マルチグリドルは蓋があると調理の幅が広がる!なのに専用品の購入を躊躇してしまう3つの理由
マルチグリドルは、焦げ付きづらくて調理や後片付けがラクちん。さらに見栄えも良く、そのまま食卓に並べることもできるので、最近購入したキャンプギアの中ではかなりお気に入りのアイテムです。
筆者は自宅でもフライパン代わりにマルチグリドルを愛用しているのですが、餃子・お好み焼き・目玉焼き・あさりの酒蒸し・鶏の蒸し焼きなどの家庭料理を作る際に「蓋が欲しい」と感じることがあります。
マルチグリドルには専用の蓋が存在するものの、筆者は以下の3つの理由から購入を躊躇してしまっていました。
▼マルチグリドルについて詳しく知りたい方はこちらの記事をチェック!▼
理由その1:サイズが大きいのでかさばる
マルチグリドル本体はフライパンと比べて深さがありません。そのため、蓋のほうに高さが必要となり、マルチグリドル専用の蓋はドーム型のものが多いようです。
しかし、大きなドーム型の蓋は大きくて場所を取るので、自宅での収納場所に困ります。キャンプに持ち出す際にもかさばってしまいそうで、ちょっと難ありだと感じました。
理由その2:軽量・コンパクトな専用蓋は入手が困難
軽量でコンパクトな蓋はないかとさらに探してみたところ、ハピキャンでもお馴染みのキャンプ系YouTuber FUKUさんがプロデュースした『グリドルのフタ』を発見!
▼FUKUさんプロデュースの『グリドルのフタ』の詳細はこちらの記事をチェック!▼
『グリドルのフタ』は、薄いステンレス製で軽量な上に、組み立てて使うのでコンパクトに持ち運べるという素晴らしい商品です。
市販のドーム型の蓋は2,000円前後のものが多いのですが、『グリドルのフタ』は2,700円(厚さ0.1mm)~2,900円(厚さ0.15mm)。お値段もそこまで変わらないので、もし購入するとしたら断然『グリドルのフタ』に惹かれます!
しかし、『グリドルのフタ』は2023年6月に限定販売された後、再販はされていない様子。Amazonを覗いても品切れのままで入手が困難なのです...(泣)
理由その3:蓋にしか使えないのが不満
マルチグリドル本体は調理器具としてはもちろん、お皿代わりにも使えて、活用のシーンが幅広いアイテムです。キャンプに持っていく際にも「今回はどうやってマルチグリドルを使おうかな」と考えるとワクワクします。
しかし、「マルチグリドルの蓋は、蓋にしか使えない」という点で、どうにもテンションが上がらず、なかなか購買意欲がわかなかった…というのも、購入をためらってしまった理由の1つです。
キャンプでは持っていける荷物が限られる中、わざわざ持っていくのですから、「マルチグリドルの蓋」だけでなく、ほかの用途にも使えるものを蓋として運用したい気持ちがありました。
「2WAYで使えるものなら、テンションも購買意欲も上がるのではないか?!」と考えていたところ、買って以来一度も使っていなかったギアが、マルチグリドルの蓋にピッタリだと発見!!!
まさかのギアが代用品に!マルチグリドルの蓋にはマルカの『らくらくピザ焼き』がピッタリだった
自分が持っているキャンプギアを改めて見直したところ、以前購入したマルカのレジャーパン『らくらくピザ焼き』という製品が、マルチグリドルの蓋にピッタリなサイズであると気付きました!!!
マルカ『らくらくピザ焼き』のスペック
- 本体サイズ : 直径30cm × 高さ5.5cm
- 収納サイズ : 直径40cm × 高さ5.5cm
- 材質 : スチール
- 耐熱温度 : 1,500℃
- 重量 : 450g
マルカの『らくらくピザ焼き』は450gと軽量で持ち運びやすく、1,000円前後で購入できる手ごろなお値段も魅力のレジャーパンです。
本体サイズは直径30cm × 高さ5.5cm。商品名の通り、ピザ焼きや、厚みのある食材のグリル、あさりの酒蒸しなどの蒸し調理に対応可能な商品です。
基本的にはBBQ網の上に置いて調理するアイテムなのですが、蓋の上に炭を置けば上からも火力を加えることが可能。
残念ながらバーナーやカセットコンロ等での調理は不可ですが、炭をよく使用するキャンパーにとっては単体でも便利に使える商品ではないかと思います!
「キャンプでピザを焼いて食べたい!」と勢いで購入した本品。ただ、よくよく考えたら、えいみー家はキャンプで炭を滅多に使用しないから、これまで『らくらくピザ焼き』を使う機会が一度もなかった...(泣)
マルカ『らくらくピザ焼き』+100均グッズで作るマルチグリドルの代用蓋
マルカの『らくらくピザ焼き』はマルチグリドルの蓋にピッタリなサイズですが、より使いやすくするために、筆者は100均グッズを組み合わせてみました!
どんな100均グッズを組み合わせて、どのように使いやすくなったのか、写真で詳しくご紹介していきます。
▼本記事内で使用している筆者所持のGRANDOORのマルチグリドル(33センチ)はこちら▼
マルカの『らくらくピザ焼き』は、ピザを入れる深さのあるプレート本体と、深さがほとんどない蓋部分に分かれています。マルチグリドルの蓋として代用するのは、深さのあるプレート本体のほうです。
プレート本体は直径30cm×高さ5.5cmなので、直径33cmのマルチグリドルに逆さにして載せれば、淵より一回り小さいけれど、小さすぎずとても扱いやすい蓋になります。
ただ、取っ手がないため、筆者は100均ダイソーで購入した『ネオジム磁石フックL』を取り外し可能な鍋つまみとして付けました。
この磁石フックは、下向きへは耐荷重2kgと非常に強力。しかし、横向きの耐荷重は0.75kgとさほど強くないので、横に向かって倒してしまえば簡単に取り外せます。
火力を加えると、取っ手部分も熱くなるので素手では持てません。そのため、筆者は100均ダイソーで購入した『シリコーン鍋つかみ』を使用しています。
余談ですが、筆者が使っているGRANDOOR製に限らず、マルチグリドルにはおしゃれなウッドハンドルが付属されていることが多いと思います。
ただ、調理中にウッドハンドルが油や調味料などで汚れるとテンションが下がりますよね...。筆者はそれが嫌なので、調理中は汚れても洗えるダイソーのシリコーン鍋つかみを使用して、料理が完成した段階で、おしゃれなウッドハンドルにつけかえています(笑)
この鍋つかみは、指3本で物をつまめるため、力が入りやすくて使いやすいです。ケトルの取っ手を持つときなどにも役立ちますし、何より軽くて小さいので、筆者は2個購入していつもギアバッグに忍ばせています。
磁石フックをサイド部分につけかえれば、ハンギングラックに吊るすこともできます。使わない時の置き場所に困ることもなく、超絶便利です!
まるでマルチグリドルのために作られた蓋であるかのように、違和感なく馴染んでいて、筆者的には『らくらくピザ焼き』をマルチグリドルの専用蓋として認定したいと思っています(笑)
マルチグリドルの蓋としてサイズもピッタリだし、100均の磁石フックがとにかく便利すぎるし、我ながらナイスアイディア!(笑)
▼『らくらくピザ焼き』と一緒に使うと便利な100均アイテムはこちら▼
▼ダイソーのシリコントングはマルチグリドルを傷つけない&長さがあって便利!▼