キャンプで使うストーブの種類は? 初心者さんにはカセットガスストーブがおすすめ◎
主にストーブは石油ストーブ、薪ストーブ、そして今回ご紹介するカセットガスストーブの3種類があります。
種類 | カセットガスストーブ | 石油ストーブ | 薪ストーブ |
---|---|---|---|
燃料 | カセットボンベ | 灯油 | 薪 |
メリット | 手軽 持ち運びしやすい | 広範囲を温められる ランニングコストが低い | 薪の量で温度調節可能 火力が強く、調理も同時にできる |
デメリット | 火力がやや弱い | 持ち運びしにくい | メンテナンスが手間 |
他のストーブと比較すると火力は弱いですが、お手軽でメンテナンスの手間も少ないのがカセットガスストーブの魅力です。
カセットガスストーブは、石油ストーブよりガスボンベを使用するため燃料代がやや割高にはなりますが、秋冬のキャンプの防寒対策として取り入れやすさではダントツではないでしょうか?
冬キャンプは初めてだったり、火おこしが苦手だったりする人は、簡単に使えるカセットガスストーブを試してみてください。
【カセットガスストーブ・3つのおすすめポイント】燃料がガスボンベのみ 災害時にも◎
秋~冬の寒い時期にキャンプをするなら、防寒対策が欠かせません。カセットガスストーブは電気も火も使わないので、アウトドアで手軽に暖をとるときに便利です。
まずはカセットガスストーブの3つのおすすめポイントをご紹介します。
- 燃料はガスボンベのみ
- 電気不要なので防災グッズとしても◎
- 持ち運びしやすい
【ポイント1】燃料は”ガスボンベのみ”でお手軽な暖房器具
カセットガスストーブの大きなメリットは、電気・電池・火おこしなどが不要な点。燃料に使うのは、ホームセンターをはじめ、コンビニエンスストアなどでも入手しやすいガスボンベです。
また、火を起こす必要がないので、比較的安全性が高いのも魅力。
さらに、キャンプやアウトドアで焚き火をすると、薪や炭などで手が汚れることがありますが、ガスボンベを使って暖をとれば、その心配がありません。
【ポイント2】電気やガスが使えない災害時にも◎
電気やガスを使わないカセットガスストーブは、災害時に暖をとるときにも役立ちます。
災害時はライフラインが一時的に遮断されて、電化製品などが使えなくなるケースも。そのようなときにカセットボンベとカセットガスストーブを備えておけば、万が一停電がおきても手軽に暖をとれます。
カセットガスストーブは防災グッズとしても活躍するので、1つ持っていても損はないでしょう。
【ポイント3】持ち運びが便利
カセットガスストーブは比較的コンパクトな暖房器具。
さらに、燃料がカセットボンベだけでOKなので灯油など液体の燃料や薪などの運搬が大変な燃料も不要です。
室内用カセットガスストーブなら安全装置付き!? ただし一酸化炭素中毒には要注意
室内用・安全装置付きで比較的安全性が高い
テント内で使用する場合は、テント内で使えるモデルかどうかしっかり確認しましょう。
カセットガスストーブには「屋内用」と「屋外用」があり、屋内用は転倒防止装置・立ち消え安全装置・不完全燃焼防止装置の装着義務があります。
ただし、「屋内用」と記載されている商品でもテント内で使うことを禁止している商品・メーカーもあるので注意してください。
※テント内使用OKのカセットガスストーブも、使用の際は必ず換気をしましょう。
【注意事項】一酸化炭素中毒・火災に気をつけよう!
テントは難燃素材のものであっても燃えやすい布製のもの。替えのガスボンベを暖房器具の近くに置いておくと爆発する恐れもあります。
冬場は特に乾燥していて、環境的にも燃えやすいので十分に注意をしましょう。
また、テントは空間が狭く、換気もしづらいです。必ず一酸化炭素中毒には注意する必要があります。
ベンチレーションに優れたテントを選び、しっかり定期的に外気を取り入れて換気をすることも重要です。
カセットガスストーブをはじめとする燃焼系の暖房器具を使用する際には、一酸化炭素チェッカーなどで管理することをおすすめします◎
ここからは、キャンプやアウトドアユースおよび防災グッズとしても役立つ、カセットガスストーブのおすすめを紹介します。