【凄さと魅力】プラズマは火を凌駕する?ピボットアークライターの推しポイント
「そもそもプラズマである必要はあるの?」「普通のライターと何が違うの?」
そんな疑問が浮かぶのも無理はありません。筆者もピボットアークライターを手にするまでそう思っていました。
ただ、実際に触ってみないとわからないピボットアークライターの凄さと魅力があるのも事実なのです。
そこでピボットアークライターの「推しポイント」を共有します。
【推しポイント①】耐風性に優れている
着火時の天敵といえば「風」
風が強いと火が流れたり消えたりしてしまい、着火することが難しくなります。現に、扇風機の前では着火ができませんでした。
対して、プラズマは風の影響を受けにくいため、扇風機の前でも着火することができました。
ちょっと見づらいのでズームにしてみましょう。
風に影響されず火がついていることがわかりますね。
火を使えるかどうかはアウトドアの快適さに直結します。ピボットアークライターは過酷なアウトドアシーンでも頼りになりますよ。
【推しポイント②】耐寒性に優れている
着火時のもうひとつの敵といえば「寒さ」
寒い環境で火器を使っていると、火の着きが悪くなるドロップダウン現象がしばしば起こります。
では、ピボットアークライターならどうでしょう。
物は試しということで、保冷剤を入れたクーラーボックスのなかにピポットアークライターをしばらく放置。
キンキンに冷えたピポットアークライターは動作するのでしょうか?
20分放置したあとに取り出しましたが、この環境下でもしっかりと動作していました。
風が強くとも、気温が低くとも役目を果たしてくれるのは助かりますね。
※今回は実験のため寒い環境のもと動作確認行いました。過酷な環境で動作させることは、ギアの性能を低下させてしまう可能性があるためやめておきましょう!
【推しポイント③】安全性に配慮された設計
ピボットアークライターは本体中央にあるボタンを押すことで動作します。
そして安全性にも配慮されており、完全に本体を開き切らないとボタンを押しても動作しません。
万が一、荷物の中で半開きになってしまっても誤着火しないのは安心です。
そもそも、かなりしっかりとした造りなので荷物の中で中途半端に開いてしまうこともないんですけどね。
【推しポイント④】どんなギアとも調和するスタイリッシュな見た目
ギア選びの際にみなさんは何を重視しますか?性能はもちろんですが「見た目」重視の方も多いはず。
ピボットアークライターは見ての通り無骨ながらもスタイリッシュ。筆者はランタン類と一緒に収納していますが、違和感なく収まっています。
目立ちすぎるわけでもなく、控えめすぎるということもない。このバランス感覚の優れたデザインがとても気に入っています。
【あえて言うなら】ピボットアークライターの気になること
一般的なライターにはない特性を備えたピボットアークライター。
「プラズマで着火する」という男の子のロマンを具現化したようなギアですが、完全無欠というわけではありません。
野暮かもしれませんが、あえて気になること言わせていただきます...。
【気になること①】お値段が7,480円と強気設定
男心をくすぐるピボットアークライターですが、気になるのはやはりお値段ですよね。
お値段は税込7,480円となっており、着火用のライターとしては強気な値段設定でしょう。
ですが「繰り返し長く使える」「唯一無二のデザイン」「着火で周りに差をつけられる」など、ピボットアークライターだからこその強みがあるのも事実です。
お金とロマン。このふたつを天秤にかけたときロマン側に少しでも傾くなら、全然アリなお買い物だと筆者は思いますよ。
【気になること②】着火しづらいものがあるのは否めない
ピボットアークライターは先端の約4mmの空間にプラズマを発生させています。
一般的なライターと異なり、火が上にあがらないため安全ですが、物によっては着火しづらいものがあるのも事実です。
例えば、ガソリンランタンのマントルの空焼きは難しいでしょう。着火したい物に応じて使い分けることがポイントですね。
ピボットアークライターはロマン派のキャンパーにおすすめ!
さて、ここまでピボットアークライターの魅力などを書き連ねてきましたが、読んでみていかがでしたか?
「自分は普通のライターでいいかな」と思った方はそれでいいと思います。
しかし「このライター、なんだかワクワクするかも」そう思った方はぜひ一度手にとってみてください。
ピボットアークライターはロマン追求型のキャンプギア。もちろん、使い勝手もGoodですが、触った時のワクワク感たるやなかなか味わえる物ではありません。
端的にいえば「男心にブッ刺さる」これに尽きます。
着火方法で周りのキャンパーに差をつけたい方は、ピボットアークライターを仲間に加えてみてはどうでしょう?
最後まで記事をご覧いただきありがとうございました!