鮮明に刻まれたトラウマ…キャンプデビューのタープ設営で大失敗!
時は遡ること、2019年5月。人生初のキャンプにやってきたオカダタロウは、心を躍らせていた。定番の火おこし、大自然の中で食べるカレーライス、そしてタープの設営! 意気揚々とタープの部材を広げ、設営に取り掛かっていくのだった。
![画像1: 筆者撮影](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783446/rc/2019/12/16/7bb65e3c338f6c8771724ee834a06aeeab45776e_xlarge.jpg)
筆者撮影
しかし、タープを組み立てようと思っても、立ち上げることすらできない。なんと、必要部材であるポールを1本買い忘れてしまっていたのだ。
![画像2: 筆者撮影](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783446/rc/2019/12/16/47619c1015321af23fcd00fd2812ab9f4417d519_xlarge.jpg)
筆者撮影
これほど、どうしようもないミスがあるだろうか。結局、タープの設営はあきらめ、意気消沈してしまうオカダタロウであった
詳しくは以下を参照
初心者でも簡単に出来るタープ設営に再挑戦!
前回の屈辱から半年…ついにリベンジの刻がやってきました! ポールも2本購入し、今回こそタープを組み立ててみせるッ!
![画像: 筆者撮影 腹立つ人も多い渾身のポーズ](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783446/rc/2019/12/16/8f95598c65e797b3cd08b79c33af34b1642a1ee6_xlarge.jpg)
筆者撮影 腹立つ人も多い渾身のポーズ
ちなみに今回使ったタープはこちら!サイズも比較的小さめです。
![画像1: 『ガチキャンPart8』~失敗から学ぶ知っておきたいタープの設営方法](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783446/rc/2019/12/15/006e98213bf2bda23e30568db90a23928140e0f8.jpg)
そして今回やってきた決戦の地(キャンプ場)は、もはや常連となったこちら!
【若洲公園キャンプ場 情報】
問合せ先:東京港埠頭株式会社 若洲公園キャンプ場
(キャンプ・BBQ・貸自転車に関すること)
住所:〒136-0083 東京都江東区若洲三丁目2番1号
電話:03-5569-6701
意外と簡単のはず!? ゼロから始めるタープ設営
それでは、早速タープを組み立てていきたいと思います。ちなみに説明書は読みましたが、実際に作ってみて覚えたほうが早いと感じたので、自分の直感を信じて挑みます。
![画像3: 筆者撮影](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783446/rc/2019/12/16/cd925abf50359d4d7b25a6f258b78a7bacf8e3c1_xlarge.jpg)
筆者撮影
一旦、タープを広げてみて大きさを把握。次ぎにハンマーを使って、タープが立つ位置を想定しながら適当な場所に力強くペグを先に打つ!
![画像4: 筆者撮影](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783446/rc/2019/12/16/de98418701438d90c7898c926516430cbf1a295c_xlarge.jpg)
筆者撮影
よく分からないけどペグは垂直に深く打ち込めばOKでしょ! と…。さらにペグを打ち込んだ場所から逆算し、ポールを張り紐で繋げて立ち上げてみると…
![画像5: 筆者撮影](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783446/rc/2019/12/16/4ad8c82921b90303875cef94b17aad1c27d8b040_xlarge.jpg)
筆者撮影
![画像6: 筆者撮影](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783446/rc/2019/12/16/a670b55566e1fa5ad3ace373cf546b954e985d5a_xlarge.jpg)
筆者撮影
あ、イイ感じ! この調子で逆サイドのペグも打ち込んで、タープを付けてみると…
![画像7: 筆者撮影](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783446/rc/2019/12/17/974d6864d4a67a067333205b7cc24abf1569f70b_xlarge.jpg)
筆者撮影
![画像8: 筆者撮影](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783446/rc/2019/12/16/ab310048af8059f937bc5f8a4b0711834dc2b385_xlarge.jpg)
筆者撮影
こちらもイイ感じでポールが立ち上がりました! あとは、サイドの固定用ペグを打ち付けて…
![画像9: 筆者撮影](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783446/rc/2019/12/16/2e8a96e634661623c15e8da66f949fbe9215b6dd_xlarge.jpg)
筆者撮影
あっという間にタープが完成!
![画像10: 筆者撮影](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783446/rc/2019/12/16/06175beb5d87963c315c81db8a30584a870e2afb_xlarge.jpg)
筆者撮影
大体の位置にペグを打ち込んで、張り紐をポールに引っ掛けて、タープを付けちゃえば、初心者でも簡単に出来ちゃうみたいですね!?…
というか、思ったより楽勝だったぞ? ポールも垂直に立っていて、出来栄えもイイ感じじゃないですか? もしかして、僕ってキャンプの才能あるのかも?と自惚れていたのですが…
実は間違いだらけの設営でした…一緒にタープのイロハを振り返りましょう!
