テント内での薪・石油ストーブの使用は危険性が伴う! 冬キャンプは防寒対策・安全対策が重要!
冬キャンプをする上での防寒対策として、就寝時や休憩時に冬用シュラフを利用するのは当然のごとくキャンパーのみなさんはしていることと思います。しかし、最近ではシュラフだけにとどまらずテント内で石油ストーブや薪ストーブを自己責任で使用している方々もチラホラいらっしゃいます。
もちろん、キャンプ場でのルールを守ってしっかりと安全対策をとっておれば問題はありませんが…せっかくの楽しいキャンプを台無しにしないためにも、それに伴う危険性も知っておきましょう!
そこで防寒対策に関して安全度が高い順に、それぞれのリスクとオススメアイテムの紹介を交えつつ解説していきたいと思います。
【防寒対策①】重ね着 安全&効果的! フリースやダウンを着用しよう 細かく重ね着するのがおすすめ
(安全度:★★★★★/危険性無し)
服を着込むのがもっとも安全で効果的。着込む時のポイントは脱ぎ着で調節しやすくすることです。例えば肌着の上に長袖、その上にフリースのジャケット、その上にダウンジャケットを着るなどして細かく調整できるようにしておくと気温の変化や体温の変化に対応しやすくなります。
また、就寝時や休憩時での暖かいシュラフは冬キャンプの必須アイテムです。特にオススメなのはダウンシュラフなどの冬用シュラフ。ダウン素材は収納サイズが小さく、空気でふかふかになって暖かいのが特長です。
私は日本のダウンシュラフメーカーの「ナンガ・オーロラ600」を使用しています。国内洗浄のダウンにこだわり、職人のこだわりが詰まった製品を販売しているところが愛用している理由です。
オーロラは防水のモデルで、濡れてしまうと保温力が落ちてしまうダウンの弱点をカバーしてくれる優れものです。高価ですが、結露で濡れても安心ですし、家の布団で寝ているかのような暖かさと快眠を得ることができますよ。
Nanga(ナンガ) オリジナルシュラフ ダウンバッグ 600STD レギュラー
【防寒対策②】外で焚き火 外なら一酸化炭素中毒になりにくい! 椅子にムートンを敷くと背中も暖かい
(安全度:★★★★/危険性は飛び火に注意!)
焚き火は寒さに関わらずキャンプの醍醐味ですが、冬キャンプの場合は「暖をとる」という目的がありますね。暖かさと炎のゆらめきでリラックスできる最高の時間です。
焚き火で飛んきた火の粉でダウンジャケットやチェアに穴を開けたりしないように注意しましょう。また、焚き火をしている時の正面は暖かいのですが背中側が寒くなるので、私はムートンの毛皮をチェアに敷いて使用しています。暖かくて触り心地も良いのでオススメです。
ムートンラグ 縦90cm×幅60cm
【カラー】 どんなインテリアにもしっくり馴染む、優しい色合い「アイボリー」「ブラウンストーン」「キャラメルブラウン」「ムーンストーングレー」の4色展開。※ムートンの毛皮は、天然素材1匹のため、1つ1つ毛長・毛並・形・色合い等に違いがあります。ご了承ください。...
特に冬は乾燥して火事が起きやすい時期です。火から目を離さず消火まで見届ける、焚き火台の周りの燃えそうなものをあらかじめどけておく、周りに水を撒いておくなど注意したいですね。