【もしもの学校】NEW!家族で学べる「防災・減災」の知識
つづいて、アウトドアエリア以外にもたくさんのユニークなブースがありましたので一部ご紹介していきます!
"NOSHINKU" Imported by Knot Global:天然成分配合のハンドクレンザー販売
「NOSHINKU」のブースでは、天然成分が配合されたカラフルなハンドミストが販売されていました。
中に洗浄料が入っていて、シュッと手指にスプレーすればお肌を清潔にリフレッシュできるミストなんです。
カラーごとに香りも異なり、レモン・ラベンダー・ユーカリなど、自然由来の優しい香りに癒されました♪
ポケットサイズでとっても薄くてコンパクト&カラフルな見た目がおしゃれで、災害時に限らず普段から手を清潔に保つアイテムとして常備したくなります。
こくみん共済 coop <全労済>:防災クイズや防災リーダー診断
こくみん共済ブースでは、災害時に役立つ知識をクイズ形式で出題。
例えば「簡易トイレは大人1人につき1日何枚必要?」「答え:4〜8枚」など、覚えておきたい情報が分かりやすく展示されていました。
江崎グリコ株式会社:液体ミルクの体験会など
2019年に日本で初めて「液体ミルク」の販売を開始した江崎グリコのブースでは、液体ミルクの使用体験を実施。
日本ではまだ利用が少ない液体ミルクですが、フィンランドやスウェーデンなどでは粉ミルクよりも使用割合が高いほどポピュラーな存在なのだそうです。
お湯や水に溶かす必要がなく常温保存が可能なため、災害時にもとても便利ですね。
陸上自衛隊:自衛隊車両の展示、自衛隊カレーの炊き出しなど
陸上自衛隊ブースでは、子どもたちが大きな自衛隊車両に興味津々でした!
去年も大人気だった「自衛隊カレー」の炊き出しも、限定600食が無料で提供されていました。
一度は食べてみたいですね!
株式会社UACJ:アルミニウムの防災用品を体験
日本のアルミニウムメーカー「UACJ」では、アルミホイルで作った様々な形のフィギュアが展示されていました。
なかには、メ〜テレのマスコットキャラクター「ウルフィ」も!
アルミホイルで作ったとは思えない完成度の高い「ウルフィ」に、ハピキャンメンバーも大喜びでした!
【エネルギーエリア】NEW!トヨタの給電車で“新しい避難生活”を体験
今回初となる「エネルギーエリア」では、トヨタ自動車株式会社による給電車を活用した“これからの避難生活”を体験。
“「クルマで給電」で備えるこれからの避難生活”をテーマに、酷暑に対応できる「冷風テント」「冷蔵庫テント」や、避難生活のQOLを維持するための「つながるテント」「在宅避難エリア」など、4つのテーマにちなんだテントが展示されていました。
「冷風テント」では、扇風機やハンディファン、スポットクーラーなどの電気が給電車1台でまかなわれていました。
外は35℃を超える猛暑日だったにも関わらず、テント内はひんやりと涼しい風が吹いていて、夏の災害時にこうした避難場所があると本当に助かるなと感じました。
「冷蔵庫テント」では、2台の冷蔵庫を使って電気がある場合とない場合で庫内の温度がどのように変わるかを体感することができました。
給電車から電気を供給している方の冷蔵庫では、庫内の食品や飲み物がしっかり冷やされていましたが、電気が通っていない冷蔵庫の方は飲み物もぬるくなってしまっていました。
避難生活中に困ることの一つが食品などの冷蔵保存ができないことが挙げられますが、トヨタの給電車を使えば、なんと冷蔵庫も約7日間連続で稼働させることができるそうです!
いざという時に、車内のコンセントから直接給電できるのはかなり心強いですね。
「つながるテント」では、PCやスマートフォン、ダブレットなどの電子機器類を給電車で稼働させていました。
現代においては災害時の情報収集アイテムとしてPCやスマートフォンは欠かせないもの。
非難生活ではもちろん、普段のキャンプ時にも映画を観たりスマホの充電、ちょっとしたお仕事にも使えてかなり役立ちそうですね!
「在宅避難エリア」では、災害時に在宅避難をした場合を想定し、冷蔵庫や洗濯機、テレビや空気清浄機など、自宅の中での使用頻度が高い電気製品を給電車からの電気で稼働させていました。
なんと、給電車1台で一般家庭で使用する約5日分の電力を供給できるそうです。
自宅が無事だった場合、在宅避難が可能になれば避難が難しい高齢者の方や乳幼児、ペットとも一緒に非難生活を送ることができ、とても安心だなと感じました。
その他にも、給電車1台でどれだけの電気製品を動かすことができるか、を予想する「電力ぴったりチャレンジワークショップ」という体験も。
電気の使用量が1500Wぴったりになるように電気製品を選んでみますが、意外とみなさん1500W以下になってしまっていた様子。
1500Wの電力で使える電気製品は意外と多い、ということを体感できる面白いワークショップでした。
災害時に車から電気を供給できるという選択肢を持っておくことで、より避難生活が快適になったり、身近な人を助けてあげられることも。ぜひ新しい避難生活の一つの形として、覚えておきたいですね。