「おぎやはぎのハピキャン!」(メ~テレ制作)スピンオフ企画、その名も「ヒロシのハピキャン」。真夏に行われたロケに、私みーこパパが密着取材してきました。愛知高原・奥三河で3日間にわたって開催されたハピキャン初の番組連動キャンプイベント最終日。ヒロシさんがイベントのステージでゲスト出演するまでの1日の様子をお伝えします。

ヒロシさんと番組D、三河オートビレッジに到着

画像2: Photographer 吉田 達史

Photographer 吉田 達史

1時間ちょっとのドライブを経て、三河オートビレッジに到着。

三河オートビレッジ

住所:愛知県北設楽郡東栄町大字中設楽字山田25-36
電話:0536-76-1688
駐車場:10台
キャンプサイト・・・5区画 コテージ・・・1棟 大部屋

ヒロシ「いやー、超いいところじゃないですか」

D「どういったところが良いですか?」

ヒロシ「この茂った木の感じとか、苔むした岩の感じ。萌えポイントだよ」

D「そうですか。僕はまだよく分かりません」

若手ディレクターには、ヒロシさんの萌えポイントがいまいち伝わりません。しかしこの感覚のズレが、聞いている方は面白いです。

画像3: Photographer 吉田 達史

Photographer 吉田 達史

D「川沿いに下りましょう。そこで焚き火をする許可を取ってます」

ヒロシ「もうちょっと自然を楽しみながら行こうよ。この川の水のきらめきとか、岩に生えた草とか。良さが分からんかね?」

D「よく分かりません。すいません。キャンプ勉強します」

ヒロシ「キャンプは勉強するもんじゃない、感じるものなんだよ」

景色をゆっくり愛でたいヒロシさんと、さっさと段取りをこなしたい奥田ディレクター。全然噛み合いません。

画像4: Photographer 吉田 達史

Photographer 吉田 達史

D「涼しいですね!」

ヒロシ「標高が高くて、木陰で、川がある。夏はこれが最高。ここ全部あるね」

画像5: Photographer 吉田 達史

Photographer 吉田 達史

さっそく川沿いのスペースで、大きくて良い感じの石を発見。これを天然のイスとテーブルにしてひと休み。

木陰で、すぐ目の前には川が流れ、聴こえてくるのは川のせせらぎの音と、鳥の鳴き声。何もしたくなくなる時間です。この何もしない時間もあえて流すのが、ヒロシさんのYoutubeです。

