モルックとは北欧フィンランド発祥のみんなで遊べる木製のゲーム 棒を投げて倒したピンの点数を競う!
モルックとは、元々は木の棒を投げて倒したピンの点数を競う、フィンランド発祥の競技。公式大会なども存在しており、ゲームとしてではなく競技として、世界大会も開かれています。日本でも2014年から、日本大会が開催されているほど人気の競技です。
人気の理由は、年齢や性別、体力に関係なく、誰でも気軽に楽しめるというところにあります。フィンランドではサウナとお酒を楽しみながら気軽に遊ぶゲームのようなので、キャンプにも合うゲームです。
Mölkky(モルック)とは、フィンランドのカレリア地方の伝統的なkyykkäというゲームを元に、Tuoterengas社(フィンランド)によって1996年に開発されたスポーツです。 母国フィンランドでは、サウナとビールを楽しみながらプレイする気軽なスポーツです。とても簡単なルールで老若男女問わず気軽に楽しめます。
ヨーロッパ人気No,1の「モルック」はどこで買えるの? TACTIC社製モルックがAmazonで購入可能!
モルックで使う道具 モルック・スキットル・モルッカーリが必要!
モルックで使う道具は、3種類のみ。1つ目は、モルック(数字の書いていない木の細長い棒)です。2つ目は、スキットル(1-12の数字が書いてある木製のピン)。3つ目は、モルックの商品についていないのでなくてもOKですが、モルッカ―リ(モルックを投げる場所を決めるための線になる道具)です。この3つがあれば、モルックを楽しめることができます。
モルックは、ネットショップから購入が可能です。
【「モルック」はこちら】
【モルックのルールを解説】世界大会が開かれる競技ですが、ルールは簡単 2チーム以上で対戦しよう
ルール1. モルックを投げる位置を決めてスキットルを並べる
まずは、モルックを投げる位置を決めます。投げる場所に、モルッカリーニか、目印になる線などを引きます。そして、その位置から約3-4Mの場所にスキットルを並べます。
数字の「1と2」を1列目に2つ並べて、2列目に「3・10・4」、3列目に「5・11・12・6」、そして4列目に「7・8・9」を並べます。これがスキットルの公式の並べ方です。
ルール2. 2チーム以上で対戦する
2チーム以上で対戦していきます。モルックを投げる→スキットルを倒す→スキットルを立てる、を2チームで交互に繰り返していきます。
ルール3. モルックは「下手投げ」で投げる
続いて、モルックの投げ方です。ここで注意したいのは、「最初に引いた線をオーバーしないこと」と「モルックを下手投げする」ということです。この2つのどちらかでも守らないとファウルとなり、0点となってしまいます。
ルール4. 倒したピンの点数が50点になるまで競う
得点のルールは、スキットルが1本のみ倒れたら、その「スキットルに書いてある数字=得点」となり、スキットルが2本以上倒れた場合は、スキットルに書いてある数字ではなく、「倒れた本数=得点」となります。先に50点を獲得した方が勝ちです。
スキットルは、完全に地面に倒れたものだけが点数として加算されます。スキットル同士が重なっている場合は、点数としてカウントされません。
スキットルが倒れた位置で再度立てます。ゲームが進むにつれてスキットルが散らばっていくので、どんどん当てるのが難しくなるというのが特徴です。
ルール5. 50点を超えた場合は25点からやり直し
もし50点を超えてしまった場合は、25点からやり直しとなります。このゲームの難しいところは50点をぴったり狙うというところにあります。
最初は何も気にせず当てて点数を稼いでいくのですが、例えば40点となり残り10点となったとき、どのように点数を取るか考えます。10点のピンを1本狙うのか、5本ずつ倒していくのか…など。
点数の稼ぎ方を考えつつ、その時のスキットルの散らばり方で、スキットルを自分の思い通りに倒せる状況かどうか判断していきます。
ルール6. 3回連続でスキットルを倒せなければ失格
また3回連続でモルックを投げてスキットルを倒せなかった場合は、失格となるので注意しましょう!
手軽に遊べるスポーツ「モルック」はキャンプにもおすすめ 大人も子供もみんなでおもいっきり遊ぼう!
いかがでしたでしょうか?「モルック」は、軽い木の棒を投げてピンを倒すゲームなので、体力も使わず、大人も子供も平等に気軽にアウトドアで楽しめるゲームです。筆者は、親子でいつもキャンプを楽しんでいるキャンパーの方に教えて頂きました!
いつもお子さんとキャンプを楽しむための情報を発信されているので、お子さんとキャンプを楽しみたい方はぜひインスタグラムでチェックしてみてください!