【キャンプ大賞2024 ソロ・デュオテント オブ・ザ・イヤー】に輝いた「NEMO / タニ オズモ」。アウトドアに精通するスペシャリストたちを唸らせた、このテントの凄さは一体どこにあるのでしょうか。気になった筆者が、使用感などを検証してみました。結論から申し上げると「タニ オズモ」はソロテントの完成系かもしれません...!

日本の山岳シーンを想定して作られた「NEMO / タニ オズモ」

数多くのアウトドアギアを世に送り出してきた「NEMO Equipment(ニーモイクイップメント)」

NEMOのテントシリーズである「タニ」は日本の山岳シーンのためにデザインされているとご存知でしたか?

画像: 「【キャンプ大賞2024】全審査員が賞賛したソロ・デュオテント部門の覇者!機能性で無双したギアを発表」より引用 happycamper.jp

「【キャンプ大賞2024】全審査員が賞賛したソロ・デュオテント部門の覇者!機能性で無双したギアを発表」より引用

happycamper.jp

そしてこの度、さらなるアップデートを遂げた「タニ オズモ」が【キャンプ大賞2024 ソロ・デュオテント オブ・ザ・イヤー】に輝きました。

しかも僅差での首位ではなく、圧倒的な首位。なぜこのテントがスペシャリストたちを唸らせたのか、いちキャンパーとして気になるところです。

そこで、この記事では一般人代表として筆者が「タニ オズモ」の凄さ、使いやすさなどを検証していきます。

画像2: 【買わなきゃ損】NEMO「タニ オズモ」を使ってみたら、最優秀ソロテントに輝いた理由が痛いほどわかった【全力レビュー】
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OSMOファブリック
¥70,437
2024-08-23 20:58

タニ オズモを設営してみた

画像1: 筆者撮影

筆者撮影

タニオズモがどんなテントなのか、まずは設営をしてみましょう。

収納ケースと2Lのペットボトルを並べてみました。このサイズ感で必要なものがすべて入っているのは驚きです。

「タニ オズモ」は1P(1人用)、2P(2人用)と2つのサイズ展開があり、今回は1Pを使用しました。

画像2: 筆者撮影

筆者撮影

収納ケースの中身は写真のとおり。

「ポール、ペグ、ガイライン、インナーテント、フライシート」とシンプルな構成ですね。

画像3: 筆者撮影

筆者撮影

まずはインナーテントを広げ、四隅に連結したポールを差し込みます。

その後、ポールにインナーテントのフックをかければ、テントが立ち上がります。

画像4: 筆者撮影

筆者撮影

フライシートを上から被せ、各所にペグダウンを行えば設営完了。

設営手順は一般的な吊り下げ式のテントと同じなので、とても簡単でした。

画像5: 筆者撮影

筆者撮影

ちなみに、タニオズモには専用のフットプリントが別売りで展開されています。

フットプリントがあれば防水性が上がるだけではなく、テントの長もちにも役立つので、合わせて持っておくのがおすすめですよ。

タニ オズモの内部を見てみよう

画像6: 筆者撮影

筆者撮影

設営を終えたところで、次はタニオズモの内部を見てみましょう。

タニオズモがなぜ【キャンプ大賞2024 ソロ・デュオテント オブ・ザ・イヤー】に輝いたのか。きっとヒントがあるはずです。

画像7: 筆者撮影

筆者撮影

室内のフロア面積は2.2㎡。おおよそですが210cm×105cmぐらいでした。

シングルサイズのマットを敷いても、サイドには小物などを置くスペースが十分にあります。

画像8: 筆者撮影

筆者撮影

ポケットは室内に大型のものがひとつ。スマホをいれても収納スペースに余裕がありました。

スマホのほかにヘッドライトや携行食を入れておいてもよさそうです。

画像9: 筆者撮影

筆者撮影

天井にはランタンフックも。筆者的に嬉しかったポイントはランタンフックがボタン式になっていること。

ボタン式だと、ランタンの先にカラビナなどがなくても吊り下げることができるんですよね。

画像10: 筆者撮影

筆者撮影

テント後部にあるベンチレーションは室内から開閉が可能です。

ベンチレーション開閉のために外に出る必要がありません。これ地味に助かるんだよなぁ。

画像11: 筆者撮影

筆者撮影

そして、前室は奥行きが75cmもあります。靴を置いてもまだスペースに余裕があるのはGOOD。

靴だけでなく、テーブルやちょっとした小物も置くことができますね。

画像12: 筆者撮影

筆者撮影

いろいろとタニオズモの内部を見てみましたが、さすがNEMOの製品と言ったところでしょうか。

「派手なギミックは無いけれど、必要なものはすべて高水準で揃っている」という印象を受けました。

ランタンフックの形状やベンチレーションへのアクセスなど、利用者にストレスをかけないような工夫が随所に見られましたね。

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