ルールを自分で決められる! ソロキャンプの魅力は圧倒的に自由なこと
ソロキャンプの最大の良さは「自由であること」だと思っています。もちろん異論は認めますが、これに勝るものって中々無いと思うんですよね。
どこに行くか、何時に出発するか、どこで道草をするか、何を食べて、何時に寝て、何時に起きて帰るのか。全て自分で決められます。キャンプ場のルールとマナーさえ守っていれば、後は何やってもいいんです。
ファミリーキャンプなど誰かと一緒のキャンプだと、そうはいきません。当たり前の話ですが、子供の面倒を見たり、ご飯も作ってあげたりしないといけません。もちろん誰かとするキャンプは楽しいものですが、時間の自由度という点で言えば圧倒的に不自由です。
シンプルにまとめよう! ソロキャンプに必要な道具はテント、マット、寝袋、調理器具
ソロキャンプに必要なキャンプ道具としてはテント、マット、寝袋、バーナー、調理器具、ランタンぐらいです。テーブルやチェアもあると快適度が増します。焚き火をするなら、焚き火台と火ばさみなども必要ですね。それとクーラーボックスなどもあると良いですが、1泊ぐらいなら保冷の不要なメニューにすることで不要です。
ソロに限らず、キャンプ道具においてはこれが絶対正解!というものはございません。もちろん冬山など、条件が過酷な場合にはそれなりの装備は必要ですが、本人が気に入って使うのであれば何だっていいと私は考えます。
何でもいいよ!と言われると迷ってしまうのが人の性ですので、私の場合はこうしているという例も合わせて書いていきたいと思います。
ソロキャンプのテントは寝るだけなら1人用、荷物を置いてくつろぎたいなら2人用がおすすめ
ファミリーキャンプのデビューでは、テントはいきなり買わずにレンタルで試すことをおすすめしますが、ソロ用テントのレンタルはあまりありません。ソロ用テントを購入すると5,000円~30,000円ほど、暖かい時期で天気が晴れなら激安のテントでも全然大丈夫です!裏を返しますと、寒い時期や雨でも快適に使えるものを求めると、それなりに出費が必要です。山登りに使える軽量なものだと、もう少しお高くなります。
車で行くか、バイクなのか、自転車なのか、公共交通機関を利用するか等で、おすすめするテントはまるっきり変わります。ソロ用だからと1人用テントを選ぶと、ただ寝るだけの空間になりがちです。荷物を置いたり、荒天時に籠もるには2人用ぐらいを選んだ方が快適ですよ。
ファミリーキャンプ用のテントをお持ちなら、流用して使えなくもないです。広々と快適に過ごす事ができます。ただし一人でも張れるテントに限ります。ツールームテントなどですと、設営と撤収を一人でやるのは骨が折れますね。
私の場合は車での移動なので、荷物のコンパクトさには全くこだわっておりません。一人には大きめのワンポールテントで、シェルターを兼ねるような使い方をしています。特に冬などは風が冷たく寒いので、暖かく過ごすことができます。
テンマクデザインのサーカスTCという商品です。人気のテントですので、キャンプ場に行くと結構使っている方を見ます。設営に最低限必要なペグは、わずか5本。風対策のためロープなどを全てペグダウンしても、たったの10本です。かんたん設営で夏は涼しく、冬は暖かく過ごすことができます。ソロ用というわけではなく、寝るだけなら3人ぐらいまで大丈夫です。
寝心地抜群! ソロキャンプには低価格で高品質のインフレーターマットがおすすめ
マットは地面の凹凸を吸収して寝心地を良くするほか、寒い時期は断熱のために必要なものです。マット単体で使うなら、インフレーターマットが価格と寝心地のバランスでは一番おすすめです。エアーマットにウレタンなどの芯材が入ったもので、空気を足して膨らませます。たたむとそこそこコンパクトになりますし、布団に近い寝心地が得られるのでキャンプに慣れていなくても安眠できます。
厚みは5cmほどあると、底付き感も少なく熟睡できると思います。これは使う方の体重によっても変わりますので、可能であればショップで実際に試してみてください。
ただ私は最近、膨らませるのも面倒でクローズドセルというマットを使うことが多いです。少々かさばりますが、たたんだ状態から開くだけ。マット単体での寝心地は少し固めで、インフレーターマットの方が柔らかいですが、眠れないことはありません。
このサーマレストの商品は熱を反射するアルミが蒸着されており、夏は地熱を反射して涼しく、冬は体温を反射して暖かく眠ることができます。
私の場合はマットとコット(キャンプ用折りたたみベッド)と組み合わせて使っています。寝心地はコットだけでも十分快適ですが、冬はマットも合わせて使わないと寒いです。コットの上にこれを広げるだけで、底冷え皆無で寝心地も固くない寝床が出来上がりです。