾瀬ハイキング「必須装備」&「持参を心がけたいアイテム」肌寒さ対策にフリースや手袋があると便利
尾瀬は標高が約1400mの高原であるため、気温は平地のマイナス10~15℃くらいを想定して服を選びましょう。
必須装備
・動きやすい服装:速乾性のよい素材がベスト(動きにくい&乾きにくいジーンズはNG)
・防寒着:温度調整しやすいように薄手と厚手の上着がおすすめ
・運動靴:登山靴がベストだが、尾瀬ヶ原ハイキングならばスニーカー等でも可
・リュック:両手が空くようにリュックがおすすめ
・食料・水分:途中の山小屋で水分や食料は購入できるため、持ちすぎにも注意(水は1L程度までにして後は都度購入がおすすめ)
・小銭:トイレのチップ用として必要
・レインウエア or 折りたたみ傘:天候の悪化に備えて必ず持参(両手が空くレインウエアがおすすめ)
持参を心がけたいアイテム
・ゴミ袋:ゴミは持ち帰りましょう
・帽子や日焼け止め:日差し対策に
・ファーストエイドキット:もしもの時のために持参がおすすめ
・タオル数枚:汗拭きや防寒など様々な用途で使える
・手袋:防寒用として
ワンポイントアドバイス
初夏(5~6月)やシーズン終盤(10月~)では冷え込むため、フリースや手袋があると重宝します。
軽量で保温性の高いマイクロフリースを採用しているザ・ノースフェイスのジャケットはシーンを問わず活用できるのでおすすめです。
手袋でおすすめなのが、以下の防寒手袋。
二層構造の素材によって防水効果に優れ、高い滑り止め設計でグリップ性もよく、ウィンタースポーツから登山、バイクなどあらゆるスポーツにも汎用ができます。
またふわふわの裏起毛によって、肌触りもよく保温性も高く作られています。
【タッチパネル対応】グローブはタッチパネル対応できます。導電性に優れている材料を採用してタッチ感度は抜群、手袋をつけたままでスマホやipadなどのタッチパネル操作が可能です。
【保温性】裏起毛加工なので、保温性に優れており、暖かいです。冬の自転車、通勤、通学、ウォーキング、アウト...