さて、ここでタープの設営を振り返ってみましょう。お気づきの方もいるかもしれませんが、ミスだらけでしたね。
![画像11: 筆者撮影](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783446/rc/2019/12/16/7f17785e44242e308ecb616b463403601d8a04f6_xlarge.jpg)
筆者撮影
まずは設営のポイントをきっちり計測する
何も考えず、手始めにペグを打ち込んでいましたが、すでに大きな間違い!
![画像12: 筆者撮影](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783446/rc/2019/12/16/861b0618995191ff4521b7636bee3aedb40da9de_xlarge.jpg)
筆者撮影
まずはタープの大きさと高さから、ペグを打ち込むポイントを決めていきます。そのためには、タープを一度広げて仮打ちポイントを測ります。
![画像: 筆者作成 ※タープは地面にピッタリと伸ばして広げます。](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783446/rc/2019/12/16/4878ded8383db04d545dd5a411e3a566dc27eba3.png)
筆者作成 ※タープは地面にピッタリと伸ばして広げます。
さらに、その上にポールと張り紐も並べてみます。
オカダメモ
・ポールはタープと30㎝程度重ねると組み立てやすくなります。
・ポールの先端と、張り紐の先端が一直線に並ぶよう調節します。
![画像: 筆者作成 ※赤く丸で囲んだ箇所が、ペグを打ち込む目安となります](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783446/rc/2019/12/16/2e477321133afa5fb60ed009a00015548c1aec62_xlarge.jpg)
筆者作成 ※赤く丸で囲んだ箇所が、ペグを打ち込む目安となります
図のようにポイントを決めてしまったら、必要な個所にペグを打ち込んでいきます。
オカダメモ
打ち込む場所を決める際には、タープが風で動かないように、石などで固定すると安心です。
タープの意外な落とし穴!?ペグは斜めに打ち込むべし!
先程は、ペグを垂直に深く打ち込んでいましたが、これではダメなんです!
![画像1: 筆者作成](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783446/rc/2019/12/16/7fe9bae50fed6e59e5694cc4c61472c6119c47bb.png)
筆者作成
ペグを打ち込むときは、地面から60度くらいに傾けると、張り紐の力にも耐えられるため、より強固なタープ設営が可能です!もちろん深くまで打ち込んでくださいね。
![画像2: 筆者作成](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783446/rc/2019/12/16/994f8462c03bcd024c3cd8688e8260c2f49a7eb9.png)
筆者作成
オカダメモ
ピンと伸ばした張り紐と、ペグの角度が90度になると、美しく見えます!
下準備が終われば、あとは立ち上げるだけ!あっという間にタープ完成!
四隅の準備がしっかりと済んだら、あとはポールを立ち上げましょう! しかし、ここで気を付けることが一つ!それは、ポールは垂直より斜めがベスト!!
![画像13: 筆者撮影](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783446/rc/2019/12/16/e49160cffa23c22d27bab38e9ebcfb36c05aaa91_xlarge.jpg)
筆者撮影
ポールは、若干内側に傾け立てることが大切です。こちらの方がタープを引っ張る力が強くなり、見栄えが美しくなるためオススメです!
![画像3: 筆者作成](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783446/rc/2019/12/16/5388f672290d6dea081016c891b9e05d20c578de.png)
筆者作成
オカダメモ
全ての組み立てが終わったら、もう一度ペグを打ち直しましょう。
緩くなっている箇所があると大変危険です。
より安全に設営するために! ポールの先端部分は尖っていて危ない…そんな時は、こちらのアイテム「ポールエンドロック」があると安心!
先端にボールを止めることで、張り紐も外れなくなるので、ビジュアル面でも安全面でも、オススメなアイテムです!
タープはコツさえ掴めば簡単!もっと設営を楽しもう!
初心者と学ぶタープ設営はいかがでしたか? 設営のシンプルさとコツが少しでも伝わったなら幸いです。これを機に、タープに苦手意識を持っている方も、是非チャレンジしてみてください!
![画像14: 筆者撮影](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783446/rc/2019/12/16/e9b9ac4c9a2bd4ad91aea2055735f04e287bb821_xlarge.jpg)
筆者撮影
設営する基礎をしっかりと覚えてしまえば、タープ設営は非常に簡単ですよ!