雪の遊びといえば、スキーやスノボーが定番ですが、今年の冬は雪だるま・かまくら作りに挑戦してみませんか? ポイントを抑えておくとどちらも簡単に作れてしまうんです。雪が降らない地方に住んでいる方は、なかなか挑戦する機会が少ないかもしれませんが、シュミレーションしておけば、家族で雪国や雪中キャンプに行った際など、ヒーロー!?になれるかもしれませんよ…。雪国・青森育ちの筆者が解説します。

初心者でも挑戦できるかまくら作りについて解説!

かまくらの作り方は2種類!子どもと一緒に挑戦するならドーム型がおすすめ!

次はかまくら作りの解説をします!

画像: かまくらの作り方は2種類!子どもと一緒に挑戦するならドーム型がおすすめ!

かまくらの作り方には、ドーム型とブロック型の2種類があります。

ドーム型は言葉通り、雪をドーム型に積み重ねて、最後に人が入れるように穴を開けるというものです。こちらは簡単で初心者にもおすすめです。

ブロック型は上級者向けな作り方で、四角い型で雪のブロックを作り、それを積み重ねてかまくらにするというもの。レンガの家を作るイメージですね。

雪まつりなどで展示されている雪像もこの作り方をする場合がありますが、難易度が少し高いため、今回は初心者でも簡単に挑戦できるドーム型のかまくらの作り方を解説します。

ドーム型のかまくらを作る際は2つのポイントを抑えましょう!

水をかけて頑丈にしたり 木の枝を利用して壁の厚みを均等に!

①まず、作りたいかまくらの大きさを想像し、地面に目印となる円をスコップなどを使って描いていきます。中に入る人数にもよりますが、直径1mから2m未満ぐらいが通常良く作られている大きさです。

②円の中に雪を積み重ねていくのですが、まずは円柱を作るつもりで、だいたい1mくらい積み重ねていきましょう。

ここで1つポイントです! 雪をただ積み重ねるのではなく、20cm程度積み重ねるごとに水を全体にかけて頑丈にしましょう。穴を掘る前に、このまま一晩置いて固めるとより頑丈なかまくらになりますよ!

③次は、円柱に積み重ねた雪をスコップなどを使ってドーム型に整えていきます。

ここで2つ目のポイントです! 20cmほどの木の枝を10本以上は用意して、ドームの側面に直角になるように全体的に刺していきましょう。この工程は後々、活きてきます。(かまくらの壁を均等に保ち、強度を確保するための目安となります)

④ドーム型に整えたあとは、入口となる穴を開けていきましょう。人数や背の高さによって大きさも異なりますが、高さ50cmほどの目印を描いて、そこをスコップなどで掘り進めていきます。

内部を掘り進めていくうちに、③のポイントで刺した木の枝が見えたらその部分を掘るのはやめて、まだ掘っていない部分を進めます。理由は木の枝の長さ=壁の厚さですので、壁の厚さが均等になるようにします。

何本か刺した木の枝が内部から均等に見えるようになったら壁の厚みも均等になっており、バランスのとれた〝かまくらの完成〟というわけです。

画像: 水をかけて頑丈にしたり 木の枝を利用して壁の厚みを均等に!

雪だるま・かまくら作りのポイントをおさえて…家族で素敵な思い出の雪作品を!

画像: 雪だるま・かまくら作りのポイントをおさえて…家族で素敵な思い出の雪作品を!

雪が降る地域にお住まいの方なら、一度は雪でだるまや小さいながらもかまくらを作った経験があるかと思います。しかし作り方のポイントを気にしながら雪遊びをすることでもないと思いながらも、きれいにできたときには喜びもひとしお。またインスタなどSNSに投稿したり友人に写真でも送りたくなるもんです。

作り方を教えながら子供と一緒に楽しむことだってとても良い経験になります。雪が降るかどうか、さらに雪質は気候次第です。しかし、雪中キャンプや雪国へ出かけた際にも、思い出作りにチャレンジして家族だけの作品を作ちゃいましょう!

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