キャンプの主な宿泊スタイル3つ
まずは、テント泊・グランピング・コテージ泊それぞれのスタイルについてご紹介していきます。
違いを知った上で自分に合ったスタイルを検討してみましょう。
テント泊とは?
テント泊とは、キャンプ場などでテントを張って宿泊するスタイル。
自然をすぐそばに感じられるので、非日常を直に味わいたい方におすすめの宿泊スタイルです。
宿泊するためのテントや寝袋等を準備する必要があります。
様々なギアが販売されているので、何から揃えていいか迷ってしまうかと思います。
最初から無理に揃えず、まずは最低限必要なものを揃え、それから買い足していけばいいでしょう。
初心者の方は、レンタル品を取り揃えたキャンプ場もあるので、そちらを利用する事をおすすめします。
▼初心者の方はまずこちらの記事を参考にどうぞ!
グランピングとは?
ここ最近、ホテル並みの快適さを兼ね備え、オシャレな内装で雑誌やテレビでお馴染みになったのがグランピングです。
グランピングとは、“グラマラス(魅力的な)”と“キャンピング”を掛け合わせた造語。
グランピング施設内にある巨大ドームテントや、ベル型テント等に宿泊するスタイルです。
グランピングの特徴は、ベッドや家具・アメニティグッズなど充実した内装。
ラグジュアリーなプライベート空間は、インスタ映えもばっちり。
豪華なBBQ食材の提供もグランピングの楽しみ。
手ぶらで快適にキャンプを楽しみたい方、豪華なキャンプをしたい方におすすめの宿泊スタイルです。
コテージ泊とは?
そもそもコテージとは「山小屋」又は「山小屋のような建物」のことです。
キャンプでのコテージ泊は、山小屋の中に、家具・家電・トイレ等の装備が整い、調理道具も一通り揃っているので、食材などを持参すれば気軽に楽しめる宿泊スタイルです。
いきなりのテント泊はハードルが高いけど、外でのキャンプ飯や焚き火は楽しみたい!という方におすすめです。
コテージ泊は、テント泊とグランピングの中間的な立ち位置になります。
「外で過ごす」ことを思いっきり楽しむために、少しでも時間ロスを少なくしたり、小さなお子様がいるご家庭など安心してキャンプを楽しみたい方、テントの設営や撤収に不安がある方におすすめです。
実際に体験してみて感じた「コテージ泊」「グランピング」のメリット・デメリット
いずれのキャンプスタイルも、周辺は自然に囲まれています。特にコテージ泊とグランピングは、周辺が森林で囲まれプライベート空間を充実させている施設も数多くあります。
グランピングとコテージ泊で共通しているのが、快適さと清潔さです。
いずれも自然を感じることはできますが、グランピングは「大自然の中にあるホテル」、コテージは「大自然の中にある一軒家」がしっくりくるのではないでしょうか。
コテージ泊の体験談〜メリット・デメリット
コテージはちょっとした別荘を借りるイメージ。まるで我が家にいるような感覚になれるのがコテージ泊です。メリットとデメリットをみてみましょう。
【メリット】
- テントの設営・撤収がないのでゆっくり時間を過ごせる
- 天候に左右されずに快適に過ごせる
- 事前の準備や荷物も少なくて済む
- プライベートな空間で人目を気にせず自然を満喫できる
- 自宅さながらの居住空間で過ごしつつ、1歩外に出れば自然と触れ合える
【デメリット】
- コテージがある場所は限られているため、選択肢がキャンプ泊より限られる
- 山奥や近隣に駅がない場所にあることも多く、車での移動が多くなってしまう
- 回数が増えれば、コスパ的にも高くついてしまう。
私たち夫婦も実際にコテージ泊をした時に、なんだかもっと外で楽しみたいなと感じました。
せっかくアウトドアに来てるのですが、家があるとどうしても焚き火以外の時間はほぼ家の中で過ごしてしまい、後から考えるともったいなかったなと感じました。
グランピングの体験談〜メリット・デメリット
グランピングの特徴は、圧倒的な豪華さ!
そんな華やかなグランピングのメリットとデメリットをみてみましょう。
基本的なメリットはコテージ泊と同じです。
【メリット】
- 手ぶらでキャンプが楽しめる
- コテージよりも更に快適で贅沢な空間に泊まれる
【デメリット】
- 宿泊料はホテル並み又はそれ以上の高価格になる
- 施設によってはホテルに泊まるのとほとんど変わらないような感覚になることも(人によってはメリットと感じるポイントでもあります)
私たち夫婦がグランピングをしたときはまずその快適さに驚きました。
なんでも用意されており、快適な空間におしゃれな雰囲気。
ただ、これもアウトドアという分類とは違い、高級ホテルに泊まっているような楽しさです。
金額もそこそこするので、わたしたちの目的である「自然を感じる」や「ゆったり過ごす」とは違ったかな?と感じました。
TVや家電が付いていたりと何一つ不自由がなく、普段の生活と限りなく近い形で過ごす、ということが私たちにはデメリットに感じられたのです。