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バーナーの歴史に終止符?!ユニフレーム『ツインバーナー US-1900』の魅力
これまで44年のキャンプ人生で使ってきたバーナーは、ガソリン用、CB缶用、OD缶用などなどさまざま。
人数や作りたい料理、季節などシーンに応じて使い分けていて、それぞれに愛すべきポイントがある一方で、ちょっと使いにくいと思う点があったりします。
そんな中、最近購入したユニフレーム『ツインバーナー US-1900』がかなり良かったので紹介します!
- 商品名:UNIFLAME ツインバーナー US-1900
- サイズ:使用時 約540×325×290mm(ゴトク面)
収納時 約540×325×115mm - 重量:約3.9kg
- 材質:アルミボディ
- 最大火力:3900kcal/hX2
- 耐荷重:15kg
- 定価:24,750円
ユニフレーム US-1900 ツインバーナー(610305) サイズ ・使用時:約540×325×290mm(ゴトク面) ・収納時:約540×325×115mm ・重量:約3.9kg
ユニフレーム US-1900 収納ケース(610411) ・サイズ:約57×12.5×36(高さ)cm ・重量:約125g
※カセットガスは付いておりません。
Amazonの規定によりセット商品のブランド名についてはノーブランド品として登録しております。商品につきましてはメーカー正規流通品となりますのでご安心ください。
1.こだわりのデザインと素材にしびれる!
まず、この見た目に惚れました!シンプルで、まるでプロ仕様の厨房機器のようです。
また、軽さ・強さ・使いやすさにこだわった素材選びにも注目です。ボディは軽量な「アルミ」、五徳やバーナーは強固な「スチール」、汁受けは傷が付きにくくお手入れがしやすい「ステンレス」を採用。
一見シンプルに見えて、その細かなこだわりにしびれました!
2.パワーブースター搭載で火力が落ちない!
ここが一番の推しポイント!
ガス缶は長時間使用したり寒いときに使用すると、内部の液体ガスが気化する際に熱を奪うため、缶自体が冷えて凍ってしまうことがあります。
缶の温度が下がると液体が気化しにくくなって火力が落ちたり、最悪液体がそのまま出てきてしまいますが、『ツインバーナー US-1900』には「パワーブースター」という炎の熱をカセットボンベに伝えて温め、液化ガスの気化を促進させる銅色の板が取り付けられているため、その心配がありません!
こんなに大きなブースターの付いているバーナーはなかなかないのでは……?
絶対火力を落とさないぞ!という強い意志を感じます。
実際に使ってみると、やはり火力が強いです!
お湯を沸かす時間はホワイトガソリンのツーバーナーよりも早く、イワタニのツーバーナーの半分以下で済むため、パワーは確かです。
煮込みや炒め物など、数品作り続けていても火力は下がることがなく、常に一定の火力を維持し続けてくれました。
3.お手入れしやすい「汁受け」が嬉しい
こちらはバーナー天板の汁受けですが、お手入れしやすい構造となっています。鏡面の板にはステンレスが採用され、傷が付きにくい上、汚れも落ちやすく衛生的に使えます。
また、手前に傾いて作ってあるので、こぼした汁等が手前にたまり、拭き取りもラクラク。
さらに、バーナーの首元がタートルネックのようにギュッと絞られていて、汚れが下に落ちない工夫まで。この配慮にはもう涙物です!
4.風防は取り外し可能!大きな鉄板やダッチオーブンも使える
『ツインバーナー US-1900』には蓋を兼ねた大きな風防が付いていて、3方向からの風を避けながら熱を効率的に調理器具に伝えることができます。
風防の取り外しは簡単で、取り外すと大きな鉄板を2つのバーナーの上に載せられるので、温度の高い部分と低い部分を作ることができ、調理の幅も広がります。
また、五徳の耐荷重は15kgと頑丈なので、ダッチオーブンを載せて調理することもできるんです。
5.帆布製の収納ケースがシブい!
幌布製の専用収納袋は、非常に頑丈。無骨な雰囲気で、使い込んでいくに連れて味わいが増していくのが楽しみです。
持ち運ぶ際は、本体の中にガス缶を2本納めて、一緒に収納袋に入れています。
▼僕はセット購入しましたが、単品でも販売されています!