ヒロシ流!焚き火でチャークロス作り

ひとしきり自然を楽しんだら、イベントの準備もしなければいけません。ビジネスキャンプのつらいところですが、ヒロシさんは慣れているのか楽しそうでした。

ヒロシ「それじゃ、イベントで火打ち石を使って火起こしする時に使う、チャークロスを作ります」

D「えっ、自分で作れるんですか」

ヒロシ「これをイベントで来たお客さんに配るってのはどうでしょう?」

D「最高じゃないですか!」

ヒロシ「ただの炭を、裸で渡してお客さんが喜ぶかどうかだけど。」

画像6: Photographer 吉田 達史

Photographer 吉田 達史

チャークロス作りに、今回は要らなくなった番組制作スタッフのTシャツを使用。

ヒロシ「このTシャツ、なんか黄ばんでない?ちょっと臭いもあるし」

D「そうですかね(臭いを嗅ぎながら)、僕は気になりませんけど」

ヒロシ「もしかして、君のTシャツか?そりゃ自分の臭いは気にならないよな(笑)」

適当にTシャツを破り、金属缶に詰めて蓋をします。蓋にナイフで穴を開けたら、あとは焚き火に入れるだけ。煙が出なくなるまで、焚き火で燃やします。

▼過去記事でも、チャークロスの作り方を書いておりますのでご参考までに。

今回はヒロシさん自身に、普段から使っている焚き火グッズをご用意頂きました。

画像7: Photographer 吉田 達史

Photographer 吉田 達史

ナイフ、火打金、火打ち石、火吹き棒、マッチ、レザーマンのマルチツールなどなど。

焚き火ツールについては、また改めて別の記事で紹介いたします。

画像8: Photographer 吉田 達史

Photographer 吉田 達史

ナイフを薪に当てて、ナイフの背中を叩いて薪を燃えやすい小割にしていきます。

D「バトニングでしたっけ?」

ヒロシ「おー、知ってるね!バトニングは番組でやったよね?」

D「そうですね。西村さんの時に」

ヒロシ「俺も言ってたよね」

D「あんまり覚えてないです」

ヒロシ「言っとくけど、西村くんに教えたの俺だからね?」

画像9: Photographer 吉田 達史

Photographer 吉田 達史

ヒロシ「西村くんが恐らくやってないやつをやろうか。フェザースティック」

おもむろに細くした薪を削り始めるヒロシさん。

ヒロシ「阿諏訪くんはやってるかな?」

D「やってませんね。阿諏訪さんも」

小割にした薪をナイフで削って、鳥の羽根(フェザー)のように削って着火剤にするテクニックです。

ヒロシ「俺もそんなに上手ってわけじゃないんだけど、うまい人はもっとキレイに羽根みたく作るよ」

画像10: Photographer 吉田 達史

Photographer 吉田 達史

上手くないと言いつつも、マッチ1本とフェザースティックを使って数秒で着火。さすがです。

ヒロシさんは簡単そうにやってますが、風の影響や酸素の取り込みなどを考えながら燃やす必要がありますので、見た目ほど簡単ではありません。

画像11: Photographer 吉田 達史

Photographer 吉田 達史

ディレクターへ軽く説教をしながら、チャークロス作りと焚き火を続けます。しかし、ただ焚き火をするというのは、若い奥田ディレクターには退屈に見えたようです。

D「せっかくなんで何かしないんですか?」

ヒロシ「せっかくなんでという貧乏根性は、山に来たら捨てなさい」

D「じゃあここから見てるだけっすか?」

ヒロシ「そう、見てるだけ。焚き火は人生と同じだよ」

画像12: Photographer 吉田 達史

Photographer 吉田 達史

D「この焚き火ですと?」

ヒロシ「まだ小学生とか中学生ぐらいかな。これを続けていって、夜が一番良いんだけど。この番組、夜の一番良い時、しないんだよなぁ。すぐ帰りたがる。前回もランタン点けて、これからって時に終わっちゃうし。キャンプの一番いい時間は夜だよ」

D「夜だと、どういう時が萌えポイントなんですか?」

ヒロシ「例えば焚き火が赤く熾火(おきび)になって、ゆっくり燃える時間だね。焚き火がエロくなるんだよ。それをおぎやはぎさんにも見せたいんだけど、見ないんだもんなぁ」

D「おぎやはぎさんは、お忙しいので…」

ヒロシ「だからね、俺もヒマってわけじゃないよ?」

画像13: Photographer 吉田 達史

Photographer 吉田 達史

時間があれば川の水でコーヒーを淹れたかったヒロシさんですが、今回はイベントの時間が迫っていたため断念。

川の水はそのまま飲めないので、ヒロシさんは浄水器を使った後に煮沸して飲んでいるそうです。

画像: 【ヒロシのハピキャン】イベントと連動した、ヒロシのスピンオフ特別番組に密着!
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2019-09-10 17:46

こちらが今回使用していた、Saychelle(セイシェル)の浄水ボトル。不純物を最大99.99%以上除去できるすごいボトルです。ヒロシさんは水道があるキャンプ場でも、炊事場まで汲みに行くのが面倒なので川の水を汲んで浄水して飲み水にすることが多いそうですよ。

キャンプだけじゃなく、防災・サバイバルグッズとして役立ちますね。

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