ロゴス製ワンポールテント「ナバホ300」の設営方法 ペグを対角線に打つのがポイント
ワンポールテントは、構造がほかのテントに比べるとシンプルなので、設営時間も大幅に短縮することが可能です。それでは、私が普段から使っているLOGOSの「ナバホ300」を早速立てていきましょう!
①まずはグランドシートを敷く
グランドシートとは、テントの下に敷くシートのことです。シートは、無くても問題ありませんが、地面からの湿気や冷気などを遮断してくれたり、テントの底が汚れたり傷ついたりするのを、防いでくれる役割があります。
②インナーテントを広げる
グランドシートを敷いた上に、インナーテントを広げます。ワンポールテントは中に立てる「インナーテント」と、屋根の役割を担う「フライシート」に分かれていますが、まずはインナーテントから設営する手順です。
インナーテントの役割としては、例えば夏の季節は、テントの中が蒸し暑くなりますが、テントを開けてしまうと、虫などが入ってきてしまいます。インナーテントがあれば、外側のテント(フライシート)をあけても、インナーテントが蚊帳となって虫を中にいれないようにしたまま、風通しを良くすることが可能です。
またインナーテントは、テントと同じように出入り口があります。テントの横にタープなどを設営する場合は、出入りをスムーズにできる位置にテントの出入り口を決めておくことが大切です。
③ペグで固定する
グランドシートとインナーテントをペグで固定していきます。ワンポールテントは、上から見ると多角形なので、まずどこか1か所にペグを打ち、次に対角線上にペグを打っていくことがポイントです。
対角線上に打つ理由は、最初の1か所から隣に順番にペグを打っていくと、うまく距離感が取れずテントの形が、横長になってしまったり縦長になってしまったりと全体の形が崩れてしまうからです。
最初の1か所を決めてペグを打ち、対角線上にシートを引っ張りながらペグを打っていくことで、ピンと張ったきれいな多角形を作ることができます。
④ポールを立てる
グランドシート・インナーテントをペグで留めたら、次にポールを立てます。ポールを組み立てて、インナーテントの中に入り、インナーテントのてっぺんの部分にまずポールの上側を押し当てて持ち上げます。
次に床の中心部分にポールの下側を差し込むとテントが立ち上がります。
⑤フライシートをかぶせる
インナーテントが立ち上がったら、次にフライシートをかぶせていきます。インナーテントのてっぺんの部分にテントを合わせます。うまく合わさったら、フライシートをペグで固定。
テントにしわが寄らないように、引っ張りながらペグを打ち込んでいきます。これでワンポールテントが完成しました。
私はこの手順をおすすめしていますが、実際に使ってみて自分なりの方法を見出すのもキャンプの楽しみの一つです。
公式サイトでも設営手順を公開していますのでご参照ください!
【ワンポールテントは設営が簡単】かわいいロゴスやDODなど…ティピーを持ってキャンプに行こう!
今回一番お伝えしたかったのは、ワンポールテントの設営のしやすさです。キャンプに行くにあたってテントは欠かせない存在ですが、その設営に1時間も2時間も使い体力も消耗してしまっては、楽しいキャンプが台無しになってしまいます。気軽に持ち運びができて、写真にも映えるワンポールテントをぜひ一度試してみてはいかがでしょうか?