ちょっと気になる!『ツインバーナー US-1900』を辛口評価
お気に入りのユニフレーム『ツインバーナー US-1900』ですが、気になった点もお伝えしておきます。
ガス缶セット時は、コンロを倒す必要がある
ガス缶のセットをする際には、一度コンロを倒してセットしなければなりません。鍋などを置いた状態ではセットできない点は少し不便です。
ガス缶カバーが使えない
今までガス缶にレザーのカバーを取り付けていたのですが、パワーブースターで熱が加わるためこのカバーは使えなくなってしまいました。
ガス缶が丸見えになってしまうので、ちょっと残念です。
マルチグリドルが滑りやすい
鍋やフライパンを置く部分がフラットなので、マルチグリドルが調理中に滑りやすいのは誤算でした。
大きな鍋とマルチグリドルを同時に使おうと思うと風防に当たってしまい、風防を外すとマルチグリドルが落ちそうになってしまいます。
もしマルチグリドルを使う場合は、風防内に収まるサイズの鍋と合わせて使うことをおすすめします!
パワーはあるが、とろ火は苦手?
点火直後はガスの出る勢いが強いためか少し不安定な印象です。しかし、温まるとキレイに炎が揃います。
もう1点、火力調整の幅が狭く、とろ火ができない点もちょっと気になりました。火力を求める人にはうってつけのバーナーだと思います。
他のツーバーナーではダメ?ホワイトガソリン式は頼りになるが…
最後に、なぜ僕がツーバーナーをいくつも所持しているのか補足しておきます。
これまで愛用してきたツーバーナーは、イワタニの『CB-7E-M』(写真奥・赤)、コールマンのホワイトガソリンツーバーナー『613G』(写真手前・緑)。
イワタニ『CB-7E-M』は軽くてコンパクトで、色も落ち着いた朱色で気に入っていたのですが、長く使ってきているうちに、寒い日に火力が弱くなってきたので、ホワイトガソリン式のコールマン『613G』を併用するようになりました。
これはどんな時でも安定した火力を維持してくれるので、寒いときやパワーを求めるときにも頼り甲斐のあるツーバーナーです。しかし、気になる点も……。
- 右のメインバーナーに左のサブバーナーが繋がっていて、両方点火するとメインも火力が落ちてしまう
- タンク内の圧が下がってくると調理している途中でもポンピングが必須
- いつでもすぐに着火と言う訳にはいかず、ポンピングして火を付けて、火力が落ち着くまで少し時間が必要(ちょっとお湯を沸かす程度で使うのは面倒に感じてしまう)
- 消化時、タンク内に圧力が掛かっている間、何となくモヤモヤと燃え続ける
- タンクが大きく燃料代がかかる
- サイズが大きいため嵩張る
- 調理器具が煤けて黒くなる
とはいえ、これは60年以上前のものです。
シンプルな構造ゆえ長く愛用でき、不便な点も含めてとっても可愛いのでこれからも大切にしていくつもりですが、『ツインバーナー US-1900』のパワーと手軽さを味わってしまうと使用頻度が落ちてしまいそうです……!
▼ガス缶やホワイトガソリンなど燃料の種類については、こちらの記事で解説しています!
大のお気に入り!ユニフレーム『ツインバーナー US-1900』
ユニフレーム『ツインバーナー US-1900』の気になる点もお伝えしましたが、これまで使ってきた数々のバーナーの中でも非常に優秀なツーバーナーです。
お気に入りのシングルバーナー『プリムス/P-153』同様、この『ツインバーナー US-1900』もずっと使い続けて行くんだろうと感じています。そう思う一番の理由は「空気みたいな存在になりそう」だから。
あって当たり前、ないとキャンプが成り立たないくらい重要なもの。
可愛いとか格好良いとか流行っているからという気持ちは、時代や年齢とともに移ろってゆくもの。
でも、今まで長く愛用してきたキャンプギアに共通しているのは、必要十分なシンプルさと道具としての徹底した機能性とデザインです。
そんなギアが結局は長く最後まで一緒にいられる相棒となるんだろうと、改めて感じた逸品でした。ツーバーナーの購入を検討している人はぜひ参考にしてください!
ユニフレーム US-1900 ツインバーナー(610305) サイズ ・使用時:約540×325×290mm(ゴトク面) ・収納時:約540×325×115mm ・重量:約3.9kg
ユニフレーム US-1900 収納ケース(610411) ・サイズ:約57×12.5×36(高さ)cm ・重量:約125g
※カセットガスは付いておりません。
Amazonの規定によりセット商品のブランド名についてはノーブランド品として登録しております。商品につきましてはメーカー正規流通品となりますのでご安心ください。
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