【キャンプ大賞2024 ソロ・デュオテント オブ・ザ・イヤー】に輝いた「NEMO / タニ オズモ」。アウトドアに精通するスペシャリストたちを唸らせた、このテントの凄さは一体どこにあるのでしょうか。気になった筆者が、使用感などを検証してみました。結論から申し上げると「タニ オズモ」はソロテントの完成系かもしれません...!

【ここが凄い】使えば使うほどに感動する!?タニ オズモの推しポイント

ここまでタニオズモを色々と触ってみましたが、実際に使用してみないとわからないこともあるはず。

そこで、実際に筆者がタニオズモで1日を過ごしてみました。その上でわかった推しポイントをみなさんに共有します。

【推しポイント①】ダブルウォールでありながら最小重量が「1.12kg」

画像: NEMO Equipment 公式サイトより引用 www.iwatani-primus.co.jp

NEMO Equipment 公式サイトより引用

www.iwatani-primus.co.jp

タニオズモ1Pの最小重量は1.12kg。ダブルウォールテントでありながら、この軽さは驚異的の一言に尽きます。

そうなるとこんな疑問が湧いてきました。

「タニオズモならバックパックひとつで快適なキャンプが送れるのでは?」

画像13: 筆者撮影

筆者撮影

ということで、キャンプに必要なギアをバックパックに詰め込み、いざキャンプへ。

食材以外のギアは以下の通りです。

① 【テント】NEMO / タニ オズモ 1P
② 【寝袋】モンベル / バロウパック#3
③ 【マット】KLYMIT / スタティックV
④ 【マット】THERMAREST / Z-SEAT SOL
⑤ 【クッカー】SOTO / サーモスタッククッカーコンボ
⑥ 【バーナー】 SOTO / ウインドマスター

⑦ 【ライト】 GOAL ZERO / ライトハウス マイクロ フラッシュ
⑧ 【ライト】 モンベル / パワーヘッドランプ
⑨ 【テーブル】 エバニュー / Alu Table
⑩ 【ハンガー】 不明
⑪ 【収納袋】 cancan / MULTI MESH COMBINATION CASE series M

画像14: 筆者撮影

筆者撮影

パッキングして驚いたのですが、バックパックのサイドポケットにタニオズモがすっぽりと収まりました。

もちろん、使用するバックパックによりますがこれは助かりますね。

画像15: 筆者撮影

筆者撮影

【今回使用したバックパック】

ブランド : 山と道
名称 : MINI
容量 : 35L

画像: 【推しポイント①】ダブルウォールでありながら最小重量が「1.12kg」

そして実際に設営してみたサイトがこちら。

必要最小限のものしかないですが、快適に過ごすためのギアはひと通り揃っています。

画像16: 筆者撮影

筆者撮影

バックパックを背負っていた時はこんな感じでした。

テント自体が軽いので移動もまったく苦ではありません。このまま飛行機に乗って島キャンプに行きたい気分です。

【推しポイント②】Axial™️コーナーアンカーがとても秀逸

画像17: 筆者撮影

筆者撮影

インナーテントの四隅にはAxial™️コーナーアンカーシステム(以下:アンカーシステム)と呼ばれる、オリジナル規格のポールクリップがあります。

なんの変哲もないパーツかと思いきや、これがとても秀逸なんです。

画像18: 筆者撮影

筆者撮影

タニオズモのポールは先端が球体状になっており、アンカーシステムにカチッとはまります。

一度はめ込めば、力を加えない限り外れることがありません。

この構造のおかげで、設営時にポールが抜けてしまうことがなくスムーズにテントを立ち上げることができます。

画像19: 筆者撮影

筆者撮影

フライシートの先端には鍵状のフックがついており、アンカーシステムに差し込むだけでフライシートを簡単に被せることが可能。

フライシートを被せる際にストレスフリーなのはとても助かりました。

画像: 筆者撮影 フライシート前室部分

筆者撮影
フライシート前室部分

画像: 筆者撮影 フライシート後室部分

筆者撮影
フライシート後室部分

また、タニオズモは前室・後室の形が異なります。そのため、フライシートにも前後がありますが、わかりやすいように色分けがされています。

アンカーシステムは小さなパーツですが、このパーツのおかげでタニオズモの機能性が向上しているのは確実でしょう。

【推しポイント③】インナーテントの下部が2重構造となっている

画像20: 筆者撮影

筆者撮影

タニオズモのインナーテント下部は2重構造となっています。

2重構造部分のジッパーを開けると壁面がメッシュに。これは換気や室内の温度を下げたい時に便利でした。

画像21: 筆者撮影

筆者撮影

メッシュにすると外の様子も室内からよくわかります。

また、インナーテントのドアには風の侵入を防ぐブリーザブルナイロンが採用されているため、寒い日や強風時にも安心です。

ドアの一部だけがメッシュになる。ありそうであまりなかった構造ではないでしょうか。

【推しポイント④】バスタブ部分が高く設計されている

画像22: 筆者撮影

筆者撮影

インナーテントを見てもらうとわかるのですが、開口部の下部から地面までの距離が長めになっています。

つまり、バスタブ部分が高く設計されているとも言えますね。

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筆者撮影

バスタブが高いことで室内に砂などが入りにくくなります。また、雨が降っているときには、地面からの跳ね返りの水が入りにくいなどもメリットも。

山岳シーンを想定して作られたテントだからこそ、こういう細かな箇所まで気を配っているのはさすがですね。

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