小学生の子どもを持つお父さん・お母さん、自由研究のテーマ選びに悩んでいませんか?ハピキャンでは前回の【アウトドア編】に続き、【番外編】としてDIY関連のテーマを過去記事の中からピックアップ。「きっかけ」から「わかったこと」まで例を出しながら解説しているので、自由研究の参考にしてみてくださいね!
【本記事の使い方】「きっかけ」から「わかったこと」まで徹底ガイド!
本記事では、自由研究の「きっかけ」「予想」「実験のやり方」「わかったこと」を順番に解説しています。
- 自由研究のテーマが決まらない!
- 自由研究のきっかけって何?
- どう展開していけばいいの?
などのお悩みを想定して、以下のように例をご用意しました。
例えば、テーマ「カブトムシの生活を観察する」のきっかけの場合……
例1 | カブトムシは夜行性らしいけど、日中はずっと寝ているのだろうか? 飼育して生活をのぞいてみたいと思った。 |
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例2 | ぼくはカブトムシが大好きなので、カブトムシを捕まえて飼ってみたい。 何時に寝て、何時に起きるのか気になった。 |
上記のように例を2つあげています。
例は困ったときのヒントにしていただき、お子さんの意見を引き出しながら進めてみてくださいね!
▼「アウトドア編」も合わせてチェック♪
テーマ① ダンボール×スマホでプロジェクターを作ろう
まずは、自宅やアウトドアで活躍するプロジェクターのDIYです。
きっかけ
はじめにダンボールとスマホでプロジェクターが作れることを教えてあげて、子どもの反応を見てみましょう!(解説後のリンクを参考にしてください)
例1 | ダンボールを使ってプロジェクターを作れると知った。 YouTubeの動画を映してみたいと思った。 |
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例2 | テントにプロジェクターの映像を映すのがカッコいいと思った。 ダンボールでプロジェクターを作って、キャンプで使ってみたいと思った。 |
予想
映像の大きさや美しさはどうなるでしょう?想像してみます。
例1 | 作り方を調べてみたら簡単そうなので成功できると思う。 キャンプで使って、みんなで映画を見てみたい。 |
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例2 | テレビよりも大きな画面で映せると思う。 でも、キレイに映し出せるか心配だ。 |
実験のやり方
それでは、実際に作ってみましょう!
準備するもの
- ダンボール(大きすぎないもの。靴箱くらいのサイズが◎)
- スマートフォン
- 虫眼鏡(100円均で購入できます)
- 鉛筆
- ガムテープ
- マスキングテープやビニールテープ
- カッター
- 針金
- ペンチ
実験の方法
虫眼鏡のレンズのサイズにダンボールをくり抜き、虫眼鏡を固定します。
スマホスタンド(針金やダンボールで手作りできます)にスマホをセット。部屋を暗くして、画面をレンズに向けます。
スクリーンや壁に投影されました。
……が、映像が反転しています。
スマホ画面にロックをかけて固定したり、反転アプリを利用するなどして、映像を反転させてみましょう。
無事、正しい向きで投影できました!
わかったこと
映像の反転や、映像の大きさ・美しさなど、気付いたポイントをまとめましょう。
例1 | スマホをそのまま置くだけだと、映像が反転してしまった。 お父さんと調べたら、光の屈折が原因だと分かった。 スマホの画面の向きを変えて解決した。 |
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例2 | スマホの位置を離すと映像が大きくなった。 でも大きくするとぼやけてしまうので、丁度いい位置を探ってピントの合う場所を見つけた。 ハッキリ映すには角度や距離を合わせるのがポイントだった。 |
もっと発展させてみたいときは?
- 映像を反転させるときに、一眼レフの仕組みのようにプロジェクター内に鏡を設置して映してみよう
- 映像を映す場所の材質によって映り方が変わるか調べてみよう
- ダンボールや虫メガネのサイズが変えて、映り方の違いを比較しよう
▼「ダンボールとスマホで作るプロジェクター」の作り方を知りたい人は過去記事をチェック!