"火を知ることは自分たちの生活を知ること"火の面白さ、難しさを知った2日間
3月16日、17日と2日間開催された「ハピキャン de 火育」
1日6組限定という小規模なイベントでありながらも、とても充実したイベントでした。
アンケートでは参加者全員の満足度が10点満点中の「10点」。満足度もこの上なく高かったことが伺えます。
「大きな災害が起きたとき、行政のサポートが行き届かないことも想定されます。だからこそ、今日学んだことを減災にも活かしてほしいです」
こう語るのはいなべ市役所の佐藤祐孝さん。自然災害はいつ自分の身に降りかかるかわかりません。
火を正しく扱えるだけでも、災害時には大きなアドバンテージとなります。「楽しく学ぶこと」の根底には「自分のことは自分で出来るようになる」という目的もありました。
「火を知ることは自分たちの生活を知ることだったんだ」
いつか子どもたちがこう思ってくれたら「ハピキャン de 火育」を開催した意義があったというもの。
ですが、そのためには大人たちも一緒に学び続けることが大切です。これからもそんな機会を創出したいとハピキャンは考えています。
ハピキャンが新しい試みに挑戦したときには、みなさん遊びにきてくださいね!
いなべ市ってどんなところ?実はメ〜テレと深い関係があります
「ハピキャン de 火育」の舞台となった三重県いなべ市。
いなべ市は三重県の最北端にあり人口は約4万5000人、面積の58%が山林という自然豊かな街です。
そして、ご存知ない方もいるかもしれませんが、実はアウトドアシティとして有名なエリア。
今回の開催地となった「青川峡キャンピングパーク」や
ペットと一緒にキャンプを満喫できる「やまてらす」
ノルディスクといなべ市が一緒に作り上げたキャンプ場「Nordisk Hygge Circles UGAKEI」とコンセプトの異なる3つのキャンプ場があります。
ひとつの市町村に3つのキャンプ場。ここまでアウトドアが盛んなエリアはなかなかありません。
アウトドアシティであるいなべ市ですが、令和2年7月にはSDGs未来都市に選定されました。
それだけでなく、SDGs未来都市のなかでも先導的取組を行う都市として「自治体SDGsモデル事業」にも認定されているんです。
☝️SDGs未来都市とは☝️
SDGs(Sustainable Development Goals「持続可能な開発目標」)達成に向けた優れた取組を提案した都市が選定されます。
また、いなべ市ではSDGsの活動に取り組んでいる企業や団体を「いなべ市SDGs推進パートナー」として認定し、市と連携してSDGsに取り組める制度を行っています。
その「いなべ市SDGs推進パートナー」にメ〜テレも認定されており、いなべ市とメ〜テレの関係性は深いものとなっています。
アウトドアからSDGsに渡るまで、攻めの姿勢を忘れない「いなべ市」。これからもどんどん面白くなって行くでしょう。
読者の皆さんも一度遊びに行ってみてくださいね。