今ブームとなっている「グランピング」。中でも、携帯の電波が届かないほど秘境にあるグランピングスタイルのキャンプ場があるのをご存じでしょうか。それが今回ご紹介する千葉県いすみ市の「だいやもんどへっど」です。あらかじめテント設営済みのグランピングスタイルですが、食事は自分で準備するキャンプ場となっています。今回、そんな秘境にある穴場キャンプ場「だいやもんどへっど」へ実際に行った様子を体験レポートとしてまとめました。

【千葉県】「だいやもんどへっど」は森の中の穴場の秘境キャンプ場! 優しいオーナーも魅力

そもそもなぜ私がこのキャンプ場を見つけたのかというと、「少人数で貸し切れるキャンプ場」を探していたからです。しかし、なかなか難しいもの。ご存じの通り、キャンプ場というものは基本的にいくつものテントやコテージが設営できる広大な敷地を有する場所がほとんどだからです。

諦めず探し続けた結果、ようやく見つけたのがこの1日1組限定の貸切キャンプ場「だいやもんどへっど」。キャンプ場を少人数で貸切にできる場所はそう多くないため、貴重なキャンプ場です。

「だいやもんどへっど」は千葉県の秘境のため見つけにくい!? 迷う不安がある場合はオーナーに連絡を!

さて、無事予約を済ませいざ出発! と車を走らせようとしたものの、ある問題が発生しました。

「住所入力してもGoogle mapでヒットしない・・・」(※2021年5月17日Google map追加確認済み)

これには正直驚きました。正確に言うと番地まではヒットせず、千葉県いすみ市山田というエリアまでしか特定できませんでした。しかし「近くまでいけばわかる! 」と考え、とりあえず出発。

チェックインの14時前になり、「だいやもんどへっど」のご主人から着信がありました。場所のご説明をしていただき、「迷ったらまた連絡してくださいね」と優しくお声がけ下さいました。最初から電話していればもっとスムーズにたどり着いていたかもしれません。もし何か不安があれば事前に電話かメールしてみてくださいね。

そして、車一台分かと思われる細い道を進むと「だいやもんどへっど」に到着。それは人気のない森の中にポツンと佇むまさに秘境キャンプ場でした。

出迎えてくれたのは気さくで話しやすいご主人と優しそうな奥様、そしてかわいい柴犬2匹でした。そして、「困ったことがあればいつでも声かけてくださいね」と言っていただき、その時すでに田舎のおばあちゃんの家に帰ったような懐かしさと優しさと居心地の良さを感じました。ホスピタリティって大事ですね。

ちなみにサイトから徒歩1分くらいの場所にオーナーご夫妻の自宅があり、「なにか困ったら家にあるもの貸せますのでお気軽にどうぞ」とお声がけ頂きました!実は携帯も圏外になることがあり少し焦りましたが、オーナーご夫妻もすぐ近くに在住しているので、心配はなくなりました。

画像: 筆者撮影(貸切小屋)
筆者撮影(貸切小屋)

【千葉県の秘境でグランピング】豪華なテントや充実した調理スペース! シャワーとウォッシュレットも完備で便利 

画像: 筆者撮影(貸切小屋隣のティピーテント)
筆者撮影(貸切小屋隣のティピーテント)

なんと二人だけで貸切のサイトがこちら! 立派な調理スペースと奥には大型のティピーテント2張り完備! 本当にここを二人で使っていいの? と疑いたくなるような広大な敷地に感動しました。

ちなみに、敷地内の施設はこのようになっています。

画像: 筆者作成
筆者作成
画像: 筆者撮影(貸切小屋の中の調理スペース。食器、冷蔵庫、ゴミ箱、カセットコンロなど豊富な無料レンタル品)
筆者撮影(貸切小屋の中の調理スペース。食器、冷蔵庫、ゴミ箱、カセットコンロなど豊富な無料レンタル品)

さらに、調理スペースにはキャンプにありがちな紙皿や割りばしでなく、家庭用のお皿・コップ・包丁・まな板など基本的な調理器具はすべて用意され、BBQコンロや焚火台、ソファーまで完備!

しかもそれがすべて無料貸し出しという大サービス! 食材と飲み物さえあれば他はなんでも揃っていると言っても過言ではありません。炭も6キロ無料で、薪も10キロ1000円で現地購入できます。

画像: 筆者撮影(貸切小屋の中のBBQコンロと焚火台)
筆者撮影(貸切小屋の中のBBQコンロと焚火台)

貸切小屋の中には広々としたソファースペースがあるので、夕食後もゆったり過ごせます。

画像: 筆者撮影(貸切小屋の中のソファースペース)
筆者撮影(貸切小屋の中のソファースペース) 

また、サイトのすぐそばに水場はありますが、シャワーとウォッシュレット付きトイレはオーナー様宅のとなりにあり、少し離れています(とはいっても徒歩1分ですが)。夜は足元が暗くなるので、無料貸し出しのランタンをもっていくことをオススメします。

画像: 筆者撮影(テントそばのハンモック)
筆者撮影(テントそばのハンモック)

近くには小川があり、川のせせらぎと小鳥の鳴き声を聞きながら誰にも邪魔されず、ハンモックに乗りながらゆったりとした時間を過ごせます。夜には焚火を心ゆくまで堪能できますよ。

画像: 筆者撮影(小屋近くの水辺。入って遊べないので注意してください。)
筆者撮影(小屋近くの水辺。入って遊べないので注意してください。)
画像: 筆者撮影(貸切小屋の中での焚火)
筆者撮影(貸切小屋の中での焚火)

気になるテント内も広々としてとっても綺麗です。キャンプをしているとは思えないふかふかの布団に大満足。AC電源付きでスマホ等の充電にも困りません。

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