【クセがある】ポケットアルコールストーブを使用するうえで気をつけたいこと
なぜか筆者の心を掴んで離さないポケットアルコールストーブ。
見た目も使い方もとてもシンプルではありますが、クセのあるギアであることも事実。使用するにあたって気をつけたいこともあります。
【気をつけたいこと①】燃焼中に消火することは難しい
前述のとおり、ゴトクと本体はしっかりと噛み合わさっています。
つまり、燃焼中にゴトクを外すことは至難の業だということ。
燃焼中でもゴトクを外し蓋を閉じれば消火はできるのですが、火傷のリスクを考えるとあまりおすすめできません。
また、消火後もしばらくはゴトクや本体は熱いので気をつけてくださいね。
【気をつけたいこと②】風の影響を受けやすいため風防が必須
ポケットアルコールストーブは見ての通り、風の影響を受けやすいです。
完全な無風状態でなければ、簡単に火が流されてしまうため風防は必須。
「外でお湯を沸かそうとしたのに風防忘れた...」なんてことにならないように、この2点は一緒に保管しておきましょう。
【気をつけたいこと③】火力は円形のアルコールストーブの方が上
「火力は他のアルコールストーブに比べるとどうなの?」こんな疑問が浮かぶ方もいらっしゃるはず。
単刀直入に申し上げると、火力は一般的な円形のアルコールストーブの方が上でしょう。
ポケットアルコールストーブは面全体から火が出るのに対して、円形のストーブは火が1箇所に集中するように設計されています。
とはいえ、ポケットアルコールストーブだからこそ火の自然な形を見ることができるのも事実。
火力を取るか、火の美しさを取るか。どちらを取るかはあなた次第です。
ポケットアルコールストーブはあえて"タイパ重視"の人におすすめしたいギア
この記事では「Bush Craft Inc. / ポケットアルコールストーブ」を紹介しました。
初心者向けというよりは、中級者以上向けのギアと言って差し支えないでしょう。
そして、ポケットアルコールストーブはタイパ重視の人におすすめのギアだと筆者は思いました。
タイパとは真逆の位置にいるこのギアですが、あえて時間をかけることの魅力や大切さを教えてくれるギアでもあります。
現にタイパ重視の筆者がポケットアルコールストーブを愛用している理由。それは
「ゆったりとした時間のペースメーカーになってくれるから」
これに尽きます。
「せっかくのキャンプなのになんだか忙しない」と感じたことがある方、ぜひこのギアを手に取ってみてくださいね。
最後までご覧いただきありがとうございました!